半分、青い。ネタバレ、感想、第20話。すずめ、最後の夏休み

半分、青い。

半分、青い。ネタバレ、感想、第20話(第4週「夢見たい!」)です。すずめの最後の夏休みがやって来ます。すずめは、遊ぶつもりですが、みんなは、受験勉強に入ります。

 

律からも、今年の夏休みは、一緒に遊べないと言われます。その代わりに、律が、渡したいものがあると、言いました。

 

半分、青い。キャスト第20話
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 草太:志水 透哉
楡野 仙吉:中村 雅俊

萩尾 律:佐藤 健
西園寺 龍之介(ブッチャー):矢本 悠馬
木田原 菜生: 奈緒

小倉 瞳:佐藤 江梨子
山田先生:尾関 伸次

語り:風吹 ジュン

 

連続テレビ小説「半分、青い。」全話の感想まとめ

 

 

半分、青い。ネタバレ第20話

“ぎふサンバランド”の建設計画が、いきなり中止となりました。開発会社の瞳から、知らせを受けたつくし食堂は、、驚きます。

 

瞳の説明では、資金繰りが出来なくなった、との理由でした。

 

『さて、このところ、ふくろう町界隈を賑わせていた、ぎふサンバランド事件です。東京から洒落た人たちがやって来て、人々の心を煽りました』

 

今までは、銀行から幾らでも、融資ができましたが、ここに来て、融資が止まってしまいました。

 

『1989年、バブル崩壊の影が、忍び寄っていました』

 

瞳は、お詫びの説明に、手土産を持参していました。瞳の上司や同僚は、すべて東京に戻ってしまいまいました。瞳は、それではいけないと思い、一人で商店街をまわり、謝っていました。

 

仙吉は、瞳を可哀そうに思い、「五平餅を食べて行きなさい」と、焼いてあげました。

 

すずめ、最後の夏休み


引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

すずめは、いつものように、バス停でバスを待っています。一度だけデートをした西校の小林は、すずめに会わないよう、通学のルートを変更していました。

 

山田先生の英語の授業中、すずめは菜生と、メモ書きを交換しています。しかし、そのメモを先生に見つかってしまいます。

 

そのメモは、西港の小林との付き合いが、ダメになった、という内容でした。先生に、読み上げられ、クラスのみんなが、クスクス笑いました。

 

『もうすぐ夏休み、高校最後の夏が来ます』

 

すずめは、最後の夏休みを楽しもうと、ウキウキしています。律は、大学模試の結果が良くありません。頭を抱えます。

 

その時、すずめの呼ぶ笛が鳴ります。律は、この夏休みは、いつものようには遊べないと、すずめに言いました。受験勉強のためです。

 

すずめは、直に言われないと、察するということが、出来ません。ブッチャーも受験で、菜生は、服飾の専門学校を目指します。

 

すずめは、勉強がしたくないので、就職希望です。律は、来年また4人で遊ぼうと言いますが、来年はバラバラになります。

 

律は、父の弥一が撮った、4人の写真をくれました。体育祭のときのモノクロ写真です。青春の一ページを切り取ったような写真でした。

 

そして律が、すずめに、本を貸してくれました。

 

 

 

律の少女漫画

律が貸してくれた本は、「秋風 羽織」の少女漫画でした。今まで、少年雑誌一筋だったすずめが、少女漫画を読んでいます。

 

「あんた、気楽でいいね。みんな受験勉強しとるのに」と、晴が言います。さらに、「新聞部の小林君に借りたの?」と、言いました。

 

みんなは、一瞬固まります。晴は、すずめが小林から振られたことを、知りませんでした。すずめは、「自分の部屋で読む」と、去っていきました。

 

「お母ちゃんは、私と一緒で鈍いとこがある。これ読んでいると、鈍いのが治りそうや。このヒロインは、いろんなことに気付いている」「自分の気持ちとか、人の気持ちがチョッとだけ変わったとか」

 

「ページを開くのは、どこか扉を開けるのに似ていた。新しい世界が、そこに広がる」

 

「私は、風に吹かれながら、秋風 羽織を読んだ」

 

秋風 羽織の影響


引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

「律は、秋風 羽織を一遍には貸さず、1タイトルずつ貸してくれた。もしかしたら、貸して返すを続ける限りは、ほんの5分でも、私と律が会えるから?」

 

「なんてことを考えるようになったのは、秋風 羽織のマンガに影響されているのだと、私は思った」

 

「律が私に、秋風 羽織を貸そうと思ったのは、夏の間、私が暇を持て余すだろう。いや、秋風 羽織チックに言えば、私が寂しくならないように、だと思う」

 

そして、すずめの高校最後の夏休みです。すずめは、学校の進路指導室で、求人票の束をめくります。

 

「私は、本当は4人で遊びたかった。これは、私が子供でいられる、最後の夏なのに」「就職試験は、9月に始まる」「まだ、子供のつもりでいるのに、私の中に、大人がなだれ込んで来る」

 

「私は、菜生と駆け下りる階段の途中の青空が、好きだった。(窓に切り取られた)四角い青空。これが、私の青春だ」

 

すずめの面接試験


引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

すずめは、就職の面接試験を受けます。晴と宇太郎は、「大丈夫かね」と、心配をします。

 

すずめが、面接室に呼ばれました。すずめは、緊張してドアをノックし、中に入ります。部屋の中には、3人の面接官が、座っています。

 

すずめは、一礼して中に進みます。そして、床のコンセントのほんの僅かな突起に引っかかり、面接官の目の前で、みごとに転んでしまいました。

 

「さっそく、やってまった」

 

半分、青い。感想、まとめ、第20話

1989年当時でも、高卒で就職は、あまり多くはなかったでしょうね。殆どは、大学か短大へ進み、それ以外は、専門学校へ行っていたようですね。

 

すずめは、よほど勉強が嫌いなんでしょうか。それとも、弟の草太のために、学費を残しておきたかったのでしょうか。

 

どちらにしても、就職して社会に出るのは、大変ですね。さらに、すずめの卒業は。1990年だと思いますから、バブルが弾けた年ですね。

 

それから先、世の中の景気は、ぐっと悪くなります。すずめは就職を選びましたが、よい職場が見つかるのでしょうか。

 

景気は、落ち込みますよと、教えてあげたいですね。

 

 

 

 

 

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