「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第20話。コーちゃん、初恋で失恋する

越路吹雪物語

「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第20話です。「喫茶 すみれ」で待つコーちゃんに、初恋の人が近づいて来ます。でも彼は、別の人を待っていました。

それとは知らないコーちゃんは、勇気を出して声をかけようとします。そのとき、彼の待っている人が、やって来ました。

彼は、その人と紅茶を飲みながら、親しそうに話しています。コーちゃんは、帰るために、立ち上がりました。

 

帯ドラマ劇場「越路吹雪物語」全話まとめ

 

 

「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第20話


引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/koshiji/

コーちゃんは、初恋の人に会いたくて、今日も「喫茶 すみれ」に、足を運びます。すると、願いが通じたのか、”帝大さん”がドアを開け、入って来ました。

そして、真っ直ぐにコーちゃんに向かって、やって来ます。「なんで、なんでこっちへ来るの」と、コーちゃんの胸は、張り裂けそうです。

“帝大さん”が目の間へ来て、コーちゃんを見つめます。コーちゃんは、「えーっ!」と、心の中で、叫びました。

しかし、”帝大さん”は、周りをぐるりと見て、コーちゃんの横のテーブルに座りました。それから”帝大さん”は、紅茶を注文しました。

コーちゃんは、紅茶カップを持つ手が、震えています。そいて、「勇気を出して、あの学生さんに言いなさい」と言った、ヤエちゃんを思い出していました。

コーちゃんは、まずは名前を聞こうと、勇気を出して立ち上がります。その時です、若い女性が微笑みながら、入って来ました。

その女性は、”帝大さん”のもとへ歩いて行きます。そして、”帝大さん”さんの横に座りました。「ごめんなさい、待たせて」と、言います。

どうやら二人は、待ち合わせしていたようです。彼女の父親が、”帝大さん”の両親を食事に招待すると、話しています。結納のときのお礼だそうです。

ここまでの話しで、二人が婚約していると、分かります。コーちゃんは、帰るために席を立ちました。

すると、その彼女が「越路吹雪さん!」と、声をかけます。コーちゃんの初舞台の頃からのファンだと言います。

彼女から、握手を求められました。コーちゃんは、すぐに宝塚の顔になり、「ええ、もちろん」と、握手をしました。さらに、「これからも、よろしく」と、言葉をかけました。

そして、「では、失礼します」と言って、颯爽と帰って行きました。”帝大さん”が、「かっこいいね」と彼女に言う声が、聞こえてきました。

 

 

コーちゃん、初恋で失恋する

初恋の人を待ち続けた「喫茶 すみれ」から出たコーちゃんの目には、涙が溢れていました。大粒の涙を拭こうともせず、歩いていきました。

宝塚の練習場では、歌の練習が始まる時間です。しかし、コーちゃんが来ません。みんな困ってしまいました。
とぼとぼと歩いているコーちゃんを、練習帰りの団員が見つけます。タカちゃんに、可愛がられて、いい気になっていると、責められます。

コーちゃんは、初恋の人にフラれたばかりで、その上タカちゃんとの仲を妬まれ、大泣きしました。団員たちは、コーちゃんが、なぜそんなに泣くのかと、困惑しています。

そこへ通りかかった時子が、驚いてやって来ます。団員たちは、ワケが分からないので、時子に任せて帰って行きました。

時子は、コーちゃんの涙を拭いてあげます。そのとき、コーちゃんのお腹が「ぐー」と、鳴りました。

時子は、コーちゃんを家につれて帰ります。そして、夕飯を食べさせます。コーちゃんは、大泣きしたことを忘れたように、もりもり食べました。

「おばさんの料理、すごく美味しい」と、コーちゃんが言うと、時子の母・秋子は、嬉しそうでした。

時子は、コーちゃんを心配して家に誘いましたが、久しぶりに心から笑っている母の姿を見て、嬉しなりました。

その夜、コーちゃんは、時子の家に泊まりました。コーちゃんは、「わたし、失恋しちゃった」と、時子に告白しました。

日本は、戦争の陰が広がり、それを考慮して、宝塚少女歌劇団は、宝塚歌劇団と名称を変えました。演目も、戦時色の強いものになりました。

そして、レビューやバレーといった外来語は、敵国語として、使われなくなりました。

コーちゃんは、相変わらず大役もなく、欲もなく、マイペースでした。楽屋では、コーちゃんが得意の浪花節を披露して、みんなを楽しませています。

それを観ていたスタッフが、「いつか舞台でやらせてみるか」と、感心していました。このことが、コーちゃんの宝塚人生を大きく変えることになるのです。

「越路吹雪物語」ドラマ 第20話の感想

コーちゃんは、大失恋しましたね。しかも、会いたいと待っていたその場所で、目の前で見てしまいました。これは、ショックが大きいですね。

また、その相手の彼女がコーちゃんのファンですから、皮肉なものですね。でも、宝塚です。傷心を抑え、スターらしく振舞いました。

しかし、そんな状況は、最高に辛いですね。その後は、大涙のコーちゃんでした。

越路吹雪さんの歴史を知らないのですが、事実なんでしょうか。まるでドラマのような、失恋でしたが。。。

まとめ

初恋の人に、失恋したコーちゃんです。期待を込めて待っていたその場所で、初恋の人の真実を知りました。

失恋と、先輩からの文句で、号泣したコーちゃんを、時子が家に誘いました。泣いたことなどケロリと忘れたように、コーちゃんは食べました。

そんなコーちゃんに、食事を作った時子の母・秋子も、久しぶりに明るく笑い、楽しそうでした。

戦争で、世の中が変わってきますが、コーちゃんは、相変わらずマイペースで過ごします。

 

 

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