半分、青い。29話ネタバレ(第5週「東京、行きたい!」)です。すずめは、農協にお詫びをし、東京行きが決まりました。いつものグループ4人が集まって、お祝いをします。
律が、すずめと晴の対決の話を聞きます。すずめは、ウソをついてまで、受かりたくないと、カッコよく見得を切りました。
その事実を律が確かめると、すずめから、驚きの答えが返ってきました。
半分、青い。キャスト29話
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 仙吉:中村 雅俊
萩尾 律:佐藤 健
西園寺 龍之介(ブッチャー):矢本 悠馬
木田原 菜生: 奈緒
喫茶ともしびのママまさこ:ふせえり
半分、青い。29話ネタバレ、あらすじ
仙吉が、背広に着替えていました。晴が、「やっぱり、お爺ちゃんは、そいう格好をすると、カッコイイね」と、褒めました。
仙吉が、先方には、話はしているし、ちゃんと謝ってくる、と言いました。晴も、服を着替えています。
しかし、すずめが、なかなか部屋から出てきません。晴が、すずめを呼びました。すると、すずめは、着替えもせず、普段着のままで現れました。
「お母ちゃん、私、農協へ行ってもいいよ」と、すずめが言いました。「お母ちゃんが泣くのを見ていたら、私も悲しくなって」
「お母ちゃんと離れることは、考えてなかった。私も、ここにいたい、かもしれない」と、言います。
晴は、言いました。「あなたが、教えてくれた。漫画の世界は、夢の世界だと」「そうかと、思った。あなたには、そういうとこがある」
「左耳が聞こえなくなったときも、左側の世界と言って、ゾートロープを作り、見せてくれた」「あんたには、夢を見る力がある。憧れる力がある」
「もしかしたら、あんたの夢をたくさんの人が、一緒に見るのかもしれない。あんたの作る世界を、楽しみにするのかもしれない」
「すずめの夢は、お母ちゃんの夢だ」「娘が、夢を持つことは、嬉しい」「もしかしたら、すずめの漫画が、つくし食堂の本棚に、並ぶかもしれない」
すずめは、「ありがとう。お母ちゃん」と、嬉しそうに言いました。
すずめ、驚きの告白
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
12月になりました。宇太郎が、庭先で何かを作っています。仙吉が、何を作っているのかと聞くと、本棚と、宇太郎が答えました。
すずめが、東京へ行くときに、持って行かせる本棚でした。
喫茶ともしびでは、4人が集まりました。すずめの東京行きが決まったお祝いです。すずめの上京決定に、みんなで乾杯をしました。
ブッチャーも舞鶴学院大学の推薦が決まり、春からは京都です。律も京都ですが、京大受験は、まだまだこれからです。
律が、すずめに聞きました。なぜ就職試験に落ちるのかは、分かっていた。でも、嘘ついて受かるのはイヤだと言った事、これって本当かと。
すずめは、「あれ、ウソよ」「口から出まかせ」「あの時、思いついて言った」と、あっさり言いました。律も菜生もブッチャーも、唖然としました。
「まさか、耳のことで落とされるなて、気付かなかった」と、すずめが、小さくつぶやきました。
面接のとき、片方の耳が聞こえないと、この仕事は向いていない、と言われたことがあった。この時は、落ちても仕方ないと思った。
でも、他の試験は、耳の事で落とされているとは、すずめは思っていませんでした。律が、「今も、そう思っていないだろう」と、すずめの本心を言い当てました。
律は、「俺は、心配だ。岐阜の山猿みたいな者が、東京へ出て大丈夫なのか」「晴さんが、地球を征服に来たゴアの力で、止めると思っていた」」と、寂しそうに言いました。
雨の中の二人
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
喫茶ともしびからの帰り道は、すずめと律の2人です。予測通り、急に雨が降ってきたので、借りてきた傘を2人は、さしました。
喫茶ともしびには、菜生とブッチャーが残っています。菜生は、「今でしょ。2人に何か起きるとすれば、今でしょ」
「2人は、やがて離れ離れ、卒業までのカウントダウンは、始まっている!」と、力説しました。
すずめは、律に聞きました。「律、左側に雨の降る感じ、教えてよ。どんなだった」と。
律は、少し考え、「傘に落ちる雨の音って、あんまり綺麗な音でもないから。右だけくらいで、ちょうど良い」と、答えました。
すずめは、微笑みました。そして、言いました。「律、雨の音が綺麗に聞こえる傘を作って。約束ね」
見つめ合うすずめと律
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
商店街の通りに、車がやって来ました。車は、水たまりを走り、泥水が、すずめのスカートを汚しました。
律が駆け寄り、着ていたパーカーの袖で、すずめのスカートを拭きます。すずめは、「ふぎょぎょ」と、言いました。
「安物だから、このパーカー」と、律が言うと、「私は、ちょっと可愛いの着て来た。みんなに会うのが、久しぶりだったから」と。すずめは言いました。
律は、「うん、気付いていた」と、言いました。スカートを拭き終わった律が、立ち上がります。
律の顔が、すずめの目の前にありました。しばらく見つめ合い、思わす、すずめは、目をそらしました。「家に帰ったら、洗う」と、すずめが言うと、律が離れていきました。
二人は、並んで歩きます。「ドキドキしていた。それでも、この気持ちは、ないことにしようと、私は思った。心にしまって、やがて忘れようと」
「律に、そんなのは、気持ち悪い。私と律に、そんなことは似合わない」
すずめは、家に帰り、夜になりました。ベッドに入ったすずめは、天井板の竜の染みを見て、「この竜とも、もうすぐお別れか」と、つぶやきました。
半分、青い。29話ネタバレ、感想
すずめは、驚きの告白をしましたね。晴さんとの決戦で、決定打を語ったのは、思い付きでしたね。
片方の耳が聞こえないことで、就職できなかったとは、まったく気付いていなかったようです。晴は、そのすずめの勇気に感動して、上京を許しました。
晴さんの勘違い、と言うことになりますね。すずめは、成績が悪かったと、思っていたのでしょうか。それとも、何にも思っていなかったのか。。。あり得ますね。すずめなら。
ところで、ドラマ始まって以来のドッキリシーでしたね。至近距離で見つめ合う二人。でしたが、それ以上の発展は、ありませんでした。
ここまでは、青春ドラマですからね。幼馴染が、異性を感じる、よくある瞬間ですね。その彼らも、もうすぐ卒業です。
どんな春がやってくるのでしょうか。
今回、風吹 ジュンさんの出番がなかったですね。あの世で、ゴールデンウイークでしょうか。