半分、青い。第10話の感想、あらすじ(第2週「聞きたい!」)です。鈴愛の左耳には、小人がいて、歌って踊ります。
小人の絵を上手に描いて、友達に見せてあげました。鈴愛の左耳は、海に行っているのか、時々、潮騒が聞こえます。
宇太郎と晴は、大学病院に行って、鈴愛の検査結果を聞きました。
半分、青い。キャスト第10話
楡野 鈴愛:矢崎 由紗
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 草太:志水 透哉
楡野 仙吉:中村 雅俊
萩尾 和子:原田 知世
萩尾 律:高村 佳偉人
西園寺 龍之介(ブッチャー):大竹 悠義
木田原 菜生: 西澤 愛菜
語り:風吹 ジュン
半分、青い。第10話あらすじ
鈴愛は、教室で友達に、話しをしています。「鈴愛の左耳は、面白い。時々、小人が歌って踊る」「聞いたことがない曲で、ポリネシアン風」
「左耳だけ、海に行ってしまった」「時々、耳鳴りがするけど、海の音がする」「でも、やがて治る。薬を飲むと」
鈴愛が、大学病院で検査した結果は、2週間後に出ます。突発性の難聴であれば、今飲んでいる薬で治ります。
放課後、鈴愛が外に出ると、気持ちのいい風が吹いていました。両手をいっぱいに広げて風に向かうと、風の音が、体の中から聞こえてくるようでした。
「私、風の真ん中にいる!」と、鈴愛は叫びました。
律が、マーブルマシーンを改良したので、見に来るかと、言いました。鈴愛は、律の家に、行くことにしました。
鈴愛の診断結果
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
宇太郎と晴は、鈴愛の検査結果を聞くために、大学病院へ行きました。医師は、鈴愛がムンプス難聴だと、言います。
おたふく風邪のウイルスが、内耳に感染して、急性発症する難聴です。鈴愛の左耳は、完全に失聴しています。もう治らないと、診断されました。
そして、医師は、片耳が聞こえない人の注意点を教えました。音は、両方の耳で聞くことで、遠近感や方向を判断できる。
遠くから呼ぶときは、気を付けること。どこから呼ばれているか、分からない。たくさんの友達が、一斉にしゃべり出すと、何を言っているのか、分からない。
音楽やテレビの音が流れているときの、おしゃべりも難しい。後ろから来る、人や車の気配が、感じ取れない。話す時は、右側から話しかけること。
三半規管もダメージを受けているので、バランスがとりにくくなる。そのため、自転車や階段に、気を付けること。
宇太郎と晴は、鈴愛のこれからの人生を思い、悲しさがこみ上げてきました。
律、喘息の発作
鈴愛は、律が改良した、マーブルマシーンを見ています。でも、音が聞こえないので、律と場所を入れ替わりました。
ワコさんが、手作りのクッキーを持ってきました。美味しそうな、焼きたてのクッキーです。その時、律に、喘息の発作が出ました。
苦しそうに咳き込む律が、「鈴愛は、帰れ!」と、言いました。鈴愛は、なぜなのか分かりません。仕方なく、部屋を出て行きました。
ワコさんが、買い物に出かけるため外に出ると、座り込んでいる鈴愛を見つけました。鈴愛は、なぜ律が帰れと言ったのか、ワコさんに聞きました。
「律は、鈴愛ちゃんのマグマ大使だから。英雄だから、弱いところを見せたくないのよ」と、ワコさんが、、教えてくれました。
鈴愛、左耳の宣告
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
その夜、晴は、鈴愛に、薬はもう飲まなくていいと、言いました。「鈴愛の左耳には、まだ小人がいる。時々騒ぐ」と、鈴愛が言います。
晴は、「8時だョ!全員集合」が始まるの待っている草太に、部屋へ行くよう言いました。
草太が、いなくなった後、晴は、鈴愛の耳のことを話しました。「もう、耳の治療は、しません。鈴愛の左耳は、もう治らない。今のまま」と。
鈴愛は、言いました。「もう、一生聞こえんの?」「そうか、もう海から帰ってこんか」「「バイバイって、言えんかったな」
「元気なときの左耳に、バイバイ、今までありがとうなって、言えんかった」「突然やった」
そして、「8時だョ!全員集合」のヒゲダンスに間に合うから、と言って、鈴愛は草太を呼びに行きました。
鈴愛は、部屋で寝転び、天井を見上げました。天井には、シミが出来ていました。それは、竜のように見えました。
『この時、鈴愛は、一粒の涙もこぼしませんでした』
半分、青い。第10話の感想、まとめ
とうとう、鈴愛は、左耳の宣告を受けましたね。
おたふく風邪のウイルスが、耳に入って感染したのですね。本人も両親も、おたふく風邪にかかった覚えはありませでしたね。
でも、おたふく風邪の症状が出ないことも多いので、気付かない場合もあるようですね。
どちらにしても、鈴愛は耳が聞こえなくなりました。
このことを鈴愛に、伝えることは、悩みますね。一生の問題を聞いて、小さな鈴愛は、耐えられるのか。受け入れられるのか、両親は心配しますね。
さすがに、ショックだったと思いますが、鈴愛はこの時、涙を見せませんでした。でも、いつかこのことで、涙を流すときが、あるのでしょうね。