今年のプロ野球は、新たな展開が始まり、静かな話題となっています。

いま流行りの人工知能「AIキャッチャー」が登場し導入されました。プロ野球以外のゲームでは、人間に勝っているAIです。

 

プロ野球ではチームによる対戦で、多数の様々な個性ある人間が参加します。こんなプロ野球に、AIキャッチャーは対応し勝てるのでしょうか。

始まったばかりのAIキャッチャーを調べてみました。

 

AIキャッチャーとは?

引用:https://www.bbc.com/japanese/49231068

「AIキャッチャー」」とは、相手に点を取られないよう最適な配球を計算する人工知能のことです。

AIキャッチャーは、注目の対決や得点が入りそうな場面になると、テレビ画面に現れて、計算された結果を1球ごとに表示します。

 

テレビの視聴者は、実際にバッテリーが投げた球とAIキャッチャーの計算が合っているのか、また、その配球に打者はどう反応するのか、結果はどうでなるのかを即座に知ることになります。

野球をよく知っている人にとっては、自分なりの予測もできますし、今までと違った面白さが増えるかもしれません。

 

プロ野球は、駆け引きや複雑な状況、情報が絡み合うゲームなので、人工知能のデータも莫大なものとなります。また計算も難しくなります。

こんなAIキャッチャーは、どこで開発されたのでしょうか。

AIキャッチャーを開発した会社データスタジアム

AIキャッチャーを開発したのは、スポーツ関連のコンテンツビジネスを展開するデータスタジアム株式会社です。

打者に打たれない球種とコースを算出するために、過去16年間で集めた約400万の投球データを使いAIが予測を計算します。

 

そして、投手が失点をしないための最適なコースと球種を提示します。

AIキャッチャーは、日本テレビの野球放送で提供され、3月15日の巨人・楽天戦からスタートしました。

人工知能の実戦結果と評価は!

人工知能AIキャッチャーの実戦は、6月20日の巨人・阪神戦です。6回ウラで巨人の攻撃、カウントは1ボール1ストライク、打者岡本和真に対する阪神のピッチャーは岩貞祐太です。

テレビの画面左下には、AIキャッチヤーの表示が出ています。

 

3球目

  • AIキャッチヤーは、低めのカットボールを表示します。
  • 解説者の江川卓は、インコースのストレートのボールにすると言います。
    「さっきインコースを打たれているので、ちょっと遠くを見せたい」からです。
  • バッテリーは、江川の解説の通りの球を選択します。
  • 岡本はボールを見送りました。

 

4球目

  • 次は、AIキャッチヤー:アウトコースのチェンジアップを表示。
  • バッテーリーも同じ投球内容です。
  • 岡本は、ついて行ってフライにしました。

 

5球目

  • AIキャッチヤー:インコースのストレートとします。
  • 江川は、自分なら外に投げると判断します。
    理由は、先ほどうまく打たれて上げられているので、ここでホームランを打たれたらゲームが危なくなるからと、解説しました。
  • バッテリーは、低めのストレートを投げます。
  • 岡本は見逃しの三振となりました。

 

AIキャッチヤーの対戦結果

  • 3球のうち1球のみ投手と合致
  • 結果は、フライ

 

江川は、「これは、AIキャッチヤーに勝ったということですか。」と、嬉しそうに言いました。

AIキャッチャー江川卓の評価とは!

解説者の江川卓は、次のようにAIキャッチャーを評価しました。

 

データだけでなく、試合の流れや雰囲気を加味している。ピッチャー心理も大きいですね。
ピッチャーは、インコースを打たれているという心理もあるし、AIにも入っているんでしょうけど、AIが正しいとか我々がいいとかではなくて、いろいろ考えていくことが面白いと思いますね。

と、江川は、AIキャッチヤーの対戦を締めくりました。

AIキャッチャーの野球はまだ未知数

始まったばかりのAIキャッチャーの評価は、疑問の結果が多く、まだ未知数の段階です。。

 

  • 投手が得意でない球種を指示する
  • 満塁の場面で、ど真ん中のストレートを要求する
  • 投手が困惑するようなサインを連続して指示する
  • キャッチャーの指示するサインとあまり一致しなかった

 

ネット上でも、AIキャッチャーってなに、いらない、などの声もあります。

しかし、江川卓が評価したように、視聴者としては、テレビでプロ野球を観戦する楽しみ方の要素増えたかもしれません。

データの蓄積や時間とともに精度が上がり、人間が勝てなくなる時代が来るかもしれません。

 

AIキャッチャーまとめ

AIキャッチャーが、今シーズンからプロ野球に導入され、日テレのプロ野球放送に登場しました。

一見すると、野村克也さんが発案した、ピッチャーの球種やコー数を9分割したストライクゾーンで解説する「野村スコープ」にも似ています。

この「野村スコープ」も当初は批判もありました。しかし現在では、本場の米大リーグでも使われています。

 

AIキャッチャーは、投手が投球する前に球種やコースを提案するものですから、格段の難しさがあります。

投手やバッターのコンディション、気象状況、グランドの状態、ゲームの進み方、野手の配置、などなど変数は限りなく考えられます。

多くの変数要因を考えると、AIキャッチャーがどこまで通用するのか分かりません。

 

しかし、見方を変えれば、こんな配球もあるのか、実際はどう展開するのか、など新たな楽しみ方の発見もあるかもしれません。

さらに、バッテリーに伝達する手段はどうするのか、などを加味すると、これからの発展の余地は無数にある感じられます。

「ピッチャー交代、AIキャッチャー、背番号ai」と、場内放送される日が待ち遠しいです。

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