「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第19話です。森と大喧嘩をした時子が出社します。時子は、森に謝ります、森は、いつもと、大きく変わりません。
ただ、宝塚では、時子が森を殴ったことに、なっていました。
コーちゃんは、「喫茶 すみれ」で、初恋の人”帝大さん”を待ち続けますが、なかなか出会うことができません。
「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第19話
引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/koshiji/
時子と森のケンカは、尾ひれが付いて、大きなウワサとなっていました。父の葬式からしばらく経ったある日、時子は出社しました。
「時子の乱」について、コーちゃんやオカジ、ツメから、話しを聞かれていると、出社中の森が通りがかりました。
ドキッとする時子たちに、「おはよう」と、いつものように声をかけ、通り過ぎて行きました。時子は、「わたし、殴ってないから」と言って、仕事に向かいました。
編集部に着いた時子は、森に先日の暴言を謝りました。森は、「仕事をしたいんだけど」と、言いました。
時子は、父親の葬儀のお礼を言います。「忌引き休暇まだあるだろう。」「こんなに早く出てきて、大丈夫なのか?」と、森が声をかけました。
時子は、森の優しい言葉で、少しホッとしました。そこへ、出版部長の内田(河西健司)が、やって来ました。
内田は、森に「殴られたんだって。」と、言いました。時子と森は、同時に慌てて否定しました。
コーちゃんは、踊りの練習中です。練習場にやって来たタカちゃんに、小説「初恋」を返しました。本を見た仲間は、「コーちゃん、好きな人でもできたんだ。」と、言いました。
そのとき、演出部の丸田が、出征する知らせが入りました。驚いたみんなは、千人針を急いで縫うことにしました。
コーちゃんは、時子にもお願いします。丸田と聞いた森は、驚きます。森と同期の人で、先月結婚したばかりです。
コーちゃん、初恋の人を待ち続ける
ある日、コーちゃんとオカジ、ツメは、「喫茶 すみれ」で、紅茶を飲んでいます。ドアからお客が入ってくるたびに、3人はドアに向かって、振り向きます。
そして、ガッカリします。どうやら、待ち人があるようです。コーちゃんの初恋の人、”帝大さん”を待っていました。
また一人入って来ました。3人は、一斉に振り向きますが、ガッカリします。すると、急に3人は立ち上がり、「こんにちわ」と、挨拶をしました。
入ってきたのは、タカちゃんでした。「待ち人じゃなくて、悪かったわね。」と、タカちゃんが言いました。そして、オカジとツメに、大きな役が付いたことを喜んでくれました。
コーちゃんの親友2人は、順調にスターへの階段を登っています。しかし、コーちゃんは、欲もなくノンビリとマイペースでした。
タカちゃんからは、「悔しくないの」と言われますが、コーちゃんの悔しさは、別のところにありました。
親友のヤエちゃんばかり苦労することが、悔しくて、、「生きるって、大変だなあ。」と、洩らしました。
編集部では、時子が森に、「手伝いましょうか」と、言いますが、森は、「いいから帰れ」と、言いました。
時子が帰ると、森はカバンから薬を取り出し、飲みました。
コーちゃんは、タカちゃんのお土産を、同室の松尾セツと食べます。セツは、タカちゃんと仲良くすると、悔しがる人がいると、心配します。
舞台に欲を出せと言ってくれるタカちゃんや、心配してくれるセツを、ありがたいと思うコーちゃんでした。
でも、今一番気になっているのは、初恋の人”帝大さん”でした。
時子の家では、夫が亡くなり、なんだか元気をなくした母親が、気になっていました。
ある日、コーちゃんは、一人で「喫茶 すみれ」に出かけました。ドキドキしながら、中に入ります。紅茶を飲みながら、待ち続けます。
すると、一人のお客が入って来ました。待ちに待った初恋の人でした。
「越路吹雪物語」ドラマ 第19話の感想
宝塚から、出征する人が出ましたね。その人のために、千人針を縫うことになりました。
千人針とは、出征する兵士の武運長久、戦場での幸運と無事を祈って、女性たちが1枚の布に、一人一針糸を縫いつけ、結ぶ目をつくります。
そして、「おめでとう。」と言い、「万歳」で、送り出します。この時代のドラマで、よく見られる光景ですね。
「なんか、言いたくないなあ。」というコーちゃんに、「めでたいさ!」と、声を荒げる森です。何かに不満を持っている森、原因はまだ不明ですね。
まとめ
父親の葬式の後、時子は編集部に復帰しました。森との仲は、以前と変わりなさそうです。
コーちゃんは、舞台への欲もなく、マイペースです。ただ、初恋の”帝大さん”が気になっていました。
その”帝大さん”に会うため、「喫茶 すみれ」で待ちますが、なかなか願いは、叶いません。
そんなある日、待ち続けた初恋の人が、ついに目の前に現れました。コーちゃんは、話しをすることが、できるのでしょうか。