半分、青い。31話すずめと律の笛

半分、青い。31話 半分、青い。

半分、青い。31話(第6週「叫びたい!」)です。すずめと律は、ファイルを取り違え、律の受験票が、無くなりました。

 

律は、センター試験を受けられず、私立大学のトップ西北大学に、進路変更をしました。そして、喫茶ともしびに、律の合格祝いで、集まりました。

 

そこで、すずめと律のファイルを入れ替えた犯人が、判明しました。

 

半分、青い。31話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 仙吉:中村 雅俊

萩尾 弥一:谷原 章介
萩尾 和子:原田 知世
萩尾 律:佐藤 健
西園寺 龍之介(ブッチャー):矢本 悠馬
木田原 菜生: 奈緒

語り:風吹 ジュン

 

連続テレビ小説「半分、青い。」全話の感想まとめ

 

 

半分、青い。31話ネタバレ、あらすじ

半分、青い。31話
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

律は、すずめとファイルを取り違えました。ファイルを取りに、すずめの家に行くと、仙吉が倒れました。

 

仙吉の介抱をしている間に、律のセンター試験の受験票は、すずめと共に、東京へと向かいました。

 

それから、しばらく経ち、喫茶ともしびに、律と菜生、ブッチャーの3人が集まりました。

 

『律君は結局、ファイル入れ替わり事件で、京大受験を断念することになり、東京の私立大学に受かり、行くことになりました』

 

律が合格したのは、東大や京大ではなく、西北大学です。西北大学は、私立の名門です。

 

「あの時確かに、俺はちゃんと分かっていた。同じファイルが、二つあること。間違えるワケがない。すずめとは違う」

 

「俺は、イメージで、ファイルの場所を把握していた。なぜ、その場所が変わった?」と、律が、当時を振り返ります。

 

なぜ、ファイルが入れ替わったのか、しばらく考え、「フランソワ!」と、思い付きました。

 

テーブルの上を散歩するフランソワが、お腹の甲羅にファイルを引っ掛け、移動させたのです。

 

菜生が、言いました。「それや、フランソワは、二人のキューピットや。京都と東京に、離れ離れになる二人を、何とか一緒に東京へ出そうとした」と。

 

ブッチャーは、それを聞いて慌てます。「チョッと待って。俺は、どうなるの。律と一緒に、京都へ行こうと思っていたのに」と、落ち込みました。

 

すずめ、家族で謝る

半分、青い。31話
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

律の家では、すずめを筆頭に、仙吉、晴、宇太郎が、やって来ました。「この度は、まことに申し訳ありませんでした」と、全員で深々と頭を下げました。

 

弥一は、「今回は、誰のせいでもありません。西北大学にも、ちゃんと入れました」と、言いました。

 

『律君は、高校受験でも、犬を助けて失敗しています。受験会場の手前で、交通事故で怪我をした犬を見つけ、医者に運ぼうとして、受験できませんでした』

 

「今度は、犬の代わりに、私を・・・。本当に、申し訳ない。しかも、犬はちゃんとした事故で、私は、ただの貧血」」と、仙吉が、土下座をして、謝りました。

 

すずめも晴も宇太郎も、床に正座をして、謝りました。

 

「すずめちゃん、大学受験の要綱を読めば、受験票を忘れて来ても、再発行できると書いてある。再発行できると、あの子が気付かないワケがないと、私は思う」と、弥一が言いました。

 

 

 

律のプライドと期待

半分、青い。31話
引用元。http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

みんなをソファーに座らせ、弥一は、言います。「彼は、東大から京大に、志望校を変更しました。弱気になっていったと思う」

 

「あのままでは、京大も危うかった、と思う。律は、心の底では、少しホッとしたのではないか、と思う」「僕は、律が西北大学に受かってくれて、心底ホッとした」

 

「律のプライド、私たちの期待、ふくろう町全体の期待、生まれたときから神童と言われ、この世の全ての期待を自分が担っているよう勘違いして、滑り止めに、私立を受けさせて、とも言えなかった」

 

「律は、命拾いをしたと、私は思います」「実は、律は、余裕で京大を受かる成績でなかった」「ああ見えて、律のプライドは、チョモランマより高い」

 

「あの子は、小さい頃から手のかからない子で、自分の子供ながら、何を考えているのかよく分からなかった」

ワコさんが、言います。「あの子は、心の真ん中のところを、人に言わないい」

 

『心の真ん中なんて、おいそれと人には言わないと、すずめ以外全員が思っていました。すずめは、じゃあ私が今まで聞いていたのは、何だったのか。心の端っこだったのか。パンの耳かと、ショックを受けていました』

 

すずめと律の笛

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引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

すずめと律は、川原に来ています。すずめは、ワコさんが言った、律の心の真ん中のことを、話しました。

 

すずめは、律の心を知らなくて、「私は、悲しい。私は、律の親友だと思っていた」と、律に打ち明けました。

 

律は、言います。「二つ挫折があって、一つは希望の高校に入れなかったこと。一つは、永久機関だ。本当に作れると思っていた」

 

「でも、中学2年の夏に、俺は、天啓を受けたように分かった。永久機関は、この世では、作れないと」「信じて頑張っても、この世には、不可能なことがると思った」

 

「取りあえず、みんなが期待するから、東大へ行と思った」「しかし、現実に負けた」

 

「これは、すずめだから言うけど、俺は、そんなに出来ない。模試も成績も出来なくなってきた。希望校に入っていたら、西北大学にも入れなかったかもしれない。自分より上がいることにショックを受けて」

 

「ずっと一番だった人間は弱い」「俺は、周りが期待する俺でなくてはと、焦った」

すずめは、ハッと思い出し、「これも、良くなかったか」と、マグマ大使の笛を、ポケットから出しました。マグマ大使は英雄だから、いつだって英雄でないといけない、とワコさんが昔から言っていました。

 

すずめは、この笛も、律が期待に苦しむせいの一つだと、思いました。すずめは、笛を捨てようと、川に向かいます。

 

律が、慌てて追いかけ、すずめを止めます。すずめの腕を掴んで、「捨てないで」と、律が言いました。

 

すずめは、静かに笛をくわえ、3回吹きました。そして、「りーつ」と、小さく言いました。律も小さく「はい」と、返事をしました。

 

「これは、捨てないでください」と、律が言います。すずめは、「了解、いたした」と、神妙に答えました。

そして、川に石を投げ、二人で水切りをしました。

 

『もう、何を言っても余計ですね。二人が幸せでいることを、お婆ちゃんは、空から祈ります』

 

半分、青い。31話ネタバレ、感想

やはり、律は、センター試験を受けられませんでしたね。しかし、私立トップの西北大学に、合格しましたね。

 

受験では、いろんなトラブルが、考えられますね。しかも、将来を決めるかもしれない、大事なイベントですから、運営側も対策はしていますね。

 

受験票もその一つです。忘れる受験生は、必ずいますね。紛失する事もあります。そのため、再発行の手段が用意されていますね。

 

優秀で、抜かりのない律ですから、弥一が言うように、知らない筈はない、と思われますね。

 

まあ、何かの理由で、律は、東京の私大に、変更しました。すずめの東京行きと、合わせたと言うことでしょうか。

 

どちらにしても、すずめと律は、春から東京です。二人の東京生活は、どうなるのでしょう。それぞれの道に、別れて行くのでしょうか。

 

 

 

 

 

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