半分、青い。44話(第8週「助けたい!」)です。すずめを迎えに、秋風がやって来ました。ネームは、秋風が失くし、無事見つかりました。
秋風の勘違いで、すずめは無関係でした。怒ったすずめは、秋風に、いろいろと約束させます。そして、クビを撤回し、アシスタントになることが出来ました
。
半分、青い。44話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 草太:志水 透哉
楡野 仙吉:中村 雅俊
萩尾 弥一:谷原 章介
萩尾 和子:原田 知世
萩尾 律:佐藤 健
朝井 正人:中村 倫也
秋風 羽織:豊川 悦司
菱本 若菜:井川 遥
小宮 裕子:清野 菜名
藤堂 誠(ボクテ):志尊 淳
語り:風吹 ジュン
半分、青い。44話ネタバレ、あらすじ
律は、久しぶりの実家に、着きました。一緒に来た正人は、写真館を見て、カッコイイね、と言いました。
律が、「お母さん、ただいま」と言って、玄関から入ります。ワコさんが飛び出してきて、「エッ!」と、驚きました。
ワコさんは、「エッ!」と、言うばかりです。そして、「チョッと、ごめん」と言って、一旦、奥へ引っ込みました。
正人が、「お母さん、泣かれていたんじゃない?」と、言いました。
律は、リビングで、急に帰ってきたワケを、弥一とワコさんに話しました。二人で、秋風を案内してきたのには、理由がありました。
律は、クリーン車に乗るところを、普通車にして、正人を同行しました。秋風とずっと一緒の席では、息が詰まる、と言うことも理由でした。
ワコさん、喜ぶ
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
ワコさんは、とにかく律が帰ってきてくれたことが、嬉しそうです。正人が一緒でも、「いいの、いいの、すっごくいいの」と、上機嫌です。
夕食は、寿司をとることにしました。それも、特上寿司です。
『と、萩尾家が、わきあいあい としている一方、楡野家は、どんなことになっていたかと言うと』
秋風が、「誠に申し訳ない。ネームはありました。私の勘違いでした」と、両手を付き、頭を下げました。
すずめは、怖い顔をしていました。そして、急に立ち上がり、使い捨てカメラで、謝る秋風の写真を撮りました。
「このようなことは、もう二度とないと思ったので。記念に」と、説明しました。秋風は、軽くムッとしながら、「本当に申し訳なかった。帰ってきて頂きたいと、思っています」と、言いました。
そして、「あなたのカケアミ、なかなか素晴らしかったです」と、付け加えました。
すずめクビを撤回
すずめは、一瞬嬉しそうな顔をしましたが、すぐに「お願いがあります」と、言い出しました。
秋風は、口をへの字にして聞きます。「私には、親の付けてくれた”鈴愛”と言う名前があります」「岐阜のサルと呼ぶのは、金輪際やめていただきた!」と、言いました。
すずめの家族は、それを聞いて、ざわつきます。秋風は、慌てて否定しました。「いやいや、何のことだか」と。
「東京に戻ったら、私は、メシアシですか?」と、すずめが続けます。痛いところを疲れた秋風は、「いえいえ、まさか。秋風漫画塾の特待生として、受け入れます」と、答えました。
草太が、「調子のりすぎ」と、すずめを止めます。すずめは、クビになり、人生が終わったと思っていました。
しかし、秋風は、クビにしないと、言いました。
秋風は、終電の時間だと言って、切り上げます。そして、封筒を出し、グリーン車で戻ってくるよう、すずめに渡しました。
秋風、帰る
家族で、秋風を見送ります。晴が、ふき味噌のお土産を渡しました。「ご家族は本当に、すずめさんを愛しているのですね」「ここは、まるで、桃源郷のようだ」と、秋風が言いました。
すずめは、見送りもせず、一人で居間に座っていました。そして、表へ走っていきました。去って行く秋風に、「先生、来てくれて、ありがとう」と、声をかけました。
秋風は、前を向いたまま、右手を挙げ、指を一つ鳴らし、帰って行きました。
律、ワコさんの病を知る
その夜、律は、店に飾られた、小学生の頃の4人が写った写真を見ています。
律は、写真の傍に、薬袋が置いてることに、気付きました。ワコさんの薬でした。弥一がやって来て、薬のことを教えてくれました。
律がいなくなってから、寂しかったか、精神的にちょっとまいったか、ワコさんが病気になりました。でも、ボクシングを始めてから、気が晴れました。
今はもう、薬は飲んでいません。律は、そんなことを知りませんでした。「お母さんは、おまえの人生を愛している」
だから、律は、自分のことを頑張るようにと、弥一が言いました。
律の好きな人
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翌日、律は正人と川原に行きました。律は、小さい頃、この川の両岸で、糸電話をしたことを話しました。また、ここで、すずめと水切りをしたことも教えました。
正人が、「二人、付き合わないの?」と、聞きます。律は、「そう言うのじゃ、ないから」「そういうこと、考えたこと、ないわけじゃないけど」「今が、一番良いような気がする」と、言いました。
それから、「俺、好きな人がいるんだ」と、律が、突然告白しました。「高校の時に、一度出会っただけなんだけど」「弓を引くところが、綺麗だった」と、言いました。
すずめ、東京へ
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つくし食堂では、すずめがカバンを持って、出て来ました。「もうか。ユックリして行けんか」と、仙吉が言います。
すずめは、他の子に遅れるので、と言い、「じゃあね。行ってきます」と、出て行きました。
晴が、表に追いかけて来ました。これ、と言って、封筒を渡しました。お小遣いです。返そうとするすずめに、あって困るものじゃないと、晴が押し返します。
すずめが、「いつか、私が、お母ちゃんを美味しい所に連れて行く」と言いました。
「また頑張る。帰ってくる場所があって、良かったと思った」と、すずめが言いました。
東京へ戻っていくすずめに、晴が後ろから声をかけました。「すずめ、大変やったけど、お母ちゃん、ちょっと宝くじに当たった気分だった」
「空から、幸運が降ってきた。すずめに会えた」と。すずめは、晴の言葉に、涙が溢れました。
すずめ、アシスタント修行
『東京に戻ると、すずめ、怒涛のアシスタント生活が始まり、締め切り明けには、みんなと一緒に、机の下に転がるようになりました』
『すずめが、寝袋を持参したのをキッカケに、誰もがマネするようになりました』『メシアシはいなくなり、家事専門のお手伝いさん”ツインズ”もやって来ました』
『秋風先生の本気のレクチャーも、始りました』
アシスタントは、まるで小学生の絵なので、まずデッサンから始めます。「クロッキーをやらせる」と、秋風が言います。
そこで、モデルを探します。ブサイクなモデルだと、テンションが下がります。秋風は、いいモデルがいることに、気付きました。
秋風が、すずめに指示をします。律に電話をします。時給2000円で、律は「やる」と言います。それを聞いていた正人も、やりたいと言い出しました。
半分、青い。44話ネタバレ、感想
すずめは、ネームが消えたのは、秋風のせいだと分かりましたね。すずめには、全く責任がなく、つまり、濡れ衣と言うことですね。
みんなの前で叱られ、クビになり、その日の夜に放り出されたのですから、すずめが怒るのは当然ですね。しかも、岐阜のサル、メシアシ、炭水化物要員、などと呼ばれ、不満もありましたね。
それらが一挙に爆発し、巨匠に対して、かなり上から目線で、注文をつけました。
秋風先生も、ムッときていましたが、今回は仕方ない。ガマンしましたね。これで、今回の大問題は、落ち着きました。
いよいよ、これから、本格的な漫画家の修行が始ります。どうやら、律と正人をモデルにして、クロッキーとやらが、始ります。
すずめは、叱られても、反抗せずに、ちゃんと学ぶことができるといいですね。