半分、青い。ネタバレ、感想、第21話。秋風 羽織、変なオッサン

半分、青い。

半分、青い。ネタバレ、感想、第21話(第4週「夢見たい!」)です。すずめの就活が、始まりました。しかし、連敗します。

 

なんとか、最後に残った農協で、合格できました。でも、同級生が持つ将来の夢を聞いたすずめは、ショックを受けました。

 

そんな時、律が意外な提案をしました。

 

半分、青い。キャスト第21話
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 草太:志水 透哉
楡野 仙吉:中村 雅俊

萩尾 律:佐藤 健
木田原 菜生: 奈緒

秋風 羽織:豊川 悦司
菱本 若菜:井川 遥

語り:風吹 ジュン

 

連続テレビ小説「半分、青い。」全話の感想まとめ

 

 

半分、青い。ネタバレ第21話

すずめは、就職の面接試験を受けました。履歴書に書いた、難聴を質問されます。左耳は、聞こえないことを説明しました。

 

でも、右耳はよく聞こえて、遠くから来る石焼きいも屋の音も、誰よりも早く分かると、言いました。

 

面接官は、「それは、楡野さんが、食いしん坊だからじゃないの?」と言って、笑いました。

 

『すずめは、警戒していました。この世には、”ニコニコ仮面”というのがいて、面接のときに、調子のいい事を言っておいて、あっさり落とす輩のことです。”ニコニコ仮面”恐るべし』

 

すずめ、就活で連敗


引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

『9月から始めた、すずめの就職活動は、難航していました』

 

これで、13社が不採用です。すずめは、あまりの惨敗に、ガッカリしていました。

 

そこへ、草太がやって来ます。就職試験に落ちた会社のリストを見て、ビックリしました。すずめは、落ちた会社の商品は、「もう買わん」と、言います。

 

草太は、「大学、行ってもいいぞ」と、すずめに言いました。草太は、家族を代表して、すずめの本心を聞くよう指令を受けて来ました。

 

すずめが、来年大学受験をする草太に気を使って、就職するのでは、という心配です。

 

すずめは、言いました。「大学では、大勢でキャキャ言ってコンパで騒ぐ。お姉ちゃん、耳のことがあるから、騒がしい場所は、苦手」

 

「そういうところで、楽しめるのかな、と思う。聞こえているフリをして、相づちを打つのも疲れるし」「耳が、わんわんするんや」

 

それを聞いた草太は、「そうやったか、分かった」と言って、ホッとした表情で、家族へ報告に行きました。

 

すずめは、上手いこと騙せたと思い、「バカめ」と、ニッコリしました。そして、円定規を取り出しました。

 

『その円定規は、すずめの左耳が失聴した翌日に、草太がプレゼントしてくれたものでした』『自分より頭がよい草太が、この楡野家のささやかな財産を有効利用すべきだと、すずめは考えていました』

 

将来の夢にショック


引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

その時、電話が鳴りました。晴が出ると、農協からでした。すずめは、農協に就職が決まりました。

 

すずめは、2階から駆け下り、晴に飛びつきました。そのまま二人は、居間で転がりました。

 

『すずめは、やっと受かったというホッとした幸せの中で、お母ちゃんの匂いは、昔と変わらんと、思っていました』

 

すずめは、郊外でスケッチの時間です。すずめは、農協の就職が決まったと、話しました。

 

ゆかりちゃんは、名古屋のカルチャーセンターで働き、そこで絵を勉強して、子供の絵画教室で教えたい、と話します。

 

かおりちゃんは、美術短大でイラストを学びます。菜生ちゃんは、服飾を勉強して、”おしゃれ木田原”をお洒落な店にすると、語りました。

 

すずめは、みんが将来の夢を持っていることに、ショックを受けます。「みんな、なんやそれ、聞いとらん」

 

 

律の意外な一言

律は、受験勉強の真っ最中、のはずですが、ちょっと身が入っていません。フーと、タメ息が出ます。

 

すると、すずめの笛が聞こえました。律は、「ちょっと外へ出たいと、思ったとこ」と言い、すずめと散歩に出かけました。

 

すずめは、「みんな、やりたいことや夢が、しっかりあって、驚いた」「私は、何にもない。就職できればいいと思っていた」と、語ります。

 

「おまえ、明日と明後日のことしか、考えてないもんな」と、律が、言いました。

 

すずめは、秋風 羽織の漫画を返します。「この夏、みんな読んだ。素晴らしかった。霧が晴れるようだった」「自分の感じていることが、ハッキリ分かった」

 

「秋風 羽織すごい、天才、憧れる。私は、はまった。世界の色が変わった」と、すずめは、興奮していました。

 

そして、秋風 羽織の漫画の模写を、律に見せました。律は、すずめの模写の凄さに、驚きました。

 

「秋風 羽織の漫画には、私の思っていることが、みんな描いてある」「私の中の何かが、開いた様な気がする」と、すずめが言うと、

 

「おまえ、漫画描けば。絵も描けるし、言うことが面白いから、セリフも書けるやないの」と、律が言いました。

 

すずめは、ムリムリと言いながら、「秋風 羽織って、どんな人やろ」と、想像しました。

 

律は、美少女か、28歳くらいの綺麗なお姉さん、と言いました。「私は、美少年やと思う「と、すずめは、言いました。

 

秋風 羽織、変なオッサン


引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

そこは、東京です。メトロノームでテンポを体感しています。「秋風 羽織」でした。

 

スタッフ全員が黙って、秋風を見つめています。「違う、モデラート」と、秋風が言います。菱本 若菜が、メトロノームを調整します。

 

秋風は、「5ミリ下げて」と、言いました。若菜が、再びテンポを変更します。「そう、これ」と、秋風が、OKを出しました。

 

秋風は、メトロノームのリズムに合わせて、漫画のセリフをしゃべります。そして、セリフを決めました。

 

「漫画には、常に音楽と同じように、リズムが必要と考える。いま、私たちが聞いた、モデラートマイナス5ミリが、この漫画のテンポです」

 

秋風は、このリズムに乗りながら描くよう、アシスタントに指示をしました。

 

編集者が、明日の朝までに仕上がるかと、秋風に聞きました。「それは、神のみぞ知る」が、秋風の返事でした。

 

若菜は、すかさず、「大丈夫です」と、編集者に言いました。

 

『秋風 羽織は、男でした。今後、秋風先生は、すずめの人生に、どのように係わっていくのでしょうか。いや、係わらないでしょうか』

 

『とにもかくにも、この物語に初めて、大都会東京が登場しました。しかし、秋風 羽織が、このような得体の知れない、変なオッサンであったとは・・・』

 

半分、青い。感想、まとめ、第21話

すずめの就職試験は、散々でしたね。しかし、最後の一つの農協で、合格できました。

 

一安心のすずめですが、周りのみんなが、それぞれ夢や希望を持っていることを知り、ショックを受けますね。

 

でも、小さい頃から、将来の夢や希望を持って励む子は、そんなに多くないのでは、と思いますね。

 

だいたい、多くが、なんとなく進学し、就職し、現実に直面してから、「しまった」と、言うケースだと思います。

 

両親や先生から、忠告やアドバイスがあるのですが、その時は、うるさく思い、反発しますが、後になって分かることが多いですね。

 

その時にならないと分からないのが、凡人の常ですね。

 

律から借りた少女漫画で、すずめは秋風 羽織に憧れます。しかし、秋風は、すずめや律が想像する人物とは、大違いのオジサンでした。

 

すずめの人生に、変なオジサンが、係わっていくのでしょうか。

 

 

 

 

 

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