なつぞら 89話あらすじです。
「ヘンゼルとグレーテル」の結末も決まり、なつ達は、原画の作成が始りました。
一方、咲太郎のプロダクションも、アフレコの仕事がスタートします。
声優が集まり、収録が始りました。
しかし、口の動きが合いません。
さらに、雪治朗の十勝訛りで、アフレコがストップします。
ついに、7回の録り直しとなりました。
なつぞら 第89話 咲太郎、声の収録が始る
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
なつは、短編映画の結末を考えます。
悪魔の森が、魔女の助けで、光溢れる平和なの森になりました。
なつが発想したストーリーで、原画の制作が始りました。
坂場が、ストーリーをまとめ、神地と絵コンテを作ります。
なつは、麻子と一緒に、原画を描きます。
麻子は、坂場の独断と、新人・神地の絵コンテに、大きくため息をつきました。
一方、咲太郎のプロダクションも動き出しました。
30分シリーズの西部劇のアフレコが、始りました。
咲太郎は、声優を集めて、収録を始めます。
元弁士の豊富 遊声(山寺 宏一)もやって来ました。
声優は、ドラマの画面を見ながら、声を入れます。
レミ子は、男の子の声を担当しました。
収録は、順調に進み、咲太郎も安心しました。
ディレクターの藤井
雪治朗の訛りで録り直しが続く
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
しかし、途中で、急にストップがかかりました。
島貫のセリフが、画面の口と合っていません。
島貫は、役者のように、自分のタイミングで、芝居をしていました。
さらに、雪次郎は、北海道の訛りが出ています。
最初から、もう一度、やり直しとなりました。
しかし、雪次郎が、大事なところで訛ります。
結局、7回も録り直しとなりました。
最後は、訛りの治らない雪次郎のセリフを、豊富が代わって喋りました。
雪次郎は、豊富から口を塞がれ、唖然としました。
なつは、麻子や茜と一緒に、喫茶へ行きました。
麻子が、咲太郎のプロダクションのことを聞きました。
なつは、外国のテレビ映画の吹き替えだと、説明しました。
なつは、麻子に、短編映画の仕事について、感想を聞きました。
面白くないと言ったら、どうするのと、麻子が言いました。
麻子が納得していないと嫌なので、辞める。
麻子と、一緒に作りたい。
日本で、最初に原画を描く女性は、麻子しかいない。
入社した時から、麻子が目標だ。
だから、納得のいく漫画映画を作って欲しい。
それを、一緒に作りたい。
と、なつは言いました。
あなたって、ずるいわ。
そうやって、一途に自分の想いを貫こうとする。
だから、周りで悩んでいる人は、何も言えなくなるでしょ。
でも、物を作るには、大事なことよ。
それがないと、すぐに妥協するから。
だから、私のことは、気にしなくていいの。
あなたは、作品のことだけを考えていなさい。
それで、いいと言っているの。
それが若さというもので、私だってそうありたいのよ。
とにかく、頑張りましょう。
と、麻子が言いました。
なつぞら 89話あらすじ感想のまとめ
なつぞら 89話あらすじ感想のまとめです。
なつ達は、物語の結末も決まり、原画の制作に入りましたね。
坂場が、作業の割り振りをします。
しかし、麻子は一貫して、坂場のやり方に不満です。
なつをはじめ、坂場や神地など、新人や未経験の人に、引っ張られるからです。
でも、それが若さであり、情熱であり、怖いもの知らずでもあります。
実は、麻子もそうしたいと、思っています。
しかし、社会に位置づけられた人は、なかなか崩せないものがあるのでしょうね。
麻子のジレンマのようです。
一方、咲太郎のプロダクションにも仕事がやって来ました。
外国映画の吹き替えです。
当時のアフレコは、声だけを吹き替えすることは、できません。
効果音やバックミュージックなどを含めて、全ての音を全編作り変えます。
それも、1本通しで作り上げます。
なので、声優が失敗すると、最初から録り直しとなります。
雪次郎は、何度アフレコしても、十勝訛りが抜けません。
とうとう、口を塞がれてしまいました。
始ったばかりの声優の仕事も、大変ですね。