半分、青い。48話(第8週「助けたい!」)です。秋風を助けたい、と言う一心で、すずめが行動しました。律とは、ケンカにもなりました。
秋風は、思い込みでしたが、新たなガンが見つかりました。早期発見だったので、簡単な手術で全快し、無事ガンからの生還を果たしました。
秋風塾も再開しましたが、すずめのレベルが上がらず、一人落ち込んでいます。
半分、青い。48話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
萩尾 律:佐藤 健
朝井 正人:中村 倫也
秋風 羽織:豊川 悦司
菱本 若菜:井川 遥
小宮 裕子:清野 菜名
藤堂 誠(ボクテ):志尊 淳
大学病院の医師:山寺宏一
語り:風吹 ジュン
半分、青い。48話ネタバレ、あらすじ
菱本が見せた、秋風の歯科の領収書に、「美濃 権太(みのう ごんた)」の名前が、書いてありました。菱本は、先生の本名です、と教えました。
すずめ達は、一斉に驚きました。菱本は、秋風が、かかりつけの病院に行ってないと分かりました。では、なぜガンが再発したと分かったのだろう、と考えました。
律が、「もしかして、思い込んでいるだけでは」と、言いました。すずめも、「先生なら、ありそう」と、同意します。
菱本は、よく考えて、「血、かも」と、つぶやきました。
菱本の説得
引用元:
菱本は、秋風の部屋に行きました。大学病院に、行ってないことを秋風に、問い詰めます。「病院など、行ってたまるか。ヤボだ」と、秋風が言います。
菱本は、「受付で、”美濃権太さま~”と、呼ばれるからですか」と言い、慌てて、「ジョークです」と、訂正しました。
秋風は、「ややこしい時に、冗談を言うな」と、注意しました。
菱本が、一緒に病院へ行きましょうと誘いますが、秋風は、「行きません!」「今度再発したら、天寿だと思っていた」「50も過ぎました。もう十分です」と、突っぱねます。
菱本は、言いました。「先生の命は、先生だけのものでは、ありません」「先生の漫画を楽しみに待つ、みんなのものです。これまで、ファンに支えられ、生きてきたのではないですか」
「先生は、漫画の神様に愛された、数少ない人です。そういう才能のがある人には、漫画を描いて、多くの人を幸せにする使命があります」
「そして、ボクテ、裕子、すずめちゃんは、将来をかけてここに来ています。ここに集めた責任があります」「お願いします。病院に行ってください」
そう言って、菱本は、秋風に頭を下げました。
ガンの診断結果
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
すずめは、喫茶「おもかげ」に行きました。店内に入ると、正人が、いました。黒のベストに、黒の蝶ネクタイをしています。正人は、ここでバイトを始めたと、すずめに言いました。
すずめは、秋風ハウスに、いられないので、気を紛らわそうと、一人でやって来ました。ネームを描こうとしますが、秋風の診断結果が気になり、全く集中できません。
その頃、大学病院では、菱本に付き添われた秋風がいました。医師は、「ありますね」と、診察結果を告げます。「再発ですね」と、秋風が聞きました。
医師は、「違います。前とは別の部分です。前は、S状結腸で、しっかり、取り除いています。今回は、直腸で、極初期のものです。早期発見です。内視鏡でいけます」と、言いました。
「転移もないでしょう」「でも、ラッキーです。こんなに早く、見つかるなんて」の言葉に、菱本は安心し、秋風は、体の力が抜けました。
菱本は、秋風の手に、自分の手を重ねました。今のサイズであれば、2,3日の入院ですむ、予定入れて良いですねと、医師が確認しました。
秋風は、菱本の顔を見て、「お願いします」と、言いました。
秋風、ガンからの生還
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
秋風の内視鏡治療が、無事に終わりました。家に戻った秋風が、「イテテ・・・」と、痛がります。菱本が、驚いて声をかけると、「なんちゃって。うっそー」と、秋風が、バラしました。
机の上に、薬がたくさん置いてありました。すずめが、取り寄せた漢方薬です。仙吉おすすめのサメの軟骨もあります。
さらに、仙吉から、たくさんの五平餅も送ってきました。
リラクゼーションルームに、すずめたちアシスタントと、津や正人が、集まりました。クロッキー教室です。
クロッキーの前に、秋風が、「心配をかけて、すまなかった」と、転移もなかったことを報告しました。みんなは、ひと安心しました。
秋風が、話します。「私は、5年前に、大腸のガンをやっています。5年の生存率は65%。去年から出血があり、再発したと思いました。
しかし、再発ではなく、新たな場所。そして、早期発見で、こうして助かりました。これからも、ガンの再発は十分にある。
私は、正直怖い。しかし、生きる。そして、皆さんに、漫画の描き方を教えたいと思う。漫画は、素晴らしいものだということを。
私は、病の、亡くなる恐怖を忘れ去ることは、できない。しかし、それを思い出さないでいることは、できる。漫画を描くということによって。
創作という魂の饗宴のなかで、私はしばし、病を忘れる。私は思うのです。人間にとって創作とは、神の恵みではないかと」
すずめ、安心する
秋風の話がのって来たとき、すずめが、突然、話をさえぎりりました。お母ちゃんやお爺ちゃん、ワコさんと菜生、ブッチャーに、電話してきますと。
秋風が、大丈夫だった、上手くいったと、心配しているみんなに、知らせてくると、すずめが言いました。
ブッチャーにも連絡していたことに、律は、驚きました。すずめは、八坂神社の厄除けを、ブッチャーに、頼んでいました。
『先生、ガンからの生還の知らせに、みんなが、ホッとしたのでした』
すずめ、アシスタントに
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
作業場では、秋風が、マンションの絵に、白いインクを吹きかけています。そして、”楡野!”と、すずめを呼びました。
すずめに、リテイクを言いつけます。ボクテや裕子は、工夫しながら、背景を描いています。すずめは、マンションのフェンスを描きました。
『その頃には、すずめも、背景を描かせてもらうようになりました』
すずめは、出来上がったマンションの絵を持って、再び、秋風のところへ持って行きます。
すずめが、書き直した背景に、秋風が、インクを吹きかけます。また、リテイクです。
『秋風先生は、また、精力的に仕事を始め、締め切り後には、また、床の上に寝転がりました』
あなたが私の王子さま
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
秋風漫画塾も、熱を帯びています。ボクテ、裕子、すずめが、原稿を見てもらいます。すずめの原稿に、秋風は、「何度言ったら分かるの。話が、うわっつらなんだって!」と、怒鳴ります。
「”感動をありがとう。あなたが私の王子さま”なんじゃこれ。こんなセリフ、生きていて人が言うか!」「お前は、こんなダサいこと、言ったことがあるのか!」と、原稿をバラ撒きました。
『そう、すずめは、3人の中で完全に、落ちこぼれていました』
すずめは、喫茶「おもかげ」で、一人落ち込んでいます。正人が注文を聞きますが、何を食べたいのかも分かりません。
正人は、しばらくして、すずめに、チョコレートパフェを出しました。正人が、初めて作ったパフェです。すずめに、「元気出してのプレゼント」です。
すずめは、「正人君、あなたが私の王子さま」と、秋風にけなされた、原稿のセリフを言ってみました。
「試しに、口に出してみたのですが、口にしたら最後、ドキドキが止まらなくなってしまいました。どうする、すずめ』
半分、青い。48話ネタバレ、感想
秋風先生、全くの思い込みでしたね。しかし、ラッキーなことに、別のガンで、しかも早期発見でしたね。転移もなく無事に手術が成功しました。
しかし、すずめの行動力は凄いですね。あっという間に、できることをやってしまいました。おかげで、たくさんの薬が、集まりましたね。
律が言うように、本人の自覚に任していたら、手遅れになることもありますね。まあ、どちらが良いのか、分からないのですが。
すずめの羽より軽い口が、人を傷つけることも、あるかもしれません。そこが、すずめの良いとこですが、良いとこと悪いとこは、セットになっていると、すずめは言いましたね。
だから、話すときには、気を付けないといけないですね。すずめは、自身に無神経なとこがあると、自戒していましたね。
ところで、すずめ、秋風に指摘された、普通では使わない言葉を、正人に言ってみました。言葉を口に出すと、自覚するものです。
正人は、すずめの王子様になるのでしょうか。