半分、青い。58話(第10週「息がしたい!」)です。すずめは、正人にフラれ、失恋の大きな痛手を負いました。
何日も涙が、止まりません。そこで、涙止めマスクを考え付き、仕事に臨みました。すずめの失恋に、秋風は喜びますが、すずめに睨まれました。
律は、そんなすずめに、秘伝のスープを作り、元気づけます。
半分、青い。58話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
萩尾 律:佐藤 健
朝井 正人:中村 倫也
秋風 羽織:豊川 悦司
菱本 若菜:井川 遥
小宮 裕子:清野 菜名
藤堂 誠(ボクテ):志尊 淳
中野:河合 克夫
野方:猫田 直
宇佐川乙郎:塚本晋也
シロウ:東根作 寿英
伊藤 清:古畑 星夏
語り:風吹 ジュン
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半分、青い。キャスト一覧
半分、青い。58話ネタバレ、あらすじ
すずめは、正人にフラれて落ち込みます。部屋で泣いているすずめを、律が慰めます。すずめは、律の背中を借り、もたれかかっています。
「涙が止まってきた」と、すずめが言います。「それは、よかった」と、律。
すずめは、律の背中から離れます。そのとき、律の左手の薬指のツメが、目に入りました。キレイなすみれ色をしています。
「ああ、サヤに塗られた」と、律が答えました。
『すずめは、律が、自分以外の女の子の名前を、呼び捨てにするのを、初めて聞きました』
正人の引越し
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
正人の部屋は、すっかり荷物がなくなりました。律が、子猫のミレーヌと遊んでいます。
一軒家になると、ミレーヌは暮らしやすくなります。正人は、引越しを決めた理由の1つだと言いました。
律が、正人に、「ちゃんとした恋をしろよ」と、忠告します。正人は、恋に対する想いを語りました。「一人の相手に絞ったら、振られると、自分一人になる」
「一人になるのが、怖い。ちゃんと恋愛できないのも、それに繋がっているのかな」と。
正人が、「律は、ヤッパリ、すずめちゃんじゃないの」と、改めて聞きました。「俺、考えたんだけど、あいつは、俺にとってドラえもん、世界の扉なんだ」
「あいつの想像力と、生きる力は凄い。一緒にいると、元気が出る」「しずかちゃんじゃない。恋愛感情はない」と、律が言います。
正人は、「ドラえもんと言うマンがは、ドラえもんがいないと、成立しない。律が、のび太として、ドラえもんを取ったほうが、正解じゃないの」と、言いました。
律が、「俺は、まだ若い。恋だってしたいし、子供だっていつかは・・・」と言うと、正人も「そうだな」「でも、君たち、離れられないよ」と、言いました。
すずめ、涙止めマスク
オフィス・ティンカーベルでは、すずめが仕事をしています。マスクをして、両目の下に、小さなプラスチックのカップを挟んでいます。
原稿を描いていた秋風が、すずめのマスクに気付きます。秋風が、菱本に、「アレは、なんだ?」と、尋ねます。
菱本が、「涙止めマスクらしいです。放っておくと、涙が原稿に落ちるので、自ら考案されたらしいです。あそこに、涙が溜まる仕組みです」と、教えました。
秋風は、「五平餅の爺さんが、亡くなったか?」と言うと、菱本が、「し・つ・れ・ん」と、小さな声で、言いました。
それを聞いた、秋風は、ニッコリ笑って、すずめの元に、行きました。「すずめさん、失恋をなさったか?」と、言うと、すずめが、涙に溢れる目で、秋風を睨みました。
秋風は、ビックリして、飛びのきました。秋風は、「この人、いつから泣いているの?」と、ボクテに聞きました。
ボクテが、「フラれた日・・・」と言うと、すずめが睨んだので、「その日から、3日間ズーッと」と、慌てて言い換えました。
秋風、失恋に喜ぶ
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
ボクテが、「こんなに泣いていたら、脱水症状になるので、病院で点滴したほうがいい」と、心配しました。
裕子が、「どれだけ泣いても、数ccなので、大丈夫」と、言います。すずめは、「こんなに、ダムのように泣いているのに、数ccか」と、ガッカリしました。
「脱水症状になるほど泣く失恋か。いいじゃないか!」と、秋風が、興奮しました。
菱本が、「先生、締め切りです。とっととペン入れをしてください」と、止めに入りました。
秋風は、「もっと、聞きたいのに」と、残念そうに、席に戻りました。
律、うわの空
オフィスに、律から電話が入ります。すずめが、ちゃんと仕事しているか心配して、確認の電話でした。ボクテから、仕事をしていると聞いて、律は電話を切りました。
律が、キャンパスの電話ボックスから出ると、清がベンチで待っています。「誰に電話?」と清が聞きます。「うん、ちょっと友達」と、律が、答えました。清は、疑いの表情をしました。
『嘘をついたわけではなく、ちょっと、流しました、律君』
律と清は、研究室に行きます。清は、ピアノの前のロボヨを見て驚きます。宇佐川教授が、「ごめんなさい。せっかく来てもらったのに、今日は、経費節減のため、弾かない」と、言います。
「将来ロボットは、知的かつ繊細になります。その可能性は、計り知れない」と、教授が清に、力説します。
教授が、律を見て、「どうしたの、ボーっとして」と言うと、清が、「この人、ちょっと、今日おかしいです。どこかに、早く行きたくてたまらない、感じです」と、言いました。
律の特性スープ
夜になり、すずめが、仕事から戻って来ます。部屋の電気も点けず、ベッドに寄りかかり、涙が止まりません。
部屋のトビラが、叩かれます。すずめが開けると、律が立っていました。
律は、共同炊事場で料理を始めます。匂いに誘われ、裕子とボクテが、覗きに着ました。律は、萩尾家の特性スープを作っていました。
レシピは、まず、木綿豆腐1丁をサイコロ状に切ります。油抜きした油揚げ1枚、ベーコン50gを同じように切る。マカロニ50gを茹でておく。
ベーコンと油揚げを炒めて、お湯とコンソメスープ800mlを鍋に入れる。そこに、豆腐を入れて、煮立ったらマカロニを加え、刻んだネギを散らせば、出来上がり。
これが、ワコさん直伝の「豆腐とベーコンと油揚げのほっこりスープ」です。
律、ふわふわな雲
律は、出来上がるのを見ていた裕子とボクテに、一緒に食べようかと、誘います。二人は、すずめが、律を待っていたと、断りました。
すずめは、特性スープを美味しそうに食べます。「すずめは、何かあると、ご飯が入らず、嬉しいと喜んで、変わらないな」と、律が言います。
律は、ふくろう町を出て、楽になったが、すずめは、どっちも一緒でした。
すずめは強いから、きっとどこへ行っても変わらない。しかし、律は、周りに影響されると、言います。
すずめは、「だから、律みたい。律は、雲のようで、風の流れで形が変わる。雲の上で寝たら、ふわふわで安心する」と、言います。
律の指を見ると、爪に絆創膏を巻いています。「自分だけ、上手くいっているのもアレかなと、思って、自粛」と、律が、手を見せました。
すずめ、癒される
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
オフィスの昼です。自作の涙止めマスクをして、すずめが仕事をしています。すずめは、マスクがじゃまになるので、外しました。それに気付いたボクテと裕子が、微笑みました。
三人は、中庭で、紙風船を使って、バレーをします。ボクテが、カキ氷を作り、食べます。リラクゼーションルームで、カラオケをします。
『裕子ちゃんやボクテ君の暖かさの中で、すずめの心に刺さったトゲも、しだいに丸くなってきました』
1週間後、喫茶「おもかげ」で、すずめと裕子、ボクテの三人は、食事をしています。すずめの食欲が出てきたので、良かったと、裕子とボクテが喜びます。
すずめは、スパゲティを食べ、その後、ホットケーキとチョコパフェを食べると、元気です。みんなにも、心配かけたから、奢ると言います。
その時、喫茶のドアが開いて、律が入ってきました。後ろから、清がついてきます。すずめと清の目が、合いました。すずめの口の周りには、ナポリタンのケチャップが付いたままです。
半分、青い。58話ネタバレ、感想
正人は、引越ししていきますね。すずめの心に、大きな傷を残したまま。これからもう、出演は、ないのでしょうか。
悲しみの中のすずめですが、独創的なアイデアを発揮しますね。涙止め付きマスクです。1日中涙が止まらない悲しさと、アイデアをひねり出す発想力と、どう折り合っているのでしょうね。
律が言うように、すずめは、まさにドラえもんですね。どんな状況でも、アイデアは出てくるのですね。
一方、律は、すずめをサポートすると言ったように、清と付き合いながらも、すずめの面倒をみますね。清にとっては、面白くないでしょう。
いづれ、何かが起こりますね。と言うか、さっそく、喫茶「おもかげ」で、鉢合わせです。すずめは、口の周りをケチャップで汚している場合じゃないですね。
清楚な清に比べ、間抜けな顔に、なっています。さあ、この対決は、どんな波乱になるのでしょうか。
ところで、三人の歌、もっとちゃんと聴きたかったですね。