半分、青い。97話(第17週「支えたい!」)です。光江は、大納言のフランチャイズを辞め、すずめに任せると、言い出しました。
すずめは、涼次の夢を応援したい、支えたいと、言います。しかし、涼次は、本を最後まで書けません。
祥平が、そろそろ脚本を書いてはと、涼次に言います。涼次は、本を最後まで書けない、意外な理由を打ち明けました。
半分、青い。97話ネタバレ、あらすじ
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
すずめは、オフィス・ティンカーベルを辞めるとき、「私は、私の人生を生きる。」と、宣言しました。菱本から、「自分の空を見つけなさいよ。」と、励まされます。
一方、光江は、フランチャイズを辞めると言います。そして、すずめと二人で頑張ろう、「あんたが、社長や。」と、突然言い出します。
その話を陰で聞いていた、麦とめありが、待ったをかけます。フランチャイズを辞めたら、店が潰れます。
しかし、光江は、また、帽子を売りたいと、思っていました。麦は、帽子は、もう今どき売れないと、残った帽子を投げ捨てます。
意見が正反対の三姉妹は、すずめを挟んで、大ケンカになりました。
祥平、涼次に脚本を促す
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
オフィス・クールフラットで、涼二と祥平が、ロケ地の写真を見ています。祥平が、「追憶のかたつむり2」DVD化の契約書を見せました。
祥平は、最初に入ったDVDの印税で、涼次にお金を返すと、約束します。「本当に、よくやってくれている。助かっている。」と、礼を言いました。
祥平は、言います。「そろそろ自分でも、撮らないとな。」「『追憶のカタツムリ2』が終わったら、涼次の独り立ちに、協力する。」
さらに、祥平が言います。「お前、本書いてるの。売り込み用の、映画の脚本。俺、1回も見せてもらったことがない。」
つまみを作っていた涼次は、聴こえないフリをして、「パエリアでも、作りますか。」と、言いました。
光江の関西弁
藤村家では、三オバが、揃って仲良く、うどんを食べています。「ケンカしたら、お腹すきますな。」「そう、昔から、姉妹げんかすると、後からこうやって、みんなで何か食べていた気がする。」
すずめが、今まで不思議に思っていたことを質問します。「なんで、光江さんだけ、関西弁なんですか。」「うちの関西弁は、エゼじゃ。」
光江は、大阪に嫁に行き、8年くらい住んでいました。離婚して、東京へ戻って来ました。関西弁を忘れたので、今は、適当に、関西弁風に、しゃべっています。
お店で値切るときなど、関西弁の方がいいからです。
めあり、結婚してます
光江は、バツ一です。「カッコええやろ。」と、光江が言います。
すずめが言いました。「(光江に)一度結婚した人。(麦に)結婚しない人。(めありに)これから結婚する人。わたし、結婚したての人。」すずめは、嬉しそうに、結婚指輪を三オバに見せました。
めありが、反論します。「違う。私は、バツ一でも、未婚でもない。」「結婚してます。今現在、結婚してます。」
「私、、旦那とケンカして、世田谷のマンション飛び出して、ここに戻ってきて、今現在別居中なの。」「ドラマで、よくあるじゃない。”めありさん、戻ってきて。”」
「それが、来ないのよ。ダンナ、来ない。仕事忙しいのかな。」めありが、別居して、2年くらい経ちました。
涼次、本が書けない理由
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
クールフラットで、本が途中までしか書けないのは、途中で飽きるからではと、祥平が聞きます。涼次が、思っていること、言ってもいいですかと、聞きました。
「物語が、閉じるのが、寂しいのです。俺、自分の作る物語が、終わるのがイヤなんです。小さいころ、自分の好きな絵本や小説、15少年漂流記とか、終わらないでくれって、1ページずつ読んでいました。」
「その物語の中に、途中にいたいのです。その世界を閉じてしまったら、もうその世界はなくなる、と思うと、胸がキューっとなって、続きが書けなくなる。」
「だって、主人公も脇役たちも、いなくなるんですよ。」と、涼次は、初めて胸の内を明かしました。
「愛が深いのかな。」と、祥平は言います。
祥平、原作ものを提案
祥平が、涼次に提案をしました。「だったら、原作ものをやるんだ。」「もうある小説、原作。それだったら、あらかじめ、終わっているだろ。」「最後まである、それを脚色する、脚本にするんだ。」
「とりあえず、それを脚本にする。そいて、最後まで書くということを、身につける。大事なんだよ、最後まで書くということが。」
「なるほど、もう終わってるものだったら、終わらせても罪はない。」と、涼次は、納得します。
「最後まで、たどり着けない者は多い。夢に夢見ていた、ということだ。スタート地点にも立っていない。やるしかないぞ、涼次。」と、祥平が、励ましました。
すずめ、三オバと涼次の話
涼次が、家に帰ってきました。「ただいま。」と、声をかけますが、すずめはいません。
テーブルの上に、料理が置いてあります。母屋にいますと、メモがありました。
母屋では、三オバが、いい気分になっています。麦が、キョクアジサシの説明をしています。カモメより小さい体で、地球半周分を1年で往復すると、解説します。
光江は、すずめに店を任すと、また言いました。すずめは、言います。「その話ですけど、私、漫画家を辞めました。」
「涼ちゃんと出会って、涼ちゃんには、映画監督になりたいという、大きな夢があって。」
すずめ、涼次の夢を支えたい
「私は、夢が途絶えたから分かるけど、誰かが何かを夢見ている姿って、美しいです。傍にいるだけで、見ているだけで、元気が出てきて。」
「だから、今は、そんな涼ちゃんを応援したいと、思っているんです。今まで私、自分のためだけに生きて来ました。自分の夢を叶えるために、頑張らせてもらって。」
「でも、これからは、人のために生きようって思って。だから、店長って言うのは、ちょっと、荷が重いかなあって。」
「涼ちゃんのこと、考える時間が減る。涼ちゃんには、アジサシみたいに、空を飛んで欲しいのです。私が、飛べなかった空を。」
部屋の外で、話を聞いていた涼次が、飛び込んできます。「すずめちゃん。ありがとう。すずめちゃんの気持ちは、よーく分かった。俺、頑張るよ。頑張って、映画監督になる。」
涼次、本の完成を目指す
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
「とにかく、本を最後まで書き上げる。」「見たんでしょ。あの箱の中身。みんな、見たんだね。」
「大丈夫、最後まで書き上げます。これが、あるから。」と、佐野弓子の新刊「名前のない鳥」を出しました」
「これを、シナリオにする。そして、監督デビューするんだ。」
三オバも拍手で、応援しました。「頑張って、涼ちゃん。」
『涼ちゃん、”だめんず”脱却、できるのか。』
半分、青い。97話ネタバレ、感想
涼次が、いよいよ監督を目指します。原作をもとに、脚本を書くと、意欲を出します。
その原作が、佐野弓子「名前のない鳥」です。すでに、作家・佐野弓子が話題になっています。
なぜかと言うと、佐野弓子を演じるのが、若林麻由美さんだからです。若林麻由美さんは、1987年の朝ドラ「はっさい先生」のヒロインですね。
31年前のヒロインが、出演するということで、話題になっていますね。人気作家の佐野弓子は、脚本は気に入るのですが、新人の監督ではダメだと、涼次がデビューできません。
そこで、すずめと涼次の仲にも問題が起こるのですが、そんな火種をつける役どろこを若林麻由美さんが演じます。ストーリーは展開するのですが、ちょっといい人ではない、感じですか。
若林麻由美さんは、中盤の大きな盛り上がりに、参加しますね。
さて、そう言うことで、涼次がシナリオに挑戦します。すずめのサポートが、強力になるのでしょうか。
半分、青い。97話キャスト
森山 鈴愛:永野 芽郁
森山 涼次:間宮 祥太朗
元住吉 祥平:斎藤 工
藤村 光江:キムラ 緑子
藤村 麦:麻生 祐未
藤村 めあり:須藤 理彩
語り:風吹 ジュン