半分、青い。153話(最終週「幸せになりたい!」)です。涼次は、すずめに再プロポーズをします。すずめは、断りました。
カノは、すずめの好きな人を分かっていました。カノは、4月から転校します。
一方、秋風羽織は、洋二を訪れ、裕子のために、漫画を描いたと、伝えました。そして、すずめに、裕子の消息が、伝えられました。
半分、青い。153話ネタバレ、あらすじ
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
すずめは、カノを迎えに、藤村家へ行きました。そこで、涼次と会いました。
「すずめちゃん、僕ら、やり直さないか。」と、涼次が、三オバが見ている前で言いました。
「ありがとう、涼ちゃん。でも、それは、もう。」と、すずめが、断りました。期待をこめて、二人を見つめていた三オバは、うな垂れました。
すずめの大事な人、カノは知っている
アパートで、すずめとカノが、布団に寝転がっています。足の裏を合わせて、遊んでいます。
「カンちゃん、ふくろうのブローチは、ごめんね。まだ、あげられない。」「カンちゃんも、そんな高いものとは知らず、チョッとビビった。」
「その代わり、あかりちゃんには、紙のブローチをあげる。」「明日、あかりちゃんのところに、お礼言いに行こう。」
「4月から、学校替わるのは、いい?」「うん、あかりちゃんとは、じぶんで会う。」
「カンちゃん、パパとは、また一緒に住みたかった?」「「なぜ、そんなことを聞く?」「ママ、プロポーズされたから。」
「結婚は、好きな人と。」と、カノ。「ママは、別に好きな・・・、大事な人がいる。」「知っとる。」「えっ、だれ?」「りつ。」
「アッサリ、見抜かれとる。」と、すずめは、ビックリしました。
そよ風ファン、部品がない
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
『その日から1週間、まだ、暗雲は垂れ込めていました。そよ風ファンの製作も、遅れていました。岩堀さんの工場で、部品が調達できないとなり・・・。』
「いやさあ、交通網、ここまで運ぶ手当てがない。それ以前に、東日本は、工場自体が壊滅状態。」と、岩堀。
「父ちゃん、いや、社長。こんな状況だからこそ、頑張ろうよ。」と、社員と共に訪れたカツシが、言いました。「とにかく、気持ちだけでも、前を向いて行かないと。」
そよ風ファン、部品を海外で探す
『すずめと律は、なんとか、そよ風ファンの部品を集めようとしていました。』
部品を探している合間にも、すずめは、携帯電話を見つめています。
「海外、中国からって、手もあるかな。」と、津曲。「ヒットエンドランやっていたときね、中国の工場を使ったことがあるけど、岐阜犬のとき。」
すずめのケイタイに、着信があります。洋二からでした。
秋風羽織、裕子のために続編を描く
「浅葱です。ビックリさせましたね。裕子が、見つかった訳じゃないんです。今日、秋風羽織先生が、いらっしゃいました。
先生は、私を心配して、来てくれました。先生から貰った、漫画の原稿が、あったでしょ。裕子は、『Aガール』と言う原稿を貰いました。
秋風先生は、いま『Aガール』の続編を描いているそうです。それを今度の月刊ガーベラに、載せるそうです。
帰ってきた裕子に、見せるのだって。そしたら、僕、思ったんです。秋風先生に、そんなことまでしてもらった。裕子は、帰ってくるしかないなって。
だから、すずめさんに、知らせたくなって、電話しました。」
「はい、その通りです。天下の秋風羽織に、自分のためだけに漫画を描かせて、帰ってこないなんて、ありえません。」
恵子、仕事をする立ち止まらない
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恵子は、緑の垂れ幕に、書いています。「裕子ちゃんは絶対」と書いて、手を止めかした。そして、破りました。
「やっぱり、ここに書くようなことではないわ。心で祈ることだ。兄ちゃん、多くの人が、大変な目に会っている。亡くなった人もいる。行方不明の人もいる。
不便な生活をしている人もいる。でも、私たちにできることは、昨日と同じように、今日を生きることだ。立ち止まっては、いけない。前に進まないと。
仕事をするよ。グリーングリーングリーンは、人を幸せにするよ。出来ることをする。」と、恵子は、グリーンのエプロンを着けました。
津曲も立ち上がりました。
涼次、律にすずめをよろしく
「すいませんね、わざわざ来ていただいて。」。スパローリズムに、涼次が来ました。「すずめ、今日、外回りで。」
「この前のプレゼンで作ってももらったの、素晴らしくて。ぜひ、ホームページでもと。」と、律。「凄いですね、こんな時にも動いている。」と、涼次。
「ホームページ用の動画は、プレゼンの時より、もっとシンプルに、再編集しましょう。」と、涼次が言いました。
「よろしくお願いします。」と、涼次が、頭を下げました。「すずめちゃんのkと。こんな時だから心配だけど、もう僕は、そこにいないので。」
「そうなんですか。」と、律。「はい、はっきりと、断られました。すずめちゃんを、よろしく。」と、涼次は、頭を下げました。
ボクテ、キャラメルのお守り
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夜、すずめのアパートに、ボクテが来ました。「NHKがさ、亡くなった人の名前流すでしょ。それ、チェックしてるんだ。」と、ボクテ。
「大丈夫だよ、すずめちゃん。」。すずめは、テレビを見ていませんでした。
「そうだ、これ。」と、ボクテが、ポケットから、キャラメルを1つ取り出しました。「これをあげよう。お守り。」
「四角いのって、安心しない?正方形、しっかり四角。それで、食べたら甘い。」「変なお守り。でも、貰っとく。」と、すずめは、ニッコリしました。
中国から部品を輸入する?
「へー、中国や韓国から部品をね。でも、ない手ではないかな。」と、スパローリズムに来た岩堀が言います。
「円高なんで、安くつくと思います。」と、津曲。「でも、大手が目をつけているってことも、ありますね。」と、律。
「取り合いになって、価格が高騰するな。」「でも、これ7月中には、発売しないと。」と、すずめ。
「投資家からお金を集めているし、震災だって待ってくれないか。」と、津曲が言いました。
裕子、ダメだった?
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話し合っている最中に、すずめのケイタイに、着信がありました。ボクテからの電話でした。
すずめは、席を外し、廊下に出ます。律は、心配そうに、すずめを見つめました。
「はい、もしもし。」「すずめちゃん、ボクテ。裕子ちゃん、見つかったって。ダメだった。」。すずめは、呆然と、ボクテの声を聞いていました。
半分、青い。153話ネタバレ、感想
すずめは、涼次の再プロポーズを断りましたね。確かに、涼次の勝手なお願いなので、断られても仕方ないですね。
しかし、カノは、どうなんでしょう。父親が好きだし、まだ小さいので、大人の事情など、理解は難しいですね。
すずめから聞かれたとき、平気な顔をしていましたが、本心は、どうなんでしょうか。でも、カノは、すずめが、律を好きなのは、分かっているようですね。
だから、すずめのために、ガマンしたのでしょうか。
さて、裕子です。1週間も消息が無いのは、普通から考えると、希望は持てないですね。ただ、消息が判明しないうちは、家族や関係者は、一縷の望みを捨てられません。
すずめは、その状態で、1週間を過ごしました。そして、ついに、ボクテからの知らせが届きました。残酷ですね。
仕事で、一番大事なときに、一番辛い事実を知ります。すずめは、解決できるのでしょうか。
半分、青い。153話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 花野:山崎 莉里那
萩尾 律:佐藤 健
津曲 雅彦:有田 哲平
加藤 恵子:小西 真奈
美
藤堂 誠(ボクテ):志尊 淳
森山 涼次:間宮 祥太朗
浅葱 洋二:山中 崇
藤村 光江:キムラ 緑子
藤村 麦:麻生 祐未
藤村 めあり:須藤 理彩
岩堀:俵木藤汰
カツシ:吉村界人
語り:風吹 ジュン