半分、青い。141話(第24週「風を知りたい!」)です。すずめは、草太の知らせを聞いて、晴の病院に駆けつけました。律も一緒です。
すずめと律を見た晴は、なんとか、二人を一緒にしたいと思いました。その時、律は、二人で会社スパローリズムを設立したと、言いました。
すずめは、驚きますが、二人で新商品を作ると、決意しました。
半分、青い。141話ネタバレ、あらすじ
夜、すずめが、カノと寝ている時、草太から電話がかかりました。「お母ちゃんが、急変して家で倒れた。」
すずめは、突然の知らせに、驚きました。翌朝、すずめは、晴が入院した病院に駆けつけます。律も、一歩に来ました。
「昨日の夜中に、急に容態が悪くなって、病院に来たんや。」と、草太が、説明します。「このまま入院して、4、5日して落ち着いたら、手術することになった。」
「手術、来週の予定やったよな。」と、すずめ。「早い方が、いいらしい。」と、草太が、教えました。
すずめと律、晴の病院へ行く
すずめと律は、晴の病室へ行きます。晴は、宇太郎と話していました。「あっ、すずめ。なんや、律君まで。ごめんね、律君まで。」と、晴。
「お見舞い、来れてなかったから。」と、律。「お父ちゃん、なんか飲み物買って来るわ。草太も。」と、宇太郎は、草太と病室を出て行きました。
「ああ、苦しかった。さっきは、もうダメかと思った。さすがに、気が弱くなってまった。」「お母ちゃん、大丈夫やよ。」と、すずめは、晴の手を握りしめました。
晴の気が弱くなったことに、律も心配しました。
晴、すずめを心配し律に期待する
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
病室を出た宇太郎と草太は、自販機で飲み物を買いました。「今はな、あの三人にしてやった方がええ。晴さん、ああ見えて策士や。」
「やらせるよ。律君に、すずめを貰ってもらおうと、思っとる」と、宇太郎が、草太に言い、笑いました。
「まあ、おばさんも歳やしな。」と、晴が、言います。「何があっても、おかしくない。」「お母ちゃん、弱気になったらアカン。」と、すずめ。
「すずめ、お母ちゃんは、あんたが心配や。」と、晴は、律を見ます。「草太は、結婚して、里子さんも子供もおって。」
「ああ、お母ちゃんは、誰か、すずめと一緒におってくれる人がおらんと、心配やな。」と、律を見ました。律は、目をそらしました。
すずめと律の会社に晴は安心する
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
「おばさん、俺いま、すずめと一緒に、新商品を開発しているんです。」「えっ、律君と。」「そうや、そよ風の扇風機。」と、すずめ。
「俺、すずめと一緒に、会社を立ち上げたんです。」と、言う律を、すずめは、ビックリして見ました。「スパローリズムと、言います。」
「スパローが、すずめで、リズムが律。」「ああ、二人で会社。よかった。」と、晴は、嬉しそうに言いました。
「いいね。そよ風、浴びてみたいわ。お母ちゃん、生きとらなアカンな。楽しみや。」。律とすずめは、微笑んで、晴を見ました。
二人の会社、スパローリズム
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すずめと律は、廊下に出ました。「律、二人で会社なんて、本気か。」「よかったら、どうすか。一緒に、やんない?」
「律、私は分かっとる。お母ちゃん、安心させようと思って、思わす言ってまったんやろ。」「いや、すずめ、思っていた。」
「そよ風の扇風機、二人で作ろうや。きっと、楽しい。」と、律。「作る。スパローリズムや。」と、二人は、ハイタッチをしました。
恵子、すずめは花咲く可能性がある
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シェアオフィスで、津曲が、パソコンのゲームを恵子に見せています。「これ、修次郎が作ったの?すごい。」
「こういうの流行っているみたいよ。タイトル『神さまに似ている』。」「へー、すごいな。修次郎、何年生になったんだっけ?」
「中1?」と、津曲。「いつ会ったんだっけ?」「1年くらい前かな。会わせてくれないよ。」「あれ、なんなの?」と、グリーンの垂れ幕を見ます。
「お母さんのオペは、何とかって。」「すずめちゃん、お母さんガンだとかで、手術。」「そういうこと、大々的に書くものかね。」と、津曲。
「すずめちゃん、伏せるようなこと、見せてくるから。普通の感覚と違うことって、何かの種だよ。そこから、花咲く可能性がある。」と、恵子。
正人、終わる恋より始る恋の方がいい
オフィスの入り口に、スパローリズムのプレートが出来ました。「ねえ律、風ってどこから来るのかな。そして、どこに行くんだろうね。」と、正人。
「風っていうのは、空気の移動。暑い場所に、上昇気流が生じ・・・」と、律は、理系的に、風の理論を語り出しました。
「ふーん。」と、文系の正人は、律の話を途中で止めます。「すずめちゃんのお母さん、手術が上手くいくといいね。」
「この扇風機が出来たら、第1号は、晴さんにプレゼントだな。」「律は、ほんと、すずめちゃんが好きだな。」
神宮球場の花火が、上がりました。音だけが聞こえてきます。「終わる恋より、始る恋の方がいいのか。」と、正人は、寂しそうでした。
晴、手術が始る
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晴の手術が、始ります。ストレッチャーで、晴が、運ばれていきます。「ほんならな、お母ちゃん頑張れよ。」と、草太。
「頑張れよって、お母ちゃん、全身麻酔や。寝てる間に、終わってしまうわ。」と、晴。「待っとるでな。」と、宇太郎。「待っとるよ。」と、すずめ。
晴が、手を伸ばします。その手を、すずめ、宇太郎、草太ガ、握り締めました。晴は、みんなを見て、微笑みました。
すずめ、控え室で律の本を読む
宇太郎と草太は、控え室で、黙って座っています。すずめは、本を読んでいます。「姉ちゃん、すげーな。こんな時、よう本が読めるな。」
「これは、そよ風の扇風機を作るための資料や。律が、置いていった。私は、お母ちゃんのために、そよ風の扇風機を作る。」
「これは、そのための勉強や。風を知る。」
『すずめは、本当は、あのオペ室の中のことを思うと、気が気でではありませんでした。でも、こう思っていました。』
『私は、今の中には、沈まん。この苦しさの中には、沈まん。未来を見る。と。』
すずめ、律のパラパラ漫画を見る
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すずめは、ページの隅に、律の描いた絵があることを見つけました。それは、パラパラ漫画でした。ページをめくると、絵が動きます。
「手術中のサインです。手術室の前で、すずめが祈っています。手術が終わり、ストレッチャーに乗った晴が、出てきます。
すずめは、晴と抱き合って喜びます。扇風機のそよ風が、晴を優しく撫でていきます。」
すずめは、本を持って立ち上がり、待合室から出て行きました。
晴、手術が無事に終わる
晴が、ストレッチャーに、乗せられています。「楡野さん、目が覚めました?」と、看護師が、呼びかけます。晴が、うっすらと、目を開けました。
すずめ、宇太郎、草太は、廊下に出てきた晴の元に、走って来ます。「お母ちゃん。」「晴さん。」
「よく、頑張りましたね。手術、上手くいきましたよ。」と、看護師。晴は、微笑みました。
シェアオフィスの屋上で、律が、風を調べています。たくさんの、ピンクとブルーのリボンが、たなびいていました。
半分、青い。141話ネタバレ、感想
晴さんが、緊急入院しましたね。すずめは、慌てて病院に行きました。律もついてきましたね。それを見て、晴さんは、二人をくっつけようとします。
まあ、生まれたときから、二人を知っていますし、二人の現状も知っていますから、すずめと律が、一緒になることを願うのは、当然でしょうね。
その返事として、なのか、律は、二人で会社を立ち上げ、二人でそよ風扇風機を開発すると、言いましたね。
これで、晴さんは、ひとまず安心します。そして、瓢箪から駒なのか、二人の会社が出来ました。
後は、晴さんが全快し、そよ風扇風機が完成するだけですね。
一方、正人は、年上の彼女と、別れたのでしょうか。なんとなく、センチな言動ですね。
半分、青い。141話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 草太:上村 海成
萩尾 弥一:谷原 章介
朝井 正人:中村 倫也
津曲 雅彦:有田 哲平
加藤 恵子:小西 真奈美
語り:風吹 ジュン