半分、青い。113話(第19週「泣きたい!」)です。ボクテが、家族の前で、すずめの気持ちをバラします。
すずめは驚いて、庭に落ちました。律は、すずめの本心を尋ねます。律は、夏虫の駅のことは、すでに知っていました。
すずめが出戻ってからの微妙な言葉に、律は戸惑っていました。
半分、青い。113話ネタバレ、あらすじ
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
ゆうことボクテが、すずめに会いに来た夜、すずめの家族が見る中で、ボクテが言いました。
「すずめちゃんは、律君のことが、好きなんだ。」「なんで、ボクテが言う。どうせ言うなら、自分で言いたかった。」
そう叫んだすずめは、縁側から庭に落ちました。律が、助けに行きます。そして、言いました。「すずめ、今の話しほんと?」
「えっと、本当かウソか、どっちどっち。私は、どう言えば、いいんだろう。」すずめは、心で思っていることを、口に出して言いました。
すずめ、夏虫駅のことをしゃべっていた
「チョッと待って、僕は、すずめの気持ちに、応えることが出来ない。なぜなら、既婚者だからだ。」
「実は、夏虫の駅のことは、前に聞いていた。」「ウソ、誰から。」「菜生。」すずめの口は、羽根より軽いのです。
「菜生にも、ブッチャにも言ったかも。」「あのプロポーズは、惜しかった。でも、いいこともあった。律にフラれて、漫画家辞めて、涼ちゃんに出会って、カノが生まれた。」
「でも、涼ちゃんは、ろくでなしで、私は、出戻った。」
すずめ、家族の前で、公開フラれる
「夏虫の駅の話を聞いたのは、より子と結婚した後だった。」「なんで、そのタイミングで、律に言った。ワケ分からんな。」
「この際、ハッキリ言っておきたい。」と、律。「この前、ともしびで、見つめられて、律を支えたい、と。そう言われたけど、僕は、結婚している。」
「イヤ、それは違う、律。私はただ、友達として、親友として、幼なじみとして、ご近所として、ワコさんのこともいろいろある。律の力になりたいと思った。そう言うことや。」
「うん、そう言うことか。そうだろうと思ったが、一応確認。俺ドキッとして、ハッキリ言っておかなきゃと思って。」
「いやいや、違う違う、そう言うのと違う。」「こんな、家族の前で、私をフラなくていい。」「うん。」
すずめとゆうこ、二人だけの会話
すずめの部屋で、ボクテが、幸せそうに眠っています。「コイツ、人騒がせな。」と、すずめが、つぶやきました
すずめは、下に降りて食堂へ行きました。ゆうこが、一人でテーブルに座っています。「眠れないの?」「うん。ちょっと。」すずめも、テーブルに座ります。
「とんだ、ボクテだったね。」と、ゆうこ。「まったくだよ。明日になったら、奴は、何にも覚えていない。」
「でもさあ、何で家族全員の前で、律にフラれなアカン?」「いや、律君は、自分の気持ちをしゃべっただけ。」
「二人の関係は、ナチュラルで、オープンで、小さい頃からで、今もまだ続いていて、家族中に見守られていて、私は、ジンときた。」
ゆうこ、心が折れて、すずめに会いたい
「ゆうこ、もしかして、何かあった?」「だって、いきなり尋ねて来るなんてさ。」
「自信が、なくなった。看護師になるために、看護学校に行き始めたのが去年。実習に出るようになって、実際に患者さんのお世話をするようになって、ケッコウへこたれた。」
「私は、所詮お嬢さんだったと思ってね。秋風先生のところでも、結局は守られていた。現場は、大変。白衣の天使の夢だけでは、やっていけない。」
「私は、使えないし、心無い患者さんに、ひどいことも言われる。心が折れそうになって、すずめの顔が、見たくなった。」
「どんなに、秋風先生に、原稿を放り投げられても、描いて描いて、最後までオフィス・ティンカーベルに残ったすずめに、会いたくなったんだよ。」
人生の中で、新しい自分が生まれていく
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「今は、何にもやっとらん。」「やるよ。すずめは、何かやるよ。」「すずめのパワーは、生きる力は、すごい。その辺の奴と、比べ物にならない。」
「ありがとう。ゆうこに、そう言われると、頑張れる気がする。」「一緒にネームやったあの日、漫画家のすずめが産まれた日、私の漫画家誕生日、何回だって生まれられると思う。」
「人生の中で、新しい自分が生まれていく。」「ゆうこは、今度、看護師さんとして生まれるのよね。」「うん、頑張る。負けない。」
「私、ゆうこが、本物の看護師さんになったら、会いに行く。決めた。約束。」すずめとゆうこは、指切りをしました。
「照れるなあ、いい歳して。」と、すずめが笑います。「その顔、すずめの笑顔が見たかった。」ゆうこの頬が、光っていました。
すずめ、人には使われない、社長をやる
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それから数日後、仙吉が、庭で盆栽の手入れをしています。「お爺ちゃん、最近、五平餅作らんの。」「まあ。つくし食堂は、草太のカツ丼が、有名になったでな。」
夜になり、ブッチャーが食堂に来ました。「この辺で言ったら、俺は名士やないか。お前の仕事をいろいろ探してやった。」
すずめが、相手をしていると、律もやって来ました。「俺んとこ、10人弱の人を使っているが、もう一人雇えんでもない。」
「ほやから、うちで雇ってやらんでもないぞ、って話や。」「ええ話やないの。」と、晴が喜びます。
「それには、及ばん。ブッチャーに使われるくらいやったら、物乞いをする。」「私は、決めたことがある。私は、人には使われん。社長をやる。」
半分、青い。113話ネタバレ、感想
ボクテは、勢いで、すずめの気持ちを代弁しましたね。しかし、そのことは、結婚している律には、迷惑(?)な話ですね。
フリンや略奪なら分かりますが、しかも、家族全員の前でバクロされても、困りますね。まあ、すずめは、バツイチ独身ですが、律は妻帯者です。
いま、公にするタイミングではないですね。でも、すずめと律の間ですから、そんな話も許されるのでしょうね。
ところで、いきなりの社長宣言、なにか目算でもあるのでしょうか。ただのアイデアでしょうか。五平餅屋さんでも、始めるのでしょうか。
ゆうこが言った、すずめのバイタリティが、動き出しましたね。
半分、青い。113話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 花野:山崎 莉里那
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 草太:志水 透哉
楡野 仙吉:中村 雅俊
萩尾 律:佐藤 健
西園寺 龍之介(ブッチャー):矢本 悠馬
朝井 正人:中村 倫也
浅葱 裕子:清野 菜名
藤堂 誠(ボクテ):志尊 淳