半分、青い。第12話の感想、あらすじ。鈴愛の左側の世界

半分、青い。

半分、青い。第12話の感想、あらすじ(第2週「聞きたい!」)です。晴は、鈴愛が、学校で苦労しているかと、心配です。ワコさんの慰めも、受け取れません。

一方、鈴愛は、悲しむ母に、鈴愛の世界を教えてあげようと、律とある計画をしました。

半分、青い。キャスト第12話
楡野 鈴愛:矢崎 由紗
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 草太:志水 透哉
楡野 仙吉:中村 雅俊

萩尾 弥一:谷原 章介
萩尾 和子:原田 知世
萩尾 律:高村 佳偉人
西園寺 龍之介(ブッチャー):大竹 悠義
木田原 菜生: 西澤 愛菜
豊島先生:佐藤 夕美子

語り:風吹 ジュン

 

連続テレビ小説「半分、青い。」全話の感想まとめ

 

 

半分、青い。第12話あらすじ


引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

「これは、ゾートロープと言う」と、律が説明します。始めて聞く言葉に、「ミートソース?ナポリタンか」と、鈴愛には聞こえました。

「うまく作れば、アニメみたいに、絵が動いて見える」と、さらに、律が、解説します。そして、鈴愛に、動かしたい絵を描くように、言いました。

鈴愛は、「左耳の小人を動かしたい」「それで、お母ちゃんに見せる」「鈴愛の左耳は、こんなに楽しいと、見せる」と、言いました。

晴とワコさんが、学校に呼ばれました。担任の豊島先生が、話します。「律君が、ふざけていると思いました」先日のの体育の事業で、律が、先生の背中にヤモリがいると、言ったことです。

鈴愛が、バランスを取れなくなっていることは、晴から聞いていたが、豊島先生は、うっかり忘れていました。

先生が、鈴愛を平均台で歩かせようとして、律が騒ぎを起こして、止めました。

豊島先生は、これから鈴愛を見守ります。いじめがないよう、気を付けます。と、晴に言いました。

しかし、晴は、鈴愛の左耳が聞こえないことで、いじめがあるのかと、気になりました。

晴の愚痴が拡大する

学校から帰っても、晴は鈴愛のことが気がかりです。一緒に来たワコさんは、晴を励まします。「笑顔でいよう。お母さんが泣いたら、子供は元気でいられない」

「病気を悔やんでも、解決にはならない」病気を受け入れて、一緒に生きるのが大切、頑張ろうと、ワコさんが言います。

しかし、晴は、「鈴愛の左耳は、もう治らない」「律君は、大人になったら、喘息が治るかもしれない」と、ワコさんに、愚痴をぶつけました。

そんなころ、鈴愛は、小人を少しずつ動かして、16人描くと頑張っています。律は、絵を動かす装置、ゾートロープを作っていました。

晴、ワコさんに謝る

晴は、ワコさんが帰った後、「私、嫌な女だ。ダメな人間」「ワコさんが、鈴愛を心配してくれているのに」と、愚痴を後悔していました。

「嫌な女になるときも、ダメな人間になるときもあるさ」「いつだって完璧なお母ちゃんだったら、鈴愛だって、息が詰まる」

「俺だって、息が詰まるわ」「鈴愛は、そんなお母ちゃんが、大好きだ」「泣き虫なお母ちゃんが、大好きだ」と、宇太郎が、慰めました。

その後、晴は、ワコさんの家へ行きました。ワコさんの好意を素直に受け取らず、悪かったと謝りました。

ワコさんは、たまに、先生のような言い方をするので、律によく「説教くさい」と、言われる。出来損ないの「金八先生」みたいと、言いました。

「このバカチンが」と、ワコさんがマネをすると、晴は、思わず笑い出し、少し和みました。

 

 

鈴愛の左側の世界

いよいよ、ゾートロープが完成しました。鈴愛の家に、律の家族も集まりました。鈴愛と律が作ったゾートロープを披露します。

薄暗くした部屋で、明かりを燈したゾートロープが、回り出します。レコードプレイヤーからは、ポリネシアン風の音楽が、流れます。

「どう、お母ちゃん、スゴイやろ。これが、鈴愛の左側の世界や。耳の中で、小人が踊る」

みんなが覗き込んだ鈴愛の世界では、緑や赤や紫の小人たちが、楽しそうに踊っていました。

「すごいね」「鈴愛の左側、楽しいね」と、晴が言いました。

空が「半分、青い」


引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

遠足の日がやって来ました。雨が少し降っていますが、朝早くから、晴は、おにぎりを作っています。晴の大きな手で作る、大きなおにぎりです。

鈴愛が出かける時間になっても、まだ雨が降っていました。鈴愛が傘をさすと、半分だけ雨が降っています。

「お母ちゃん、面白い。右だけ雨が降ってる」と言う鈴愛に、「鈴愛の左側は、いつだって晴だね」と、晴が笑顔で言いました。

鈴愛が、学校に着くと、みんな校庭に集まっていました。律やブッチャー、菜生が、「おーい、こっち」と、手を振っています。

律が、「鈴愛、雨やんでる」と、叫んでいます。鈴愛が、傘を閉じると、青空が広がっていました。

鈴愛は、明るくなった空を見て、「半分、青い」と、笑顔でつぶやきました。

鈴愛、高校最後の年


引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

高校生になった鈴愛が、大きな絵を描いています。その鈴愛を、律が遠くから見ています。

完成した鈴愛の絵のタイトルは、「空飛ぶクジラ」です。

「僕が、あいつより、一足先に生まれたのは、あいつを守るためだったかな」「まだ名前もないころに出会った」

「1971年7月7日、同じ日に、僕たちは生まれた。僕が、彼女より少しだけ早く」「そして、僕たちは、高校最後の年を迎えた」

半分、青い。第12話の感想、まとめ

鈴愛の左耳が聞こえなくなったことで、悲しみと同時に、鈴愛を思う気持ちが重なり、晴は落ち込んでしまいますね。

鈴愛は、自分自身も苦しいでしょうが、それよりも母親が悲しむ姿を気にします。これって、もしかして、鈴愛の方が、大人のようですね。

鈴愛は、お母ちゃんに、片方の耳が聞こえなくても楽しいんだよと、教えてあげることにしますね。

それが、律が教えてくれたゾートロープで、実現します。鈴愛の左耳は、こんなに面白いと言うことが、他の人にも実感できましたね。

鈴愛は、優しくて強い子だと、思いますね。ハンディを受け止めることで、世の中が面白くなりました。

雨が降っても、半分、晴です。青空も、半分、青いですね。

さて、時が過ぎ、鈴愛も律も高校生最後の年となりました。鈴愛の進路は、どうなるのでしょうか。律は、ずっと鈴愛を守り続けるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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