半分、青い。34話すずめ、東京の一日目

半分、青い。34話 半分、青い。

半分、青い。34話(第6週「叫びたい!」)です。すずめは、オフィス・ティンカーベルに到着し、東京での一日目です。

 

案内してもらったオフィスは、豪華でお洒落な建物でした。休憩室には、有名画家のえが飾ってあります。テーブル型ゲーム機もありました。

 

一方、すずめの住む家は、今にも壊れそうな、古い平屋でした。台所もお風呂もトイレも共同です。そんな、すずめの東京生活が、始まりました。

 

半分、青い。34話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 草太:志水 透哉
楡野 仙吉:中村 雅俊

萩尾 律:佐藤 健
木田原 菜生: 奈緒

秋風 羽織:豊川 悦司
菱本 若菜:井川 遥

語り:風吹 ジュン

 

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半分、青い。34話ネタバレ、あらすじ

すずめは、オフィス・ティンカーベルにやって来ました。秋風が、菱本若菜に、オフィスを案内してもらうよう、言いました。

 

仕事が始まるのは、明日の10時からです。今日は、到着早々なので、休んでいいことになりました。

 

菱本が、すずめを案内します。仕事場は、3階です。まず、2階に下りていきます。後ろからついて行くすずめは、菱本のスカートが長いので、思わず裾を踏みそうになりました。

 

オフィスには、エレベーターもあります。すずめは、家の中にエレベーターがあるので、ビックリしました。

 

2階に、リラクゼーションルームがあります。すずめは、中を見て「ふぎょぎょ」となりました。仕事で疲れたら、ここでリラックスすることが出来ます。

 

すずめは、説明をする菱本の左側に、移動しました。不思議がる菱本に、「私、左が聞こえないので、こちらに立ちます」と、すずめが説明しました。

 

オフィスの案内

半分、青い。34話
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

すずめは、秋風の原稿の上に、コーヒーをこぼしました。「あれ、書き直しですよね。大丈夫ですか」と、菱本に尋ねました。

 

「書き直しではないが、あの程度のものは、アシスタントの作業で、どうにでもなります」と、菱本が教えてくれました。

 

仕事場では、アシスタントが、コーヒーで汚れた原稿を、修復しています。秋風は、みんなに今回の漫画のコードは、”C major7″と、伝えました。

 

秋風は、ギターを抱え、コードを弾き鳴らします。ギターのネックが、原稿の横に置いているコーヒーカップすれすれに動きます。

 

秋風は、何度注意しても、原稿の傍にコーヒーを置きます。「ドキドキするのが好きなんです。こぼれたら、どうしよう。ヒリヒリした感じの中で描くのが好きなんです」と、菱本が言いました。

 

リラクゼーションルームの壁には、立派な絵が飾ってあります。左から順に、 東谷 魁夷、松原 龍三郎、平川 郁夫、縦尾 忠則、と言う日本を代表する画家の絵でした。

 

また、喫茶店にあった、テーブル型のゲーム機もありました。

 

すずめの部屋

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引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

次に、1階へ行きました。この秋風の家は、12億円でした。土地代が8億円、建物が4億円です。

 

菱本は、プライベートルームのドアを、一瞬だけ開けて、チラ見せしました。

 

菱本は、手入れの行き届いていない、落ち葉が散らかった洋風の庭に出ます。そこに、すずめが住むことになる家がありました。

 

今まで案内された、秋風の豪華なオフィスとは正反対の、平屋のボロボロの長屋のような建物でした。

 

中に入ると、共同の炊事場があります。冷蔵庫には、自分の名前を書いて入れます。洗面所の隣には、お風呂場があります。

 

タイル張りの浴室で、小さなステンレスの浴槽です。お湯は、ガスで沸かすようになっていました。

 

すずめの部屋は、入り口が、ガラス障子の、古い和室の8畳間です。部屋には、実家から送られた、ダンボールが積んでありました。

 

すずめは、西日の差し込む部屋で、ダンボールを背にして座り込みました。なんだか、寂しくなりました。

 

すすめのいない夕食

律と菜生が、電話で話しています。律が、「行った?」と聞くと、「うん、今日行った」「もう、ふくろう町に、いないね。すずめ」と、菜生が言いました。

 

すずめは、段ボール箱を開けて、荷物を出しています。壁のコルクボードに、体育祭の時の4人のモノクロ写真を貼り、ジッと見つめました。

 

楡野家では、夕飯の時間です。晴は、すずめの箸をテーブルに置きます。草太が、「お姉ちゃん、もういないよ」と、言いました。

 

晴は、そうかと気付き、すずめの箸を持って、台所へ戻しに行きました。晴は、台所で、すずめの箸を握ったまま、立ち尽くしています。

 

宇太郎も仙吉も草太も、すずめのいない食卓が、寂しくなりました。

 

すずめは、段ボール箱をテーブルの代わりにして、買ってきたのり弁当を食べました。一人で食べる夕ご飯は、アッと言う間に終わりました。

 

 

 

ボクテとの出会い

すずめは、着替えを持ってお風呂に行きました。風呂場の戸をノックして、入ります。浴槽の横に、ガス機器があります。

 

すずめは、どうやってお湯を沸かすのか、分かりません。着替えを手にして、部屋へ戻りました。

 

部屋で座り込み、すずめは、大きくため息をつきます。

 

『そのとき、すずめは、私は、もう家に帰らないんだ。今日、家に帰らないんだ、と思いました。今日からここが、私の家』

 

すずめの部屋を、誰かがノックします。慌てて、パジャマの上に、カーディガンを着ます。

 

戸を開けると、アシスタント仲間のボクテでした。いつも「僕って」と言うのが口癖のボクテです。おしゃべりだけど、ゲイだから安心です。

 

台所に、すずめ宛の荷物が置いてあったので、持ってきてくれました。「そのパジャマ、可愛いわね」と、ボクテが、言いました。

 

宇太郎の本棚と晴の手紙

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引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

受け取った中味は、すずめの本棚でした。宇太郎が作って、送ってくれたものです。すずめは、嬉しそうに、本棚を眺めました。

 

本棚の裏に、封筒が貼り付けてありました。中を開けると、数枚の1万円札と、手紙が入っていました。

 

「困った時に使いなさい。お母さんのヘソクリ、分けてあげました。母」と、書いてありました。

 

すずめは、手紙を片手に、本棚を引き寄せ、頬に当てます。

 

『すずめは、お父ちゃんとお母ちゃんを抱きしめたて、泣きました。ヒノキのいい香りがしました』

 

その時、「コトコト」と、変な音がします。すずめは、何の音かと驚き、周りを見回しました。

 

半分、青い。34話ネタバレ、感想

オフィス・ティンカーベルは、豪邸でお洒落ですね。総額12億円です。エレベーターがあり、休憩する部屋まで用意されています。

 

さらに、日本を代表する画家の名画も掛かっています。ドラマなので、実名から、少し変えられていますが、東山魁夷、松原龍夫、平山郁夫、横尾忠則ですね。

 

本物だとすると、かなりの高額になりますね。

 

それに比べ、すずめが暮らすことになる家は、ボロ家ですね。外から見ると、今にも壊れそうで、雨漏りがしそうな感じですね。

 

90年代の東京にしては、余りにも汚い小屋のような建物ですね。住めば都と言いますが、馴れるのが大変そうです。

 

それに、家のどこかで、変な音がします。まさか、ねずみがいるのでしょうか。それとも、野鳥が巣でも作っているのでしょうか。

 

お風呂にも入れないし、初めての東京の夜は、眠れそうにありませんね。

 

 

 

 

 

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