半分、青い。40話すずめ、ネームを捨てる

半分、青い。40話 半分、青い。

半分、青い。40話(第7週「謝りたい!」)です。すずめは、喫茶おもかげで、律と会いました。二人が、10分ほどの近くに住んでいることを初めて知りました。

 

一方、秋風は、世紀の傑作のアイデアが閃きます。印スプレーションをまとめ、一気にネームを完成します。ところが、その後、大事件が起こりました。

 

半分、青い。40話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 晴:松雪 泰子

萩尾 和子:原田 知世
萩尾 律:佐藤 健
岡田 貴美香: 余 貴美子

秋風 羽織:豊川 悦司
菱本 若菜:井川 遥
小宮 裕子:清野 菜名
藤堂 誠(ボクテ):志尊 淳
中野:河合 克夫 秋風のアシスタント
野方:猫田 直

喫茶おもかげのマスター:東根作 寿英

語り:風吹 ジュン

 

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半分、青い。40話ネタバレ、あらすじ

律は、喫茶おもかげで、若い女性とコーヒーを飲んでいます。「いいよね、ここ。レトロで」

 

『律君、正人君に教わった通り、訛りがバレないよう、一文節ずつしゃべっています』

 

そこへ、すずめがお店内に入ってきました。すずめを見た律は、思わず隠れようと、顔をそむけます。

 

席を探そうとしたすずめが、律を見つけました。「律やないか。こんなところで、何やっとる」と、丸出しの岐阜弁で、話しかけました。

 

女の子は、席を立ち、お金をテーブルに置いて、出て行きました。すずめは、「追いかけなくていいのか」と、律に言いました。

 

コーヒーを飲んでいたら、彼女から寄って来たと、律が説明します。「いや、またまたまた」とすずめが言います。

 

やって来たマスターが、「本当ですよ。私、見てました」と、教えてくれました。すずめは、マスターに、秋風のことを聞くと、まだやって来てないと、マスターが言いました。

 

そこ頃、秋風は、ペットの墓に花を供え、一つ一つの石碑に、優しく手を当てていました。

 

<h3すずめ、律と近所

喫茶おもかげで、律の住いが、ここから5分と聞いて、すずめが驚きました。すずめも、自分の家は、ここから5分と、言いました。

 

「もっと言うと、俺が住んでいる所と、すずめの家は、10分もかからん」と、律が言いました。すずめは、「ふぎょぎょ」と、ビックリします。

 

「俺たちは、ハメられた。晴さんとワコさんが結託して、近くに住まわせた」と、律が説明します。

 

すずめの、なぜと言う問いに、律が答えました。「それは、秘密です」と、律は、本当のことを言いませんでした。

 

律が、遊びまわることを心配したワコさんが、すずめを律の重しにしたとは、言えませんでした。

 

晴とワコさん、ボクシング

半分、青い。40話
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

ワコさんは、岡田医院に行き、貴美香先生に、相談します。「心配なんです。変な女に、引っかからないかと」と、ワコさんが、打ち明けました。

 

「ああ、大丈夫でしょう。律君、シッカリしている。すずめちゃんが近くにいるんでしょ」と、カウンセリングに、あまり自信がない貴美香先生が、言いました。

 

少し考えた貴美香先生が、「いいとこ、行かない?」と、ワコさんを誘いました。

 

行った場所は、ボクシングのジムです。晴と、少し前から始めたボクシングです。ワコさんが、サンドバックを殴ると、「なにこれ。スッキリする」と、言いました。

 

晴は、ドレッシングを振った時、二の腕がブラブラして、ボクシングを始めたと、言いました。

 

サンドバックを思いっきり叩くと、気持ちがスッキリし、楽しくなる三人でした。

 

 

秋風、突然の閃き

オフィス・ティンカーベルの自宅のキッチンで、秋風が、即席ラーメンを作っています。お湯に麺をいれ、タイマーを3分にセットします。

 

『秋風先生、お昼はインスタントラーメン味噌味です。しかし、天才は落ち着きません。いつ、創作の神が、天から舞い降りてくるか、分からないからです』

 

タイムアップのアラームが鳴り、秋風は、麺を茹でた鍋に、粉末のだしを入れます。その時です。閃きました。

 

『それが、降って来たら最後です』

 

だしを入れたままの鍋を振り返りながら、秋風は、急いで机に戻って行きました。

 

そして、エンピツを握り、紙に書きなぐります。「さよならは私から言う」「ヒロイン、美咲」「鏡、内と外」」

 

「これは、世紀の傑作になる」と、秋風は、つぶやきました。

 

秋風、机の下にこもる

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隠喩元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

リラクゼーションルームのカウンターの下にもぐり、ペンをいじりながら、秋風は、口の中でブツブツと言っています。

 

そこへ、すずめが入ってきました。秋風を見つけたすずめは、なぜか近寄れません。そのまま静かに、出て行きました。

 

オフィスに戻ったすずめは、「ああなったら、誰も声をかけられない。先生は、物語を生む時、猫が子供産むとき縁の下に行くように、ああやってこもります。なにか、新しい構想を思いついたのです」と、菱本が、教えました。

 

カケアミなんかで、ジャマをしてはいけない。菱本がタイミングをみるまで、待っていなさいと、すずめは言われました。

 

秋風、ネームを描く

しばらくして、1枚の紙を胸に抱いた秋風が、自分の部屋に戻りました。机の前に座り、アイデアを描いた紙を前にし、新しい紙を取り出しました。

 

「よし!」と言って、まずタイトル「さよならは私から言う」と書き、コマ割をし、スラスラとネームを描いていきます。

 

描いた紙は、丸めて後ろに投げ捨てました。

 

中野と野方、抱き合う

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引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

数日後、オフィスでは、秋風を含めたスタッフが、作業に没頭しています。すずめは、完成した課題のカケアミを手にし、秋風の様子をうかがいます。

 

秋風が、「ナカノガタ」と呼びました。中野と野方が、立ち上がります。

 

『時間短縮のために、二人を呼ぶ時は、名前をつなげます。中野と野方で、ナカノガタです』

 

秋風が、「ちょっと、ここで絡む」「夜の道、右手から出して、そのまますっと抱き合う感じ」と、言います。中野と野方は、秋風の言葉の通り、二人で抱き合い、ポーズをとります。

 

秋風は、抱き合う二人を眺めながら、ペンを走らせます。

 

『先生、今日は、散英社の連載のペンいれです』

 

さらに、秋風の言う通りに、野方は、左手を中野の肩の方に回します。すずめは、呆気に取られて、見ていました。

 

そして、散英社の作業が終わり、「今日の仕事は、コモで」と、秋風が言いました。

 

秋風、ネームが無い

菱本が、散英社ガーベラ25周年記念・読みきりの原稿を、秋風に催促しました。

 

すると、秋風は、「ふっふっふっ」と、笑い、「俺の部屋に、ネームがあるから、とって来て」と、自信ありげに言いました。

 

菱本が、嬉しそうに、取りに行きました。しかし、ネームがないと、戻って来ます。

 

秋風は、「昨日、私は一気に描いた、世紀の傑作を」と、言います。それを聞いて、すずめは考えています。

 

秋風が、「今日、私の部屋を、掃除したのは誰だ」と、みんなに質問しました。

 

すずめが、「私です」と、立ち上がりました。秋風が、「私のネームを知りませんか」と、すずめに聞きます。

 

『実は、すずめ、ネームと言うものの存在は知っていましたが、その実態は、見たことがあリませんでした』

 

すずめ、ネームを捨てる

半分、青い。40話
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

すずめは、「何か、落書きのようなものが、何枚も床に散らばっていまして」それは、ゴミかと思い、捨てたと言いました。

 

「それが、私の大事なネームです」と、秋風が言います。すずめは、それは丸まって床に落ちていたと、言いますが、秋風は、丸まっていないと、反論しました。

 

「ちゃんと揃えて、机の上に置いてあった」と、秋風が言います。私のネームを戻せ、あれは私の遺作だ、と秋風が叫びます。

 

ゴミは、すでにごみ収集車が回収した後です。みんなで手分けして、もう一度オフィス内を探すことにしました。

 

秋風が、すずめに言います。ある漫画家の話で、編集者が原稿を失く誤りに行ったら、「原稿は、わが子同然。謝罪はいらないから、子供を返してください」と、言われました。

 

編集者は、出版社の先代社長の墓の前で、腹を切ろうとした。「私のネームが、もし見つからねば、君も切腹してもらう!」と、秋風が言いました。

 

半分、青い。40話ネタバレ、感想

大大大事件ですね。すずめが、秋風の仕上げたネームを、ゴミとして捨ててしまったようです。

 

ネームとは、漫画を描くときの設計図のようなものです。コマ割、構図、セリフ、キャラクターなどを描いたものです。

 

インスピレーションで受けたアイデアをまとめたものなので、ネームをベースにして、漫画が出来上がりますね。

 

その大事なネーム、しかも世紀の傑作、遺作となるようなネームを失くしたのでは、タダでは済みませんね。

 

しかし、すずめが掃除した時には、机にまとめられたネームらしきものは、なかったようですね。

 

床に、丸められた、下書きのようなものだけでした。

 

一体ネームは、どこに行ったのでしょうか。すずめの運命は、どうなるのでしょうか。

 

 

 

 

 

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