半分、青い。46話。秋風、ガン再発

半分、青い。46話 半分、青い。

半分、青い。46話(第8週「助けたい!」)です。秋風が、突然いなくなりました。旅にでると、メッセージを残しています。

 

菱本は、最近の秋風の様子から、ガンの再発を感じていました。秋風自身も自覚したのか、岐阜のすずめの実家を訪れました。

 

秋風が、桃源郷と喩えた、ふくろう町です。

 

半分、青い。46話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 仙吉:中村 雅俊

萩尾 律:佐藤 健
木田原 菜生: 奈緒

朝井 正人:中村 倫也

秋風 羽織:豊川 悦司
菱本 若菜:井川 遥

喫茶「おもかげ」のマスター・シロウ:東根作 寿英

語り:風吹 ジュン

 

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半分、青い。46話ネタバレ、あらすじ

秋風は、菱本が決めてきた、講談館出版の新連載を断りました。菱本は、せっかく決まった新連載を、なぜキャンセルしたのか、秋風に聞きます。

 

秋風は、「人を育てる時間が足りない」と、答えました。菱本は、秋風の態度が、最近おかしいと感じていました。

 

菱本は、秋風が、ファンの顔が見たいと、トークショーを始めたころから、全国から弟子を集めたいと、言い始めた頃から、おかしいと思っていました。

 

自分にしか興味のなかった秋風です。「もしかして、再発しているのですか」と、菱本が尋ねました。

 

秋風は、「何を根拠に。ばかばかしい」と、鼻で笑います。「私は生きる。生きて、生きて、生きてやる」「神に選ばれた者だ」と、力説しました。

 

菱本は、「先生を信じます」「先生、5分でいいから、私より長く生きてくださいね」「私、先生のいない世界に、生きる勇気は、ありませんので」と言って、部屋を出て行きました。

 

すずめのテレカ

すずめが、喫茶「おもかげ」に行きました。入り口に、アルバイト募集の張り紙があります。すずめが、中に入り、マスターにアルバイトのことを聞きました。

 

「こんなに、ガラガラなのに、何でバイト?」と。マスターのシロウは、「一人ぼっちが寂しいから」と、教えてくれました。

 

だから、バイト時間も”気が向いた時間で可”と、なっていました。

 

すずめは、店内のピンク電話に向かいます。「おもかげ」の電話は、古い機種なので、テレカが使えません。

 

すずめは、電話する気まんまんで、”人面魚”のテレかを持ってきました。シロウが、テレかを見て、驚きます。すずめは、テレカを手に、得意げな顔ををしました。

 

『1990年、一躍スターになったのが、人面魚です。テレフォンカードにもなりました』

 

すずめ、菜生と電話

すずめは、仕方なくピンク電話にお金をいれ、プッシュボタンを押しました。

 

『その電話番号は、小さい頃から、すずめは覚えています』

 

「はい、もしもし」と、出てきたのは、幼馴染の木田原菜生でした。すずめが、話しかけると、菜生は、「すずめ!」と、喜びました。

 

『その時代、友達とのおしゃべりは、携帯もなく、メールもなく、SNSもない時代です。電話で直接しゃべる。それしかありませんでした。だからこそ貴重で』

 

菜生が、餞別でプレゼントしたカエルの服を着たのかと、聞きました。すずめは。「カエルのワンピースは、初めてのデートで着る」と、言いました。

 

カエルのワンピース

半分、青い。46話
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

公衆電話のお金が、切れそうになりました。そのとき、正人が、電話に100円硬貨を3枚入れました。正人は、すずめに微笑み、席に戻りました。

 

電話が終わった後、すずめは、200円を正人に返します。残りの100円は、コーヒーのおつりで返すと、言いました。

 

「それは、いいよ。その代わり、カエルのワンピース、着たとき見せて」と、正人が言いました。

 

『正人君、その発言は、聞きようによっては、僕とデートして、に聞こえますから』

 

すずめは、「カエルのワンピース、着たとこ見せて、着たとき見せて、どっち?」と、正人に聞きました。

 

正人は、「着たとき、だけど」と、答えました。

 

 

秋風、旅にでる

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引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

オフィス・ティンカーベルに、律が、モデルのアルバイト代を受け取りに来ました。

 

菱本は、また来てくれる、と律に尋ねました。律が、はい、と返事すると、クロッキーで秋風が張り切っていた、と菱本が微笑みました。

 

菱本の笑い顔を、律は初めて見ました。この日は、締め切りの切れ目なので、人が誰もいません。

 

秋風に声をかけてくるから、「下のリラクぜーションルームで、お茶でも」と、菱本は、秋風を呼びに行きました。

 

菱本が、秋風の部屋に入ると、秋風はいません。デスクに、メモが置いてありました。「少し、旅にでる」と、書いてありました。

 

菱本は、メモを手にしたまま、立ち尽くしました。

 

秋風のご馳走

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そのころ秋風は、商店街のショーケースに寄りかかって、立っています。羽織姿をし、扇子で扇いでいます。通りかかった小学生が、大きく避けて、小走りで通りました。

 

店の扉が開き、晴が出てきます。そして、立っている秋風に、気付きビックリしました。

 

つくし食堂に招かれた秋風は、「お土産に貰った”ふき味噌”が美味しく、どうしてもここの料理が食べたくなりました」と、説明しました。

 

つくし食堂のテーブルには、たくさんのご馳走が並んでいます。仙吉が、秋風の相手をしています。

 

宇太郎が、うなぎを持ってきました。東京では蒸すが、コチラでは焼くと、説明します。仙吉が、いいマグロが手に入ったと、刺身をすすめました。

 

秋風が、ワサビをのせて、マグロの刺身を口に運びました。「美味しいです」と言って、秋風が涙を流しました。「ワサビがツンと」と、秋風がごまかしました。

 

律、菱本を慰める

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秋風ハウスに、すずめが、鼻歌を歌い、スキップしながら帰ってきました。中に入ると、電話が鳴りました。

 

電話は、晴からでした。「先生が来て、泣いている」と、晴が伝えました。

 

オフィス・ティンカーベルのリラクゼーションルームでは、菱本が、秋風のことを話しています。

 

秋風は、5年前ガンになり、その時は手術をして助かりました。それから元気に、なりました。しかし、突然、旅にでたくなるということは、ガンが再発したのだと、菱本が言います。

 

菱本は、涙をこらえきれず、泣き出しました。律は、ティッシュペーパーの箱を差し出します。そして、菱本の隣に座り、優しく背中をなでました。

 

そこへ、すずめがやって来ました。すずめは、二人の様子を見て、「ふぎょぎょ」と、つぶやきました。

 

律は、その声に、後ろを振り返りました。

 

半分、青い。46話ネタバレ、感想

携帯電話やスマホ、インターネットが普及していない当時は、連絡手段に電話を使っていますね。家からは、家庭の固定電話ですが、外では、公衆電話ですね。

 

長距離電話の時は、硬貨を入れるのが大変で、テレホンカード、テレカ、が役立ちましたね。今で言う、プリペイドカーですね。

 

テレかには、写真や絵が印刷されていて、アイドルやスポーツ選手、今回のような、レアなテレかが、人気となりましたね。

 

プレミアがついて、高額になるテレかも登場していますね。今では、ほとんど使うこともなく、知らない人も多いですね。

 

ところで、秋風先生は、ガンが再発したのでしょうか。それで、弟子の育成を急ぎ、新連載もキャンセルしたのでしょうか。

 

そして、その影響が、思わぬところに、現れました。律と菱本の姿を見ると、すずめだけでなく、誰もが疑いますね。

 

すずめの誤解は、解決するのでしょうか。それとも、まずい具合になるのでしょうか。

 

 

 

 

 

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