「二月の勝者」は、中学受験の直前期となり、その過ごし方を伝えます。
最後まで、普段通りに過ごし、ケンカや魔物に注意して、いい入試を目指すようアドバイスします。
「二月の勝者」中学受験 直前期の過ごし方
「二月の勝者」では、中学受験の直前期、本番前日の過ごし方を指導しています。
まず、一番関心がある「学校は休ませる」問題は、なるべく休ませない方がいい、としています。
子供が家にいても、一日中勉強するわけもなく、くつろいでいようものなら、イラつく親も多いです。
無用なケンカが始まって、メンタルに大変よろしくないのです。
そもそも、いつものペースが乱れるので、学校を休むのは、あまり勧めていません。
前日は、ぐっすり寝ること
本番の前日は、ぐっすり寝ることが一番です。
しっかり寝た子は、強いです。
学校でしっかり疲れてもらいます。体育などがあるとイイです。
この日は、勉強をしなくていいので、体力を使わせて、早目に寝かせます。
食事は、「うどん」など、消化のいいものにします。
本番の前日は、普段通りが一番です。
「二月の勝者」中学受験 直前の学習について
「二月の勝者」で、中学受験の直前の学習について説明しています。
これは、事前の勉強だけでなく、本番当日に慌てないよう、いろんなケースを事前に学習しておくという意味でもあります。
- 受験校の頻出問題に弱点があれば、その補強に努め、本番直前までは、自信を無くすような問題は、くれぐれも避ける
- 記憶系の基本、チェック用参考書など、気分良くできるレベルを選ぶ
- あれもできる、これもできる、いける、と気分を上げる
- 持ち物は、生徒本人に確認させる
- 一度、カバンに入れたものを何度も出し入れすると、思わぬ忘れ物が出るので、気を付ける
- 学校までの道順は、本人にも確認させる
- 親が、突然体調を崩さないとも限らないので、最悪一人でも行けるように、シミュレーションしておく
- 鉄道などが遅延するケースもあるので、迂回路のシミュレーションも忘れない
- 子供が、道中に体調を崩すこともあるので、時間に余裕をもって予定を組む
「二月の勝者」中学受験 当日以降の過ごし方
「二月の勝者」の中学受験で、本番当日と、終了以降の過ごし方を指導しています。
- 当日の朝は、受験する学校の最寄り駅、もしくは、その付近に、一時間前に到着する
- 遅延や体調不良などのトラブルに遭った場合、親が焦ったり、早くしなさい、と子供を急がせたりしない
- どんなに不安でも、親は絶対に、どっしり構えること
- 受験中、保護者が控室から離れる場合は、合流場所を打合せておく
試験が終わると、早い学校では、夕方から合格発表です。
慌てず冷静に、合格チェックをします。
残念ながら不合格の場合は、早めに塾へ連絡し、アドバイスを受けます。
「二月の勝者」では、塾の方でも合否チェックをしますし、生徒のケアもします。
「二月の勝者」中学受験 最後で最大のお願い
「二月の勝者」では、中学受験で、保護者に対して、最後で最大のお願いをします。
どうか、ケンカだけは、しないでください。
何とかしてやりたい、と言う親心から、口を出して大ゲンカになることが、多いのです。
不安な気持ちは、子供本人こそが持っているのに、行動としては見えにくい。
じっと机に向かっているわけではなく、ソファでゴロゴロ、そんな姿を見て、親はイライラします。
つい、「このままでは、受からないぞ!」と、言いたくなります。
不安な最中、親にそう言われて奮い立つ子供なんていません。
それどころか、反発して、さらには、気を落とします。
親の声のかけ方ひとつで、この時期の子供は、簡単に潰れます。
親が子供のためにしてやること
親は、子供のために、してやることが、山のようにあります。
親の仕事は、体調管理、出願準備、入学手続などです。
ネットで大方の手続きができますが、決められた日までに、書類を取りに行かないと、辞退とみなす学校もあります。
男子御三家を代表に、合格者の招集日がある学校もあります。不参加だと、辞退とみなされます。
情報の取りこぼしがないか、隅々まで滞りなく、漏れなく抜けなく、抜かりなく、注意が必要です。
最後の模試の憂鬱とは
最後の模試の結果が出た辺りで、憂鬱になる保護者がいます。
「二月の勝者」では、次のように解説しています。
模試の結果が上がったり、下がったりする生徒の成績を見て、志望校を変えた方がいいのかと、惑わされないでください。
12月の模試には、「魔物」が棲んでいます!
魔物の正体は、ズバリ、「非・日常」です。
最後の模試は、今までと参加者が違います。
今までは、基準となるひとつの模試を受けてきた生徒が、積極的に他流試合を回るので、立ち位置の変動が起こりやすくなります。
いつもより沢山の生徒が受けることにより、人数が集中するので、1点違うだけで、偏差値が大きく変わってしまいます。
だから最後の模試の結果が、良くも悪くも、勉強面で親が一肌脱ごうなど、思わないでください。
子供とやり合う時間があるなら、その時間を、ぜひ、綿密な併願プランの立案に注いでください。
この魔物のような模試の結果に、惑わされないでください。
「二月の勝者」中学受験 親への入試当日までの宿題
「二月の勝者」では、中学受験の子を持つ親への、入試当日までの宿題が出されます。
いざ、会場に送り出すその時の一言を考えておいてください。
きっと、自分の子供の努力に相応しい声かけができるはずです。
是非、当日、親子で別れるその時に、今までの努力を称える一言を、その小さな背中に、かけてあげる一言を考えておいてください。
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「二月の勝者」中学受験 直前期の過ごし方まとめ
「二月の勝者」では、中学受験の直前期を迎えました。
初めての挑戦をする子供たちへのメッセージです。
残りの50日は、人生で5本の指に入るくらい、熱い50日です。
恐らく、今から大変なこともあるでしょう。
しかし、最高に嬉しい瞬間がきます。
これから、最高にいいことが待っています。
残り50日、全力で駆け抜けましょう。
絶対に、やってよかったと思ういい入試を!