「二月の勝者」父親の経済力がないと私立校はムリです。その解決方法とは、何かあるのか。
家庭崩壊で、離婚を考える島津順の母親は、経済的理由で塾を辞めることにします。
カリスマ講師の黒木蔵人は、順の受験を続けるために、3つのプランを提案しました。
「二月の勝者」父親の経済力で私立校を目指す
「二月の勝者」ドラマでは、父親の経済力で、受験や私立校を目指すことができます。
例えば、塾の料金は、年間で平均150万円必要です。ドラマのフェニックスのような塾は、200万円かかります。
なので、家庭の経済力、父親の経済力がないと、子供を私立校に行かせるのは、ムリなのです。
厚生労働省の調査では、東大生の親の世帯は、児童のいる世帯の平均年収(745万円)以下は、25.7%しかいないということです。
つまり、東大生になる家庭は、フローリッチ層となります。
教育に、いかにお金がかかるかは、現代ではよく言われることの一つです。
「二月の勝者」父親の経済力がない島津順の解決方法とは
「二月の勝者」父親の経済力がない島津順の解決方法とは、何でしょうか。
島津順は、勉強方針が父親と合わずケンカとなりました。恐れた母親が、順を連れて実家に戻りました。
母親は、このままでは順が壊れると心配し、離婚すれば経済的にも厳しくなるので、塾をやめ公立校に進ませることを考えます。
塾の校長でありカリスマ講師の黒木蔵人に、母親は相談をしました。
黒木は、島津順が塾や受験を辞めなくていい方法がると、3つのプランんを提案しました。
島津順と父親のトラブルの詳細は、
⇒「二月の勝者」島津順が父親とケンカ!家庭崩壊か
「二月の勝者」父親の経済力がない島津順の解決方法プラン1
「二月の勝者」父親の経済力がない島津順の解決方法プラン1とは、奨学金制度です。
様々な学校が、優秀な生徒に奨学金を出しています。
そのなかには、6年間の学費を全額負担してくれる学校もあります。
しかしこのような学校は、現在の順の実力より、ランクを下げることになります。
高校受験で公立の上位校を目指す考えもありますが、公立上位高校に劣らない実績を持つ中堅校も多いのです。
ただ、特待生になると、成績の維持が求められます。
そのため、在学中は勉学に励む必要がりますが、その努力は、6年後の大学受験に必ず生かされます。
「二月の勝者」父親の経済力がない島津順の解決方法プラン2
「二月の勝者」父親の経済力がない島津順の解決方法プラン2は、公立学校を狙うです。
私立では、学費や施設費以外にも、交通費や積み立て、友達との付き合いなど、お金がかかります。
そのため、国公立の中学を目指す選択肢もあります。
都内の例では、国立大学付属中学が8校、東京都立の中高一貫校が10校、区立校が1校あります。
国立の中学校は、学費が安いのですが、受験できるのは1校のみです。
また、都立は、「適性検査」と言う4教科の複合的なテストで、作文テストもあります。
私立受験とは異なりますが、大学入試の「新テスト(仮)」や就職試験に用いられる「SPI試験」と似ているので、その後の人生で役立つこともあります。
「二月の勝者」父親の経済力がない島津順の解決方法プラン3
「二月の勝者」父親の経済力がない島津順の解決方法プラン3は、開成中学の奨学金制度です。
2020年度の中学入試より新設された制度で、入試合格後に選考される制度です。
開成で学びたくとも経済的に叶わない生徒が対象です。
「年間所得が218万円以下で、または、給与収入400万円以下の世帯の子弟」が、選考基準です。
経済的に厳しい家庭ですから、島津順の場合は、両親の離婚が前提となります。
しかも、開成に合格しないといけません。順にとっては、厳しく悲しい二つの条件が、必要となります。
「二月の勝者」父親の経済力がない解決方法まとめ
「二月の勝者」ドラマの島津順は、父親の経済力がないと言うか、無くなるので、その解決方法を黒木が提案しました。
母親は、そもそも順の受験は、父親が無理矢理目指させていただけなので、塾を辞めさせようと考えていました。
しかし順は、いままで解けなかった開成の過去問を、どうしても攻略したくて一生懸命考えて、解きました。
それも、なるべく早く合理的な方法で解けました。
順は、開成を受けたい、自分の力を試したいと、思うようになりました。
母親は、そんな順の望みを知って、黒木の提案を受け入れることにしました。
島津順の家庭は、そもそも壊れていたのを誤魔化していただけで、中学受験はキッカケでしかなかったのかも知れませんね。