「二月の勝者」では、鈴蘭女子学園の合格判定に、あと10点足りないため、受験を諦める山本佳苗の母親ががいます。
この生徒が、無事合格を果たすための作戦が示されました。母子で陥るクライシスの攻略です。
「二月の勝者」鈴蘭女子学園を目指す山本佳苗
「二月の勝者」では、鈴蘭女子学園を目指す山本佳苗がいます。
11月中旬、帝都圏模試センターで、帝都圏模試合否判定が発表される日となりました。
判定の公開は、13:00ころの予定です。
結果速報が出ると、第一志望校の合格率80%が出なかった子供の母親から、桜花に続々と電話が入ってきます。
この時期の合否判定は、それまでと違い、ひっ迫度が比較になりません。
後がない、入試3カ月前の「魔」の時期で、母親たちは、最大の危機を迎えます。
山本佳苗の母親も同じでした。
山本佳苗は、第一志望が、鈴蘭女子学園です。
判定が80%に届かなくて、このまま鈴蘭女子を目指し続けていいのかと、悩みました。
「二月の勝者」鈴蘭女子学園にあと10点足りない!
「二月の勝者」の山本佳苗は、鈴蘭女子学園にあと10点足りないのです。
山本佳苗は、面談で、第三志望までほぼほぼ固めていました。
模試の結果も、別に下がったわけではないのです。
- 鈴蘭女子中学:60%(B判定)
- カトレア女子学園:80%(A判定)
- 聖リンドウ学院:80%(A判定)
鈴蘭女子の合格判定は、10月に60%で、今回も60%でした。
鈴蘭女子80%偏差値には、僅1ポイント強届かなかったのです。
「二月の勝者」鈴蘭女子学園を諦める母親
「二月の勝者」では、鈴蘭女子学園を諦める母親の危機があります。
山本佳苗の母親は、鈴蘭女子学園の受験をやめたいと思います。
模試の結果だけて不安になっているのではなくて、鈴蘭女子の過去問を初見で3回やった結果、合格点か一度もクリアできなかったからです。
佳苗は、あと少しというところから伸びません。
こんなに頑張っているのに、つらいよ、と佳苗は泣きます。
正直、「努力しても実らない」という思いを、させたくないと、母親の方が先に音を上げました。
「二月の勝者」鈴蘭女子学園あと10点を攻略する作戦とは
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「二月の勝者」では、佐倉講師が、鈴蘭女子学園にあと10点攻略する作戦を、佳苗の母親に説明します。
10点を超える作戦のヒントは、過去問にあります。
過去問集の中に、出題傾向が載っています。
そこを見れば、例年どの単元が出やすいのかわかります。
ここ数年出ていない単元は捨てて、毎年出される頻出単元を固める作戦です。
「あと10点」の積み上げは、4教科合計での10点です。問題数で言えば、たったの二、三問です。
出題傾向を知ってからの直前期の積み上げでも、10点増しは可能です。
鈴蘭は、12月以降の説明会で、出題傾向のヒントを出す学校です。
さらに、鈴蘭の受験は、3日間で計4回あります。補欠が二回になった場合は、正規合格になる制度もあります。
これらが、頑張り屋さんの佳苗さんが、鈴蘭女子学園を諦めなくてもいい理由です。
「二月の勝者」では、女子学院を諦めかけた子もいます。
⇒「二月の勝者」まるみ 女子学院を諦める?!親は待つだけなのか
「二月の勝者」鈴蘭女子学園の作戦と攻略まとめ
「二月の勝者」では、鈴蘭女子学園に10点届かない山本佳苗に、作戦と攻略を示しました。
佳苗の母親は、1回目のクライシスに嵌り、冷静な判断を失いました。
前年の実績では、今の佳苗と同じ偏差値の生徒が、7人中6人鈴蘭に合格していました。
佳苗が、鈴蘭を受験することは、背伸びでも何でもないのです。
模試で合否が決まるわけではないし、11月の時点で、模試の偏差値も、合格判定も、今後は気にしなくていいのです。
要は、三か月後に鈴蘭女子の試験で、合格ラインに乗せられる点数を取れればいい、ということですね。