なつぞら あらすじ第63話です。
なつは、川村屋で信哉に会いました。
信哉は、自分が取材したニュースが、テレビジョンで放送されると言います。
テレビジョンで流れたのは、迷子の女の子のニュースでした。
なつは、ニュースを見ながら、千遥のことを思い出しました。
どうしても千遥に会いたいと、なつは信哉にお願いをしました。
なつぞら あらすじ第63話
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
なつは、仕上げの仕事が終わった暇の間に、トレースの練習をすることにしました。
実際にトレースをやってみました。
なつは、クリーンナップの練習をしていたので、線はキレイに成っていました。
しかし、同じ絵を10枚描いて重ねると、線がブレているのが分かります。
なつと同じ作業をトレーサーのがすると、線がみごとに重なっていました。
映画のフィルムは、1秒間に24コマです。
漫画映画は、セル画1枚を2コマずつ使って、12コマでできています。
1秒間に、ズレタ絵が使われると、動きが可笑しくなります。
どんなに上手く描いても、完璧に重なりません。
ベテランのトレーサーが描いても、微妙に絵はズレています。
しかし、それが、絵に命を与えることになります。
動いてないように見えるところでも、かすかに動くので、絵が生きているように見えるのです。
それが、トレースの技術です。
なつは、トレースの極意を知ったように、頷きました。
なつは、昼休みに中庭で桃代とパンを食べました。
なつと桃代が、洋服の話をしていると、なつの横に座っていた下山が、話しかけました。
二人ともよく頑張っているよ。今のところ、まだ同じ服装を見たことがない。
同じ服を着ていても、組み合わせや何か、変えている。感心するよ。
と、下山が笑いました。
下山は、毎日二人の服装をスケッチしていました。
服装が同じになったら、スケッチを止めるつもりです。
桃代は、だったら、止めさせないと、宣言しました。
まつは千遥にどうしても会いたい
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
なつは、久しぶりに川村屋へ行きました。
昨年の暮れ、川村屋にテレビジョンが置かれたため、お客が増えていました。
今日も満席です。
なつは、マダム光子に会い、演劇「人形の家」のチケットを10枚も買っていることを知りました。
マダム光子は、新劇を応援するため、チケットを買ったと、言いました。
信哉も、偶然お店にやって来ました。
信哉が取材したニュースが、テレビジョンで流れます。
週間ニュース「都会の迷子たち」です。
東京には、おおぅの迷子が保護されます。
この日も、上野駅で泣いている女の子に、警察官が声をかけます。
女の子は、離れて暮らす父親に会うため、駅まで来たが、途方にくれていました。
探しに来た母親に会い、女の子は涙を流しました。
なつは、幼い頃、母親に会いたいと泣いた千遥のことを思い出しました。
なつは、テレビジョンを見て、千遥を見つけたい、千遥の行方を捜したいと、信哉にお願いしました。
咲太郎は、千遥が幸せに暮らしているのを、ジャマしてはいけないと言い、探しません。
咲太郎は、千遥に会って、自分に何ができるのか考えると、怖いのだとマダム光子が言いました。
なつは、家に戻り、咲太郎に、千遥がどこにいるか知りたい、遠くから見るだけでもいいと、言いました。
咲太郎は、千遥を預けたおばさんが、引っ越す前の住所を教えました。
引っ越す前の家に、咲太郎は行きましたが、転居先は分かりませんでした。
なつは、咲太郎も千遥に会いたかったのだと、知りました。
なつぞら あらすじ第63話の感想まとめ
なつぞら あらすじ第63話の感想まとめです。
なつは、小さい頃に別れた、妹の千遥に会いたくなりましたね。
そのキッカケは、信哉が取材した、テレビジョンのニュースです。
当時の東京の玄関口上野には、毎月30人の迷子が保護されたそうです。
1日3回、警察官が駅を巡回し、迷子を保護したといいます。
昭和32年の話しです。戦後10年以上経っても、まだ、そんな状況だったのですね。
なつ達は、それよりずっと以前に保護されていますが、兄妹が離れ離れになりました。
千遥は、親戚の川谷 としに預けられました。
としは、なつの母親のいとこです。
千遥の前に、なつや咲太郎が現れて、せっかく幸せに暮らしている千遥を、心配させてはいけないと、咲太郎は、思っていました。
でお、なつは、どうしても千遥に会いたくなりました。
千遥は、幸福なんでしょうか。
なつは、千遥に会えるのでしょうか。