最近のドラマは、トレンディ・ドラマ
ばかりですね。
当然、時代に沿ったドラマが流行する
のですが、たまには違ったストーリーも
見たいと思います。
ご馳走でも同じものばかりを続けて
いると、飽きてしまいますね。
だから、コースの途中でお口直しの
メニューが出るのです。
まあ、テレビで言えば、映画や音楽、
旅行などの番組になりますね。
そう、時代劇などもその一つだと
思います。最近、水戸黄門が6年ぶりに復活すると
話題になりました。
注目の目玉は、武田鉄矢さんが主役の
水戸光圀を演じると発表された
ことでした。
しかし、「イメージが違う」と
騒ぎになりましたね。。。
そこで、歴代のキャストを調べて
みましたが、黄門様を演じた俳優は、
今では有名人ばかりになっていますね。
改めて、チョッとしたオドロキでした。
水戸黄門 歴代 キャスト 一覧
キャストで騒がれる中で、水戸黄門が
10月からBS―TBSで放送がスタートします。
長寿番組の時代劇ですが、主役の黄門様を
務めた歴代の俳優を一覧にしてみましょう。
なかなかの顔ぶれとなっていますね。
初代の黄門様は東野英治郎
初代の黄門様は、東野英治郎さんが
務めています。
引用元:http://www.sponichi.co.jp
1969年8月4日 – 1983年4月11日で、
1部-13部に出演しました。
当時の東野英治郎さんは、時代劇などで
悪役を演じていました。
そんなイメージの俳優さんが黄門様
役ですから、やはり世間は驚いた
ようですね。
しかし、水戸黄門が続くに従って
役柄が定着します。
あの黄門様の「高笑い」の声が
ストーリーにピッタリですね。
それで、今でも黄門様といえば
東野英治郎を思い浮かべる人も
多いですね。
とくに年配の方々ですが。。。
東野英治郎さんは、初代の黄門様を
61歳から75歳まで務めました。
2代目の黄門様は西村晃
2代目の黄門様は、西村晃さんです。
引用元:http://www.sponichi.co.jp
1983年10月31日 – 1992年 11月9日で、
14部-21部の出演です。
西村晃さんは、新劇俳優として活躍
した方です。
いろんな賞にも輝いていますが、
どちらかと言うと悪役のイメージが
強かったようです。
渋い演技が多かったからでしょうか。
初代、2代目と続き、悪役イメージの
俳優さんが黄門様役になるという
ことになりましたね。
しかし、先代の黄門様に比べて、
若くダンディな西村晃さんの
評判は、高まることになります。
演技がしっかりしているので、
黄門様=西村晃のイメージが
出来上がっていくのだと思います。
西村晃さんは、59歳から68歳まで
黄門様を務めました。
3代目の黄門様は佐野浅夫
3代目の黄門様は、佐野浅夫さんです。
引用元:http://www.sponichi.co.jp
1993年5月17日 – 2000年11月20日で、
22部-28部の出演です。
佐野浅夫さんは、劇団出身の俳優で
ドラマや映画でも大活躍し、
瑞宝章を受章しています。
初代、2代目の俳優さんと違い
庶民的なイメージの黄門様でした。
悪役出身の黄門様が途絶えましたね。
佐野浅夫さんの黄門様は、優しい、
慈悲深い、涙もろい黄門様として
支持を集めることになりました。
そして、佐野さんは撮影所の
移動で、自転車を乗り回していた
そうです。
この姿も庶民的と話題になった
そうです。
佐野さんのエピソードをみると、
俳優さん自身のキャラクターが
黄門様に反映されると言うことが
よく分かりますね。
佐野浅夫さんは、68歳から74歳まで
黄門様を演じました。
4代目の黄門様は石坂浩二
4代目の黄門様は、石坂浩二さんです。
引用元:http://www.sponichi.co.jp
2001年4月2日 – 2001年9月17日で、
29部-30部の出演です。
石坂浩二さんは、よく知られた俳優です。
ドラマや映画、司会、ナレーター、
画家など、幅広い活躍で知られています。
また、博学でありなんでも知っている
という印象もありますね。
クイズ番組の常連でもあります。
そんな石坂浩二さんですから、
歴代の黄門様役とは、少しキャラが
違いますね。
そのためなのか、理由は諸説ありますが
歴代で一番短い出演となっています。
早めの降板の理由は、病気(直腸がん)
のためと言うことです。
しかし、石坂さんの黄門さまは、
トレードマークのヒゲがない、
印籠を出さない、漫遊しない、など
スタート当初は、異色のシリーズと
言われました。
後になって、従来のパターンに
合わせていきました。
なので、人気もないと言われましたが、
最短で交代しています。
石坂浩二さんは、59歳から60歳まで
黄門様を演じました。
5ヶ月余りですが、途中で誕生日を
迎えています。
5代目の黄門様は里見浩太朗
5代目の黄門様は、里見浩太朗さんです。
引用元:http://www.sponichi.co.jp
2002年10月14日 – 2011年12月19日で、
31部-43部の出演です。
里見浩太朗さんは、映画やドラマに
活躍していました。
また、各局の時代劇にも出演し
人気となっていましたね。
そのため、水戸黄門のキャストに
決まっても違和感は、それほど
ありませんでした。
それもその筈、里見浩太朗さんは、
2代目黄門様のとき助さん役だった
のですね。
また、映画では格さん役も
演じています。
水戸黄門シリーズで、黄門様、
格さん、助さんの三役を演じたのは
里見浩太朗さんただ一人です。
最後の黄門様ということで、現在の
多くのファンにとって、黄門様と
言えば、里見浩太朗さんの印象が
強いですね。
里見浩太朗さんは、65歳から75歳まで
黄門様を演じました。
6代目の黄門様は武田鉄矢
6代目の黄門様は、武田鉄矢さんです。
引用元:http://www.sponichi.co.jp
2017年10月4日 – 2017年12月6日で10話、
2019年5月19日 – 2019年8月11日で10話
の出演です。
5代目の里見浩太朗さんでシリーズが
終了し、約6年ぶりに再登場しました。
一連のナショナル劇場シリーズでは
ありません。
武田鉄矢さんは、良く知られた国民的俳優
ですが、新しいイメージの黄門様として
登場しました。
庶民的な黄門様で、コミカルですが
些細なことでよく怒ります。
威厳のある黄門様とは違い、伝統的な
水戸黄門のファンには、いろんな意見が
ネットに寄せられました。
時代劇になじみの薄い若い人には、
新鮮な面白さがありました。
第1シリーズの2年後には、第2シリーズ
が放送されています。
武田鉄矢さんの水戸黄門は、BS-TBS
のため、地上波での視聴はできません
でした。
チョット残念ですね。
水戸黄門の歴代の動画が揃う
水戸黄門は、歴史が長くドラマだけでなく
映画もありますね。
映画の水戸黄門では、ドラマと
違ったキャストが揃っています。
ドラマでは見られない黄門様や
助さん・格さんが、活躍します。
水戸黄門シリーズの原点が映画に
ありますね。
いつも見ていたドラマとは、
少し違いますが、昔の時代劇が
どんな作品だったのか分ります。
また、初期の頃のドラマを見る
ことで、新鮮なイメージも感じ
ますね。
昔の映画やドラマは、テレビで見る
ことは難しいので配信サービスが
手軽です。
まとめ
6代目の黄門様が、
武田鉄矢さんに決まりました。
歴代の黄門様のキャスト一覧を
眺めてみると、武田鉄矢さんの
黄門様も異色ですね。
ファンや視聴者の「想像できない」
「イメージが違う」という意見も
理解できます。
しかし、歴代のキャスティング
された俳優さんたちも、最初は
馴染めなかったようですね。
やはり、俳優それぞれに個性や
イメージ、キャラが違います
からね。
しかし実力のある俳優さんは、
次第に個性を活かし、自分の
黄門像を作り出しています。
そして最後には、黄門様は
この人だ、と言われるまでに
なっていますね。
42年続いた長寿番組「水戸黄門」
の新リースは、どうなるので
しょうか。
武田鉄矢さんの黄門様は従来とは
違いましたが、楽しかったですね。
次のシリーズも期待されますね。