なつぞら あらすじ第62話です。
なつと雪次郎は、演劇「人形の家」を見ました。
亀山 蘭子の芝居に、二人は興奮します。
主演女優の蘭子に会い、なつも雪次郎も大きな刺激を受けました。
そして、なつは、トレースに挑戦することを決めました。
なつぞら あらすじ第62話
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
なつは、「白蛇姫」の仕上げが、やっと終わりました。
それから間もなく、咲太郎の劇団「赤い星座」の公演が、幕開けになりました。
演目は、「人形の家」です。
なつは、雪次郎とともに、初めて本物の演劇を見ました。
なつは、舞台が終わっても、興奮が収まりませんでした。
咲太郎は、なつに主演女優の亀山 蘭子(鈴木 杏樹)を紹介しました。
なつは、お芝居がよかったので、絵に描きたいと言いました。
蘭子は、なつが喜んでくれて、ありがとうと言いました。
雪次郎は、舞台で受けた、新劇の素晴らしさを語りました。
雪次郎は、お菓子作りと同じくらい芝居が好きだと、なつが言いました。
そう、それでよく芝居を止められたわね、と蘭子が言いました。
雪次郎は、蘭子の言葉にショックを受けました。
なつ達にとって、蘭子との出会いに、大きな影響を受けました。
なつはトレースに挑戦する
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
なつは、風車に戻り、亜矢実に今日見た芝居を話します。
「人形の家」は、目覚めることがテーマだと、雪次郎が、説明しました。
この芝居は、長い間家に『閉じ込められていた女を、解放そうとする運動だと、咲太郎が、言いました。
芝居は、運動ではない。演劇や文学の目的は、人間の描写だ。本を読んで勉強したことが、蘭子の芝居を見てよく理解できた。
と、雪次郎が言いました。
なつは、人間の描写を絵に描けたらいいなと、思いました。
その夜、なつは、蘭子の芝居を思い浮かべ、「白蛇姫」のワンシーンを描き始めました。
さらに、なつは、線をキレイに描く、クリーンナップの練習を続けました。
翌朝出勤すると、仕上げの仕事が終わったので、ウソのように暇になりました。
その間、なつ達は、トレースの練習をします。
トレースは、動画の線を崩さず、セルに写し取る作業です。
トレースは、年季が必要で、彩色よりも向き不向きがあります。
なつは、トレースの練習をすることにしました。
さっそく、トレースをやってみます。
墨をすり、ペンに付けてトレースします。
なつは、クリーンナップの練習をしていたので、なかなかいいと、富子から褒められました。
しかし、なつは、同じ絵を10枚も描かされました。
トレースしたセルを全部重ねると、線が見事にズレていました。
なつは、思わずため息をつきました。
なつぞら あらすじ第62話の感想まとめ
なつぞら あらすじ第62話の感想まとめです。
なつは、雪次郎と一緒に、イプセンの「人形の家」の舞台を観ましたね。
なつも雪次郎も、始めて見る本物の演劇に、興奮しました。
物語は、父親に、人形のように可愛がられていた女の子が、大人になって結婚し、夫からも人形のように可愛がられるストーリーです。
しかし、ある日、妻は、目が覚めたと言って、家を出て行きます。
目覚めることが、この芝居のテーマだと、太郎は言いました。
「赤い星座」は新劇ですから、女性の解放を強く出します。
しかし、雪次郎によると、解放運動ではなく、人間を詩人や哲学者として、描き出すことだと言いました。
ちょっと難しいです。
ところで、なつは、仕上げの仕事がなくなったので、トレースに挑戦しますね。
原画を美しい線で描くための練習です。
でも、何事も簡単には出来ません。
次のチャンスに向かって、努力を重ねるだけですね。