「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第34話です。憧れのパリに来て、ガッカリしていたコーちゃんです。街は暗く、つまらないと、感じます。
しかし、小さな店で、人気のシャンソン歌手エディット・ピアフの歌を聴いて、衝撃を受けます。
一人、部屋に戻り泣きました。「私には、何もない」と。
「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第34話
引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/koshiji/
コーちゃんは、日本から遠く離れたフランスのパリに滞在して、1ヶ月が過ぎました。プロダクションの藤本は、コーちゃんのお金の使いすぎに、頭を悩ませます。
マネージャーの時子は、ただ謝るばかりです。藤本は、洋服や宝石を買うのもいいが、家を持ちなさいと勧めます。女優には、それなりの器が必要だから、家を買いなさいと、言いました。
コーちゃんは、初めての映画出演のギャラでピアノを買っています。だから、ピアノが置ける家が欲しいと、言っているようでした。
パリのコーちゃんは、シャンソンが聴ける小さな店を訪れました。フランスで最も愛されている歌手、「エディット・ピアフ」の歌声を聴くためでした。
その小さな店で、ピアフは「愛の賛歌」を歌っていました。本場のパリで、人気となっている歌手のシャンソンを聴いたコーちゃんは、「私には、何にもない」と、つぶやきました。
その夜の日記に、コーちゃんは、こう書きました。「ピアフを聴いた。語ることなし。私は、悲しい。夜、一人で泣く。悲しい。寂しい。私には、何もない。何もない。私は、負けた。泣く。初めてのパリで。」
それから、コーちゃんは、東京に戻って来ました。藤本プロの事務所で、コーちゃんは、久しぶりのうどんを黙々と、食べました。
コーちゃんは、「私、歌いたい」「ピアフがピアスの歌を歌うように、私は、私の歌を歌いたい」「日本の、越路吹雪のシャンソンを歌いたい」と、言いました。
コーちゃん、シャンソン歌手で成功する
舞台や映画、ラジオと、相変らずの忙しさの中、その年の12月に行われたコーちゃんの初リサイタルは、絶賛され、シャンソン歌手・越路吹雪の地位を確立するものとなりました。
そして、「越路吹雪は、歌う芸術家」と、評されるようになりました。時子は、大きくなった越路吹雪の看板を背負うコーちゃんのストレスが、心配でした。
時子は、コーちゃんから”恋の飛脚”を頼まれます。コーちゃんは、これまで幾つもの恋をしていました。その度に、なぜか時子がラブレターを相手に渡す役目に、なっていました。
今回のお相手は、舞台美術スタッフの真木小太郎(長谷川朝晴)です。時子は、真木には妻も子供もいるので、反対しました。
真木は、コーちゃんの初リサイタルから、スタッフとして参加しています。舞台美術やコーちゃんの舞台衣装を担当していました。
真木と会ったときのコーちゃんの嬉しそうな笑顔に、時子は”恋の飛脚”を引き受けました。真木の妻は、病気で亡くなっていたのです。
それkら数ヵ月後、週刊誌でコーちゃんの恋は、噂になっていました。コーちゃんは、今夜も真木と真木の息子の三人で、食事をしました。
帰り道、コーちゃんは、真木から家に誘われました。コーちゃんの恋は、順調のようでした。
ところが、それからしばらくして、時子は夜遅く呼び出されます。駆けつけると、一軒のお店で、コーちゃんがフラフラになって潰れていました。
幸せでいっぱいのコーちゃんに、いったい何があったのでしょうか。
「越路吹雪物語」ドラマ 第34話の感想
コーちゃんの初リサイタルは、大成功だったようですね。
「越路吹雪のリサイタル 大成功 東京で一番お洒落なコンサート」と言う見出しで、記事になっています。
愛の賛歌、枯葉、センチメンタル・ジャーニー、幸福を売る男、ビギン・ザ・ビギン他20曲を熱唱したそうですね。
コーちゃんの魅惑の歌声に、拍手が鳴りやまなかったと、記事で伝えられています。シャンソンを日本語で歌う越路吹雪に、観客は魅了されたのでしょうね。
確かに、今までにないコンサートで、シャンソンからジャズまで歌うのは、なかったと思いますね。
まとめ
コーちゃんは、パリでエディット・ピアフのシャンソンを聴き、ショックを受けました。
日本に帰ったコーちゃんは、越路吹雪の日本語のシャンソンを目指します。そして、初リサイタルを開催し、大成功しました。
コーちゃんは、シャンソン歌手としての地位を確立し、舞台に歌に忙しくなりました。
一方で、コーちゃんは、恋にも大忙しです。舞台美術の真木と、付き合い始めました。今回の交際は、順調そうに見えたのですが。。。