半分、青い。64話すずめ、喜びたい!

半分、青い。64話すずめと裕子 半分、青い。

半分、青い。64話(第11週「デビューしたい!」)です。月刊ガーベラに掲載された裕子の漫画が、評判です。担当が決まりました。

 

アシスタントから、デビュー第1号が出て、すずめも喜びました。しかし、ボクテは、裕子に先を越され、嫉妬しています。

 

そんなボクテの隙に、怪しい男が近づいて来ました。

 

半分、青い。64話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 仙吉:中村 雅俊

秋風 羽織:豊川 悦司
菱本 若菜:井川 遥
小宮 裕子:清野 菜名
藤堂 誠(ボクテ):志尊 淳
中野:河合 克夫
野方:猫田 直

語り:風吹 ジュン

 

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半分、青い。64話ネタバレ、あらすじ

すずめの故郷、つくし食堂は、お昼のお客で賑わっています。晴も宇太郎も仙吉も、大忙しです。

 

つくし食堂の電話が鳴りました。晴が出ると、すずめからでした。
「なあに、お昼時に。今日は、珍しく混んでいる」と、晴が忙しそうに言います。

 

「エッ、ホント、本当に?」と、言う声に、宇太郎と仙吉が、何事かと、驚きます。
「すずめ、デビュー決まった」と、晴が言うと、宇太郎も仙吉も、大喜びしました。

 

電話の向こうで、すずめが「違う、お母ちゃん、私じゃない、裕子や」と、慌てていました。

 

『そう、1992年の春、めでたく裕子ちゃんが、デビューしました』」

 

すずめや皆は、大喜びですが、ボクテだけは、浮かない顔をしていました。

 

裕子連載へ

半分、青い。64話デビュー
引用元:

オフィス・ティンカーベルに、散英社ガーベラから、楠木 洋平がやって来ました。
「デビュー作”5分待って”は、読み切りでしたが、好評です。ぜひ、連載にできるよう、頑張りましょう」

 

『デビューした裕子には、担当が付きます。担当と言うのは、編集者のこと。その漫画家と一緒に、漫画を作り上げ、二人三脚で・・・』

 

そこへ、秋風が「ちょっと、いいですか」と、やって来ます。裕子は、ティンカーベルで働いているし、秋風が教育した。

「彼女のネームは、私のチェックの後に、見せられる段階になってから、お見せしたい」と、編集者に、注文しました。

 

『漫画家に、どんな担当・編集が付くかは、とても重要なことなのです』

 

裕子の担当

たとえば、1970年、秋風が30歳の頃、担当が、今流行っている漫画の要素を描き出しました。
「スポ根」「時代もの」「ナンセンスギャグ」を取り入れれば、ヒット確実と、提案します。

 

そんなことをしたら、秋風の漫画は、メチャメチャになります。

 

『そう、秋風は担当に恵まれず、常に、ハズレくじを・・・』

 

文学好きで、男なのに少女マンガ何てと言う担当、漫画家になりたくて、自分のイメージを押し付けてくる担当、別れた愛人の名前を付けさせる担当、内容を理解しない担当、定時で帰りたがる担当、などなど。

 

『秋風さんは、病みました』

 

だから、秋風は、「才能は、きちんと育てなければいけない」「漫画家という不確定なもののために、自分の安定した人生を捨てた」

 

「その勇気ある決断を、誠意を持って、迎えなければいけない」と、考えていました。

 

最初のファンレター

担当となった楠木が、手土産の「シュトルーデル」と、裕子へのファンレターを渡しました。
ファンレターの宛名は、「小宮裕子先生」と、書いてありました。

 

「大切にしなさい。最初のファンレターだ」
「大御所が穴を開けてデビューしたことは、気にしないでいい。関係ない。実力だ。君は、秋風塾デビュー第1号だ。自信を持って」と、秋風が励ましました。

 

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ボクテの嫉妬

中庭で、ボクテが、おみやげのシュトルーデルを食べています。
「全然、味がしない」

 

「じゃ、私が食べる」
と、すずめが、ボクテからシュトルーデルを取ろうとします。

 

「すずめちゃんは、お気楽だね。嫉妬yとか、ないの」
ボクテは、そう言いながらも、シュトルーデルを食べ続けました。

 

すずめが言うには、アシスタントからデビューできるのは、5人に1人。その中でも、食べていけるようになるのは、一握り。「われらが裕子が、5人の1人に入った。妬むよりは、喜ぶでしょ」

 

ボクテは、「すずめちゃんは、おめでたいね」と、言いました。

 

その頃裕子は、リラクゼーションルームで、一人でシュトルーデルを食べていました。

 

すずめ、けなるい

半分、青い。64話すずめとボクテ
引用元:

「本当は、私だって”けなるい”よ」と、すずめが岐阜弁を使いました。

 

“けなるい”とは、羨ましいの切実なものです。居ても立ってもいられないほど羨ましいことを言います。

 

すずめは、空に向かって「けなるい」と叫びました。ボクテも、後について「けなるい」と、叫びました。

 

すずめの本まるけ

つくし食堂では、晴が月刊ガーベラを読んでいます。すずめが、食堂に置いて欲しいと、3冊送ってきました。

 

宇太郎は、すずめがデビューした時、食堂の本棚全部、すずめの本でいっぱいにすると、張り切って言いました。

 

「すずめの本まるけ」です。すずめの本だらけの岐阜弁でした。楽しみやなと、二人で笑いました。

 

すずめ、喜びが2倍

半分、青い。64話すずめと裕子
引用元:

すずめと裕子が、イルカ公園に、走ってきます。レジ袋から、月刊ガーベラを出しました。
駅前の書店、町の書店、近くのコンビニ、それぞれから買って来ました。

 

「おかしいな、私の漫画が載ったら、売り切れるはずなのに」と言うう裕子に、「何言っとる、凄いよ。これが日本中の本屋さんに、並んどる」と、すずめが言います。

 

「先越されたと、思っている。だけど、嫉妬して、羨んでばかりいたら、人生が半分になる」
「友達に、良いことがあったら、喜びたい。そうしたら、人生は2倍楽しくなる」

 

「律がいなくなった時、裕子がいてくれて、悲しいのが減った。だから、裕子が悲しい時は、助けたいし、嬉しい時は、喜びたい」

 

「と言うか、嬉しい。自慢や。これ、私の友達が書いたよー」「私も頑張る」と、すずめが言いました。

 

裕子は、すずめといると、素直になれると、思いました。

 

生き直したい

リラクゼーションルームで、月刊ガーベラの裕子のページを秋風が見ています。
「いいね」「次は、どっちかな。ボクテか楡野か」

 

「先生のおかげですね」と言う菱本に、「違う。実力があるのと、頑張っている。頑張っている者は、報われる。私は、そう信じている。違うか?」と、秋風が言いました。

 

菱本は、秋風が変わったみたいと、感じました。
「一度は、終わったと思った命だ。生き直したい。若い人たちと一緒に」と、秋風は、菱本と、グラスを合わせました。

 

良からぬ企み?

喫茶「おもかげ」の前に、ボクテが来ます。一度、足を止め、意を決したように、中に入りました。

 

店内に、一人の男がいます。ボクテは、挨拶をし、テーブルに着きました。

 

男が、「大丈夫なんですか、ここ。秋風先生の仕事場から、近いんじゃないの」と、聞きます。

 

ボクテは、「大丈夫です。先生は、今日、散英社に出かけています」と、答えました。

 

男は、草萌書房・月刊アモーレ編集部の黒崎 良平でした。

 

『ん?他社の編集。何か良からぬ者が、良からぬ事を企んでいるようで、嵐の予感です』

 

半分、青い。64話ネタバレ、感想

凄いですね。裕子に、担当が付きました。これで、本当に漫画家として、スタートですね。

 

すずめは、喜びます。つくし食堂にも知らせました。本も送りました。

 

すずめは、「嫉妬して、羨んでばかりいたら、人生が半分になる」「喜んだら、人生は2倍楽しくなる」と、言いましたね。

 

正直、すずめ自身も”けなるい”と思っていますが、人生が半分になるので、一緒に喜んでいます。

 

普通は、なかなか、できなきことですね。すずめは、偉いと思います。

 

しかし、普通でないのが、一人いましたね。ボクテです。裕子の前でも、分かるように、嫉妬していました。

嫉妬をすると、良いことがありませrん。その通り、怪しい男が寄って来ましたね。

 

波乱の幕が、開きそうですね。

 

 

 

 

 

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