「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第23話。コーちゃん、舞台で主役に抜擢

越路吹雪物語

「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第23話です。上級生の様子を見に来た“三羽ガラス”です。どうやら、コーちゃんのファンのようでした。

“三羽ガラス”の初舞台は、コーちゃんも出演します。一等兵の役です。コーちゃんは、この舞台で、浪曲をうなり、観客を魅了するのでした。

そして、コーちゃんが、主役を演じる本が出来上がりました。

帯ドラマ劇場「越路吹雪物語」全話まとめ

 

 

「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第23話


引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/koshiji/

噂の下級生“三羽ガラス”が、コーちゃんたちの練習を覗きに来ました。しかも、3人は睨むように、こっちを見ています。

「失礼な子たちだな」と言いながら、コーちゃんが“三羽ガラス”に近づいて行きました。「ちょっと、あんたたち」と、コーちゃんが声をかけました。

すると、“三羽ガラス”は、「コーちゃんさん!」と、歓声を上げ、追いかけて来ました。そして。「私たち、コーちゃんさんのファンなんです」と、言いました。

評判の3人は、淡島千景こと中川慶子(花乃まりあ)、久慈あさみこと森山淑子(七木奏音)、南 悠子こと上野悠子(田中珠里)でした。

淡島千景は娘役スター、久慈あさみと南 悠子は男役トップスターとして、活躍することになります。

3人は、伊藤先生と一緒に来たことを聞くと、コーちゃんは先生に会いに、教務室へ向かいました。3人は、コーちゃんの後を追いかけます。

まるでコーちゃんは、3羽カラスの親鳥のようでした。確かに、3人はコーちゃんに似て、大胆な感じでした。

演出家の話では、“三羽ガラス”の初舞台は、コーちゃんも一緒に出演します。伊藤先生(中村俊介)は、「しっかりしないと、こいつらに役を持っていかれるぞ」と、コーちゃんに言いました。

今度の舞台は、コーちゃんが浪曲を披露します。コーちゃんは、大喜びし、先生たちの前で、さっそく浪花節をうなり始めました。

期待の大型新人たちの初舞台は、だくさんのファンを集めました。そして、そのファンたちは、越路吹雪のみごとな浪曲と、チャーミングな森の石松に、魅了されました。

 

 

コーちゃん、舞台で主役に抜擢

寄宿舎の部屋で、コーちゃんは、手紙を受け取りました。ファンレターの数が、どんどん増えています。

そして、もう一枚赤ちゃんを抱いた絵葉書がありました。満州の八重子からです。ヤエちゃんに、赤ちゃんが生まれていました。コーちゃんは、突然の良い知らせに、大喜びでした。

でも、同室の松尾セツは、届いた手紙を読んで、うなだれています。セツの兄が、戦争で亡くなったとの、知らせでした。

大陸では、国民党への攻撃を進めていますが、戦争は長期化していました。タカちゃんやオカジ、ツメたちは、慰問の公演に、明け暮れていました。

コーちゃんは、タカちゃんの代役で、主役を務めています。コーちゃんは、大尉の帽子をかぶり、寸劇をして、みんなを励ましました。

岩谷の家では、隣近所の住民の出征が増え、千人針を縫うことが、多くなっていました。

宝塚からも、出征が増えています。若い人が、どんどん減っていました。なかには、亡くなった人もいました。

新聞では、日本軍勝利のニュースばかりです。しかし、身近な人が戦場に送られることに、心を痛めるコーちゃんたちでした。

時子は、出版部長の内田信人(河西健司)から、宝塚案内の紙面を空白なく埋めるよう、指示されました。

時子は、僅かな余白に、短い文章(詩)を入れました。コーちゃんは、この詩いいね、と感心しました。

また、「スターの風格が備わってきた越路吹雪」の文字もあります。コーちゃんは、最近「もっと見せたい、もっと喜んでもらいたいと、思っている」と、明かしました。

その日のお昼は、お母ちゃんの「すいとん」です。大好物のコーちゃんは、喜んで食べました。

宝塚では、コーちゃんの舞台稽古が、始まっています。歌劇団の作家・庄司義男(駿河太郎)のデビュー作で、主役に抜擢されました。

共演している淡島千景は、庄司はコーちゃんに恋していると、言います。庄司は、「あの人は、天性のスターなんで」と、言いました。

たとえ、どんな時代でも、恋は生まれるものです。

「越路吹雪物語」ドラマ 第23話の感想

いよいよ、コーちゃんの主役がやって来ましたね。作家の庄司は、コーちゃんを主役に考えて、本を書いています。

なので、庄司はコーちゃんに恋していると言われ、作家の愛だねと言われましたね。多分、本当の恋なんでしょうね。コーちゃんの方は、分かりませんが。。。

そんな”恋バナ”とは別に、当時は厳しい世の中になっていますね。

「ぜいたくは敵だ!」と言った、スローガンが掲げられていました。また、「欲しがりません。勝つまでは」なども、ありましたね。

だんだん厳しくなっていく情勢、歌劇団はこのまま、やっていけるのでしょうか。

まとめ

コーちゃんは、なぜか下級生から慕われます。親カラスと“三羽ガラス”のようです。

もう一人、コーちゃんに想いを寄せる男性が、コーちゃんを主役とした本を完成させました。

コーちゃんは、張り切って練習に励みます。しかし、戦争によって、世の中はだんだん暗く苦しくなってきました。

無事に公園は成功するのでしょうか。

 

 

 

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