半分、青い。51話。律の初恋の人

半分、青い。51話 半分、青い。

半分、青い。51話(第9週「会いたい!」)です。すずめは、正人のことで、頭がいっぱいです。仕事でもミスをします。

 

そんなすずめに、秋風が大切な話をしました。どんどん恋をして、リアルを拾えと。

 

一方、リツは、清と、再会しました。喫茶「おもかげ」で、話を深め合いました。

 

半分、青い。51話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
萩尾 律:佐藤 健
朝井 正人:中村 倫也
伊藤 清:古畑 星夏

秋風 羽織:豊川 悦司
菱本 若菜:井川 遥
小宮 裕子:清野 菜名
藤堂 誠(ボクテ):志尊 淳
中野:河合 克夫
野方:猫田 直

喫茶「おもかげ」のマスター・シロウ:東根作 寿英
ツインズ:MIO(姉)、YAE(妹)

語り:風吹 ジュン

 

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半分、青い。キャスト一覧

 

 

半分、青い。51話ネタバレ、あらすじ

半分、青い。51話
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

律は、大学の体育で、弓道を選択しました。「その日、奇跡が起きた。僕は、皆中した。皆中とは、4射の矢が、すべて的に当たること」

 

「道場では、決して笑ってはいけない。私語も厳禁」です。すると、下がる律に、「おめでとう、律君」と言う声がしました。律は、声の方を見ます。

 

「久しぶり」と言って、弓と矢を持った女性が立ち上がり、律を見ました。「待ってて。彼女の唇が、そう動いたような気がした」と、律は、思いました。

 

彼女は、伊藤 清。「僕の、初恋の人」です。

 

律、清と再会

半分、青い。51話
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律は、弓道の授業が終わり、道着の袴姿のままで、キャンパスのベンチに座っています。清もやって来て「萩尾 律君だよね」「旋律の律と書いて、リツ」と、言いました。

 

律も、「清さん。伊藤 清さん。さんずいに青。清いと書いてサヤ」と、言いました。清は、「覚えてくれてたんだ」と、驚きました。

 

清の2限目は、日本文学史で、律は、コンピュータ概論です。でも、「出なくてもいい」と二人は、同時に言いました。

 

律と清は、喫茶「おもかげ」に、行きました。

 

すずめ、集中できない

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オフィス・ティンカーベルでは、すずめが、ペンを持ったまま、ボーっとしています。正人のことが、頭から離れないのです。

 

ペンのインクが、原稿の上に落ちました。すずめは、慌てます。後ろにいた秋風が、原稿を取り、ボクテに渡しました。

 

秋風は、すずめに、チョッと来るよう、アゴで合図をしました。

 

二人は、リラクゼーションルームへ行きます。双子の女の子、ツインズが、ピッタリとシンクロして、掃除をしています。

 

テーブルで向かい合った秋風が、「正人君から、電話はまだ、ないのか?」と、すずめに聞きます。すずめは、「はい」と、返事しました。

 

秋風が、言います。「すずめ、恋をしろ」と。すずめが、「コイ。泳ぐやつ」と、ボケました。

 

 

秋風の理論

秋風が、真剣な話だと、言います。「私が、なぜ、お前を弟子にしたか、分かるか。楡野は、他の2人とは違う。山を駆け回っていた。そのリアルが、重要だ。

 

小宮やボクテとは、違うんだ。あいつらの漫画の知識は深い。漫画ばかり、読んだり描いたり、していたからだ。それでは、ダメなんだ。

 

俺が、恋をしろ、と言うのは、そういうことだ。リアルを拾うんだ。想像は、負ける。好きな奴がいたら、ガンガン会いに行け。仕事なんか、いつでもできる。ベタなんか、いつでも塗れる。

 

空想の世界で生きている奴は、弱いんだ。心を動かされることから、逃げるな。そこには、真実がある。ハンパに、生きるな。

 

創作物は、人が試される。その人が、どれだけ痛みと向き合ったか。憎しみと、向き合ったか。喜びを喜びとして、受け止めたか。逃げるな」と。

 

秋風、いい話の講義

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秋風は、いま自分が、とっても良い事を言っていると、自画自賛します。すずめは、彫刻刀で、心に刻みましたと、言いました。

 

秋風は、ツインズに、みんなを呼んで来るよう、言いました。「私の素晴らしい話を、楡野だけに聞かせるのは、もったいない」と、いう事です。

 

裕子とボクテが、すずめの横に座ります。菱本が、後から文字に起こすと、レコーダーを、秋風の前に置きました。

 

ボクテと裕子が、メモ帳を構えます。秋風は、あまりの仰々しさに、ちっと引きます。

 

中野と野方は、オフィスに残って、作業を続けています。「若い子は、いいよね。これからで」と、中野が、ボヤキます。

 

中野は、情熱も無くなり、描いている漫画もヒットしません。野方は、そんな中野を励ましました。

 

律の初恋の人

喫茶「おもかげ」では、リツとサヤが、コーヒーを飲んでいます。サヤは、弓道部なので、たまたま今日、先輩の代わりに、弓道の授業の手伝いに、来ていました。

 

リツは、遅れそうになったが、授業に出てよかったと、話します。正人は1限の弓道が、8時20分と早いので、休みました。

 

「君に会うために、弓道を始めた」「高校のとき、君の弓道を見て、カッコイイなと思った。チョッと、やってみたくなった」と、リツが、打ち明けます。

 

サヤは、中学の時、横浜から岐阜に来ました。サヤは、高校のあの日のことは、忘れない。人生で一度かも、と言いました。

 

高校の校庭で、木の枝に引っかかったシャトルを、弓で落とした、あの日のことです。

 

リツとサヤの共通点

リツとサヤは、イルカ公園に行きます。サヤは、弓道で、早気になりました。矢を手から離すのが早くなることです。そのスランプから、抜け出したところでした。

 

サヤは、高校時代、インターハイに出場し、名古屋の栄でス、カウトされたと、噂がありました。サヤは、「インターハイは、本当だけど、スカウトはウソ」と、教えました。

 

サヤは、インハイに出場して雑誌に載り、よその高校からも、人が見に来るようになりました。人の期待が気になり、本当の自分を見失いました。

 

リツも、「小さい頃から、ふくろう町の人々に期待され、”井の中の蛙”と言うか・・・」と、明かしました。

 

「でも、その先、”井の中の蛙、大海を知らず。されど、空の青さを知る”って、聞いたことある」と、サヤが言いました。

 

リツは、「チョッと、いいね」と言い、二人は、缶ジュースを飲みました。

 

リツのマンションにサヤ

サヤは、缶ジュースを飲み干しました。さっきから、コーヒーも飲んでいるので、「お腹が、タポタポになる」と、リツが、言います。

 

すると、サヤが、「トイレ」と、小さく言いました。

 

その頃、正人がやっと起き出しました。時計を見ると、もう午後の2時です。正人は、子猫のミレーヌを抱き、ベランダに出ました。

 

表の道路に、リツとサヤがやって来ました。リツが、ここだと、マンションを教えます。

 

その二人の姿に、正人が気付きます。正人は、そーっと、部屋に戻ります。「俺が、寝坊している間に、世界は動いている」と、つぶやきました。

 

半分、青い。51話ネタバレ、感想

すずめは、秋風が、すずめを弟子にした、本当の理由を知りますね。ボクテや裕子は優秀だが、リアルさがない。

 

その点、すずめには、山奥で育ったリアルさがある。徹底的に恋をして、リアルを拾えと、秋風は、言いますね。

 

すずめは、心に刻んだと、言いますが、すずめに理屈は、難しいのでは、と思います。直感的には、理解したかも知れませんが。

 

要は、良いことも悪いことも、経験が漫画を活かす、ということなんでしょうね。

 

律の方は、と言うと、やっと初恋の人に、再会できましたね。相手のサヤも、律のことを覚えていました。両思い、と言うのでしょうか。

 

早速、マンションにサヤを連れて行きますが、正人が見ていましたね。三角関係には、ならないでしょうが、ややこしい人に、見られたかもしれませんね。

 

 

 

 

 

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