半分、青い。57話(第10週「息がしたい!」)です。正人は、好きだと迫るすずめを、突き飛ばしました。はずみで、すずめが転びます。すずめは、そのまま家に帰りました。
部屋では、ボクテと裕子が、心配します。泣いているすずめが、胸が苦しいと、言い出しました。ボクテが、すずめを助けます。
すずめは、あまりのショックで、息ができなくなりました。
半分、青い。57話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 仙吉:中村 雅俊
萩尾 律:佐藤 健
朝井 正人:中村 倫也
小宮 裕子:清野 菜名
藤堂 誠(ボクテ):志尊 淳
語り:風吹 ジュン
連続テレビ小説「半分、青い。」全話の感想まとめ
半分、青い。キャスト一覧
半分、青い。57話ネタバレ、あらすじ
晴が岐阜に帰るとき、正人が東京駅まで、送っていきました。すずめは、そのことで、「ありがとう」と、言いました。
「ああいうのは、ちゃんと言おうね。こっちの都合は、どうにだって、できるんだから」と、正人が、言いました。
もう遅いから家まで送るよ、と歩き出す正人の袖を、すずめが掴みます。「正人君、好きです」と、すずめが告白しました。
正人は、目をそらし「ごめん、すずめちゃん。自分、そういうつもりじゃなかった」と、言いました。すずめが、「正人君、好きだよ」と、迫ります。
正人は、「離してってば」と、強く、すずめを突き離しました。すずめは、突き飛ばされ、尻もちをつきました。
すずめ、突き飛ばされる
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
正人も驚いて、「大丈夫?]と、手を差し出します。すずめは、転んだまま地面を見つめています。
『いや、あの、一言言わせてもらえば、いくら自分にその気がないからって、これは、ないんじゃないですか。マー君」
すずめは、黙って一人で立ち上がり、走って家に戻りました。
すずめの部屋には、ボクテと裕子が、います。すずめは、泣いています。裕子が、「イルカ公園で、突き飛ばされたの」と、言います。
ボクテは、「ちょっと、何それ。僕ってゲイだけど、男として許されない。信じられない」「男の川下にもおけない」と、憤慨します。
裕子が、「風上にもおけない、でしょ」と、訂正しました。
すずめ、息ができない!
裕子が、「君たち、両想いじゃなかったの」と、聞きます。すずめは、そのつもりで、完全にいけたと、思っていました。
すずめは、生きていても仕方ない、胸が苦しい、「裕子、薬をちょうだい」と、泣きながら言いました。
すずめは、ベッドに寄りかかり、息が苦しいと、言います。ボクテが、「アッ、過呼吸だ!」と、叫びました。そして、すずめに、ユックリ呼吸をするよう介助しました。
すずめは、「律に、会いたい」と、言いました。
『そう、すずめにとって、安定剤は律君です。いつのときも』
裕子が、律に電話をし、すずめがフラれて泣いている、過呼吸になっていることを伝えました。
正人の気持ち
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
律は、正人の部屋に行きます。正人は、引越しの準備をしていました。正人は、すずめとは、恋愛じゃないといいます。付き合ってないといいます。
1回、花火して、今日、公園を歩いて、その後、晴を新幹線まで送っただけだと言います。
律は、「あいつは、免疫がないから、それで十分なんだよ。お立ち台の女と、一緒にするなよ」と、言いました。
正人は、彼女たちと一緒にしないため、すずめにハッキリ言ったのでした。
正人は、すずめに好きだといわれ、そのまま抱きしめたら、絶対に好きになると、言います。律は、それでいいだろうと、返しました。
正人は、立ち上がり、「自分、律が大事だから。律は、東京に来て、一番の友達だから」「自分、結構人嫌いで、あんまり人と上手くいかない」
「律のような友達、初めてなんだ」「律の好きな人と、付き合えないよ」と、言いました。
律は、「何言っているの。違うよ。俺には、清がいるし」と、反論します。正人は、「お互いに、気付いていないだけだよ。自分の気持ちに」と、言いました。
律は、「お前に、何が分かるの。俺とすずめの歴史を語るな。ムカつく」と、言い、すずめの家に向かいました。
律、すずめの部屋へ
すずめは、晴に電話をし、正人にフラれた事を話します。正人は、晴の帰り際、飲み物と週刊誌を買ってくれました。晴は、良い子だったのにと、言いました。
秋風ハウスに、律が来ます。そのことを知った晴が、代わってと、言いました。すずめは、部屋で泣くと言って、律に受話器を渡しました。
すずめが、ベットにもたれ泣いていると、晴と話し終わった律が、部屋に入ってきました。
律は、すずめが息が出来なくなったことを聞きました。すずめは、過呼吸だと言い、ボクテが教えてくれたことを話しました。
それほどのショックで、思い出すと胸が痛いと、すずめは言います。すずめは、律に言いました。「律、ウラ貸して」「表でなくていい、裏、背中」と。
律の背中
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律は、座ったまま、背中をすずめの方に向けます。すずめは、律の背中にもたれます。
「小さい時、怖い夢を見ると、お母ちゃんの背中に抱き付いていた」「律の背中は、あったかいな。よけい泣けてくる」
「ホッとすると、涙が出る」「いくら泣いても、すずめの涙」と、すずめが律の背中で、言いました。
最後の言葉に、律が思わず、笑いました。すずめは、「こんな時でも、律が笑うと、嬉しい。ホッとする」と、言いました。
律が、言います。「俺さ、多分、生まれて初めて聞いた泣き声は、すずめの泣き声なんだよな」「お前の5分前に、同じ病院で生まれたから」と。
「左の耳が聞こえなくなったときも、律の横で泣いた」と、すずめが思い出しました。「そんなことも、あったな」と、律が言いました。
すずめは、律の背中に寄りかかったまま、涙を流しました。
半分、青い。57話ネタバレ、感想
すずめは、正人にフラれてしまいましたね。あまりのショックで、過呼吸になります。ボクテは、精神的修羅場の場数をふんでいるので、よく知っていますね。
思わず、すずめを突き飛ばした正人ですが、正人にも、辛い判断があったようですね。
正人も、どうやら友達が出来にくい、性格のようです。初めて会った律が、唯一の友達みたいですね。
正人は、大切な友達、律の好きな子と、付き合うことは、出来なかったのですね。
律は反発し、すずめは否定するでしょうが、正人の目には、二人が好きなのを気付いていない、ように見えたのですね。
律とすずめは、気が付いてはいるが、気付いていないことにしている、のかもしれません。そんな、微妙な関係を正人は、感じたのでしょうか。
ななだか、難しく、触ると壊れそうな雰囲気になってきましたね。正人は、引越しをして、近くにいなくなります。だが、清は身近です。
まだまだ、波乱の種が、残っていますね。