半分、青い。83話(第14週「羽ばたきたい!」)です。すずめは、涼次と出会います。ソケットを買いに、100円ショップに来た涼次です。
スズメは、ソケットが分かりません。ロケットかと、思いました。その涼次と、すずめは、意外な理由で、またすぐに、出会うことになりました。
半分、青い。83話ネタバレ、あらすじ
100円ショップ大納言に、涼次が来ました。「ソケットって、ありますか?」と、聞きます。すずめは、ソケットの意味が分からず、「ロケット?」と、聞き返しました。
「ソケットって何?ああ、電球。」と、すずめが言うと、「ちょっと違う。」と、涼次。すずめは、横に立っている、田辺の顔を見ます。
田辺は、「電球つけるやつでしょ。あれ、あったかなあ。」と、考えました。すると、お店にいたお婆さんが、「あのね、電球ソケット、あれ置いてないの。」と、代わりに応えました。
すずめ、涼次と出会う
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
田辺が、「しののめのお婆ちゃん、ありがとう。」と、礼を言いました。お婆ちゃんは、100円ショップを庭のように、利用していました。
「店番しているモアイ像より長いの。何でも聞いて。」と、涼次に言いました。
涼次は、代わりにキーホルダーを買いました。「なんか、可愛かったんで。」と言うと、すずめは、自分のことかと思い、「ええっ!」と、笑顔になりました。
涼次が言ったのは、「可愛いキーホルダー」のことでした。お婆ちゃんが、涼次のことを、歌舞伎俳優みたいにキレイねと、褒めました。
すずめにも同意を求めましたが、笑っている涼次に、すずめは、戸惑いました。
そんな、すずめの様子を、田辺は、コッソリと眺めていました。
晴、すずめの移転に気付く
つくし食堂では、晴が、手紙の束を持って、眺めています。「手紙が、戻ってきた。転居先不明で。」と、すずめ宛のハガキを宇太郎に見せました。
「あの子、秋風先生のとこ出たんや。」と、言う晴に、「今すぐ、電話してみい。すずめの携帯。それか、秋風先生のとこに。」と、宇太郎が、言いました。
二人の話を聞いていた仙吉が、慌てて止めに入りました。「おいおい。すずめも、もう28やろ。ケイタイが繋がって、連絡もつくんやろ。あんまり、問い詰めんでも。」
「お爺ちゃん、もしかしたら、何か知っとるんやないかね。」と、晴が、言いました。
すずめ、外資系ムリ
100円ショップ大納言の店の奥の事務所で、お出かけ用の服に着替えたすずめが、出て来ました。
田辺が、すずめの格好を見て、「おお、これから決戦か。デートか。外資系企業、年収3000万円。」と、言いました。
すずめは、張り切って、ガッツポーズをしました。
しかし、その後、すずめと田辺が、いつものように、レジの前で並んで立っています。「何かと、ダメでしたか。」と、田辺が聞きます。
「トッポイ。チャラい。」目当ての堀井は、お店の人に、「君!」って言ったのも、この前ローマに行ったのもイヤだったと、すずめが言いました。
田辺が、堀井が言った、「アマトリチャーナって何?」と聞きます。「ただの、スパゲッティトマトソースです。」と、すずめ。
すずめ、どこでも行きたい
すずめと田辺は、商品の整理をしながら、堀井のことを話します。堀井は、2ヶ月待ちのカリスマ美容師にカットしてもらっていました。
田辺は、「2ヶ月待ってる間に、神が伸びるわ。」と言いました。
『その頃、猫も杓子もカリスマなんちゃらでした。カリスマ美容師に始って、カリスマ販売員、カリスマ植木職人、カリスマそばやまで、とにかくなんでも、カリスマをつけました。』
田辺が、聞きます。「楡野さん的には、ありなの、なしなの。」「ありとか、なしとかより、貰ってもらえるなら、どこへでも行きたい気分です。」
大納言のオーナー
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
すずめと田辺は、日曜の運動会のために、必要な商品を揃えています。レジャーシートや紙コップ、それに「パラン」と言って、「バラン」と、田辺に訂正されました。
運動会に向けて、お客さんに見えるところに、商品を並べます。
お客は入って来ました。三オバの次女・藤村 麦でした。すずめが。「いらっしゃいませ。」と言うと、「お客じゃないけど」と、言います。
田辺が、「オーナー。お久しぶりです。」と、挨拶しました。すずめは、麦が、オーナーと聞いて驚きました。麦は、鳥の巣みたいな帽子を被っています。
「あなた、誰?」と、麦が聞きます。田辺が、バイトのワケを説明をしました。
すずめも野鳥
麦が、「何で、こんな使えなさそうな子?」と、言います。「いえ、この店がイマイチ流行らないというか、人影がまならなのは、私の顔が怖いから、お客が入りにくいと、思っていて。
それを緩和する意味でも、これぐらい、気の抜けた者の方が良いと思って。」と、田辺が言いました。
麦は、すずめの顔を見て、シマエナガに、似ていると、言います。すずめが、麦の帽子に付いている鳥は、鳴くのかと聞きました。
麦は、「姉が作ってくれた帽子なの。お誕生日に。」と、教えます。
『姉の光江さんは、帽子教室をしています。生徒さんは、少なくなる一方です。』
すずめは、野鳥が好きな麦に、「私の名前、すずめです。すずめも野鳥かと。」言いました。
麦、野鳥好き
麦は、すずめと聞いて、目を輝かせました。「あなた知ってる?スズメの頬は、黒いのよ。でもね、悲観することは無いわ。
まったくありがたみの無いスズメだけど、スズメも珍しい野鳥も命は、同じように尊いと、私は思います。」「まあ、頑張って。私は、これからカイツブリを野鳥公園に見に行くので、よろしく。」
「運動会グッズ売ってくださいね。目立つところに、ガーッと並べて。あそこの野鳥コーナーは、なるべくあのままで。」と、麦は、出て行きました。
それで、やたら鳥の商品が多いと、納得する、すずめでした。
すずめ、涼次と再会
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
すずめは、夜、銭湯からアパートに帰ってきました。水道の水をコップで飲みます。畳んだままの布団に、寝転がりました。
携帯電話が鳴ります。田辺です。明日から、バイトが来ると言います。光江から電話がありました。この大納言は、三姉妹がオーナーです。次女が光江、三女が麦、四女がめありです。
明日から、日曜までの4日間、助っ人でバイトが入ります。
翌日の朝、スズメが、100円ショップに仕事に出かけます。大納言の表に、バイトの男が、座って待っていました。
スズメが着たので、男性が立ち上がります。「おはようございます。僕、今日からここでバイトの。」と、言ったのは、涼次でした。
スズメは、「この前の、ソケット」と、驚きました。
半分、青い。83話ネタバレ、感想
いよいよ、スズメのバイトが、本格化ですね。外資系の堀井もダメだし、バイトで頑張るしかないですね。
100円ショップのオーナーが、三オバだと分かりました。そして、涼次が、バイトに来ることも分かりました。
さて、すずめの次の人生が動き出しましたね。涼次との仲は、進展するのでしょうか。
半分、青い。83話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
森山 涼次:間宮 祥太朗
田辺 一郎:嶋田 久作
藤村 光江:キムラ 緑子
藤村 麦:麻生 祐未
語り:風吹 ジュン