ボタニストのアイエヌイーやカジュアルゲームの東京通信が上場!がっちりマンデー!!

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ボタニストのアイエヌイーやカジュアルゲームの東京通信は、コロナ不況の2020年に、上場したことが、がっちりマンデー!!で放送されました。

 

こんな時期だけど、上場した企業の驚きの情報が分かります。

アイエヌイーはボタニストで上場する

引用元:https://www.tbs.co.jp/gacchiri/

株式会社I-ne(アイエヌイー)は、2007年大西洋平社長が、24歳の時に、大阪で創業しました。

 

そして、2020年9月、東証マザーズに上場しています。

 

アイエヌイーは、総販売数が1億個、いま売れに売れている商品を販売する会社です。

 

主な商品は、シャンプーのBOTANISI(ボタニスト)、ヘアアイロンなど、美容関連のものをいろいろ作っています。

 

年間売り上げは、今期の予定で、231億円となっています。

 

特に売れているヒット商品が、主力ブランドの、ボタニストシリーズです。ヘアケアのシャンプーとトリートメントが、一番売れ筋のラインアップです。

 

1本1,400円する高めの商品ですが、2015年の発売以来大ヒット中です。総販売個数で、1億個を超えています。

 

緑の看護師と言われる、「白樺樹液」配合のサロン級シャンプーで、髪の毛に潤いを与え艶が出るということで大人気となっています。

 

シャンプー売り上げランキング

  1. パンテーン エクストラダメージヶアシャンプー
  2. ラックス スーパーリッチシャインタメージリペア
  3. ボタニスト ボタニカルシャンブースムース
  4. ボタニスト ポタニカルシヤンブーモイスト
  5. メリット シャンプー
  6. ボタニスト ポタニカルダメージケアシヤンブー
  7. ディアボーテ オイルインシヤンプーリッチ&リペ
  8. メリット リンスのいらないシャンプー
  9. キュレjレ シャンプー
  10. コラージュフルフルネクスト シャンプーうるおいなめらか

 

ボタニストは、シャンプー売り上げベスト10に、3商品が入っています。

アイエヌイー、ヒット商品のヒミツとは

アイエヌイーは、なぜ、ヒット商品を次々と作れるのでしょうか。その秘密が明かされました。

 

アイデアの出し方に、アイエイイー独特のノウハウがありました。

 

  1. 社員全員が、月に1度この世になかった、面白いアイデアを出す
  2. トレンドハンターというチームが、商品開発をする

アイエヌイーは「キヨコ」がトレンド解析をする

トレンドハンターに「キヨコ」がいて、アイエイイーのノウハウが詰まっていて、商品開発に欠かせません。

 

「キヨコ」は、AIシステムです。スキンケアとヘアケアに特化して、世界中のSNSでつぶやかれているトレンドを収集し分析します。

 

全世界2000万以上のメディアとSNSから、美容に関するキーワードを集計し分析し、今後トレンドとなる要素を予測します。

 

ワードが使われている量と黎明→出現→成長→成熟→下降→衰退のフェーズで、キーワードの旬を見極めます。

例えば、ドロアスは、「泥」という単語が、「成長」を超え「成熟」フェーズに入ったが、「下降」フェーズに落ちないため、飽きられないはずだと予測され、商品開発されました。

 

2020年3月発売の泥の美容成分を使用したシャンプー「ドロアス」は、売り上げが350万本を超えるヒット商品になっています。

アイエヌイーはトレンドハンターが小ネタを探す

トレンドハンターの重要な仕事は、AIキヨコに引っかからない、トレンドの小ネタを探すことです。

 

最近探したキーワードが、サイコダーマトロジー、精神皮膚科学です。メンタルの状態が、どう肌に影響していくのかを、医学的なアプローチで解明します。

 

アイエヌイーの儲かり戦略は、最新のトレンドやニーズを捉え、どこよりも早く良い形で商品化することが、勝利の方程式です。

 

この結果、コロナ禍の2020年でも、上場を果たすことができました。

東京通信はカジュアルゲームで上場する

株式会社東京通信は、2015年に創業し、2020年12月、東証マザーズに上場しました。

 

社員50名で、年間売り上げは24億円です。

 

東京通信は、スマホ向けゲームアプリの開発・配信をしています。ただし、他のゲーム会社と圧倒的に違うのは、作品の数です。

 

現在、3500本以上のタイトルをリリースしています。

 

大手メーカーが、年間15作品に対して、東京通信は、年間850作品をリリースしています。

 

東京通信の作品は、簡単なアクションゲームや簡単な謎解きゲームです。なかには、ダウンロード数600万以上の大ヒットゲーム「ナゾトキの時間」があります。

東京通信の独特なゲームの作り方

東京通信のゲームの作り方は、基本的に2~3人で、企画からリリースまでを行います。

 

しかも、数日で1本リリースするので、コストは20万円くらいです。

 

1チームは、プロヂューサー、エンジニア、デザイナーの構成だと、3日で1本のペースでリリースします。

 

カジュアルゲームは、ダウンロードもプレイも無料で、広告収入によって収益を上げています。広告収入は、だいたい1回1円ほどです。

 

1円の広告収入でも、1本で月50万~200万円になります。開発費が20万円なのでr、十分儲かっています。

東京通信のカジュアルゲームの開発方法

東京通信のカジュアルゲームの開発方法は、非常にユニークです。

 

例えば、「3分間ミステリー」です。

 

ステージセレクト画面から、1つ選んでゲームをスタートします。

 

問題が出題された後、絵の中に答えが隠されていますので、画面をタップして回答します。

 

正解画面と同時に広告が出現します。

 

最後に開設画面が出てきて、ゲームクリアで、次のゲームに行くか決めます。

 

3分間ミステリー

ステージセレクト

ゲームプレイ画面

正解画面&広告

正解画面の解説

 

デザインとしては、5画面を用意するだけなので、スピード開発が可能になります。

 

収入のポイントは、解説の前に、広告を置くことです。すぐにクリアできるが、正解の理由が知りたくなります。

 

なので、広告を見てから、最終画面に「行くように設計されています。

 

スマホでサクサク遊べるシンプルなゲーム、カジュアルゲームは、世界中で急成長している儲かるジャンルです。

 

東京通信は、カジュアルゲームを早く大量にリリースすることで、コロナ不況下でも上場できました。

アイエヌイーや東京通信が上場のまとめ

アイエヌイーや東京通信は、コロナ禍の不況にもかかわらず、2020年に上場しました。

 

2020年に上場した企業が、平年より多いワケは、新型コロナの影響をあまり受けてない企業が意外と多かったこと。

 

2022年、東京株式取引所が4市場から3市場に再編されるため、再編前に上場しておきたい企業の駆け込み上場が増えたことが理由です。

 

現在の一部、二部、マザーズ、ジャスダックが、プライム、スタンダード、グロース、となります。

 

世の中の構造が一変するときに、生き残るための先を見越したサバイバルが、必要となってきました。

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