「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第21話。宝塚の雑誌「歌劇」の休刊

越路吹雪物語

「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第21話です。失恋を経験したコーちゃんは、舞台の大きな役に挑みます。

しかし、舞台がパリのため、中止となりました。コーちゃんは、舞台の大役よりも、食材不足のため、うどんの猟が減ることを心配しました。

時勢の厳しい影響を受けて、宝塚劇団も変化かが始まりました。そんな時、編集長の平山が、浮かないかををしていました。

 

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「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第21話


引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/koshiji/

コーちゃんは、初恋の”帝大さん”に、失恋しましたが、大きな役をもらい、ダンスの練習に励んでいます。

しかし、力が入りすぎるのか、足を高く上げると、いつものように転んでしまい、力いっぱいお尻を打ちました。

そんな時、急に知らせが入ります。フランス・パリが舞台の演目が、中止になりました。結局、コーちゃんの舞台は変更になりました。

コーちゃんにとって、大きな役でしたが、演目が変更になり、その他大勢の役となりました。

駅前食堂のうどんんも、小麦粉が手に入りにずらくなったため、量が減っていました。ご時勢とはいえ、役が小さくなるより、うどんが少なくなるのが、我慢できないコーちゃんでした。

ツメは、そんなコーちゃんに、「食欲しかない子なんだから」と、呆れてしまいます。食堂からの帰りも、まだ物足りないコーちゃんでした。

ブラブラ歩いて帰っていると、女学生に囲まれます。オカジこと乙羽信子と、ツメこと月丘夢路は、人気者でサイン攻めで大変です。

しかい、コーちゃんこと越路吹雪は、若いファンに囲まれることもありません。代わりに、コーちゃんは、おば様に人気です。

この日も、ファンのおば様から、「喫茶すみれ」の名物、サンドイッチをいただきました。

編集部に行ったコーちゃんは、みんなでサンドイッチを食べました。マダムキラーのコーちゃんのおかげと、ツメは喜んでいます。

時子に、本を返しに来たタカちゃんも、一緒に食べました。タカちゃんは、マダムから人気があるからねと、感心します。

編集部の森も帰ってきました。森は、サンドイッチをほおばりながら、仕事をします。でも、女性たちは、黙ったまま食べています。

変な様子に気付いた森は、慌てて「あのお、別に、喋っていても、いいですよ」と、声をかけました。先日の「お時の乱」もあり、女性たちは、気を使っていたのでしょうか。

 

 

宝塚の雑誌「歌劇」の休刊

編集長の平山が、元気なく戻って来ました。ワイワイ楽しい雰囲気に、平山もホッとして、「これからも、賑やかだといいな」と、つぶやきました。

帰りに、コーちゃんとタカちゃんは、時子の家に行き、蔵書を見せてもらいました。たくさんの本は、本棚ではなく、押入れに入っています。

時勢柄、特高警察が気になり、あまり人目に付かないところに、収納していました。本を持つのも大変な時代でした。

タカちゃんは、時子にお願いしました。コーちゃんは、運の悪いところがあるが、これから伸びる子なので、この本で栄養を付けさせてあげてと。

それから、コーちゃんは、本をよく読むようになりました。ある日、満州のヤエちゃんから絵葉書が届きます。
絵葉書には、満州の町並みが写っていました。そして、饅頭(マントー)が美味しいと、書いてありました。食いしん坊のコーちゃんは、饅頭が食べたくなりました。

一方、編集部では、大変な事態となっていました。雑誌「歌劇」が、しばらく休刊になりました。歌劇団の自主的な判断と言いますが、時局がら軍部からの圧力があったかもしれません。

この頃から、工場や軍の病院への慰問公演が増えて来ました。

コーちゃんは、トボトボ歩く森を見つけます。しかし、いつものように声をかけることが、できませんでした。
時子は、「歌劇」の愛読者に、休刊のお知らせと、今までのお礼の手紙を書いています。編集長の平山は、編集部に時子が来てくれて、良かったと言いました。

その夜、仕事帰りの時子は、屋台で客に絡まれる森を見つけます。時子は、慌てて駆け寄りました。

「越路吹雪物語」ドラマ 第21話の感想

宝塚の雑誌「歌劇」が休刊になりましたね。娯楽色を目立たせるのは、良くないという判断でした。歌劇団が発行する「宝塚グラフ」も休刊したようです。

今では、「歌劇」「宝塚GRPH」ともに発売されていますね。さらに、「ル・サンク」「生徒名鑑」「ザ・タカラズカ」「ステージアルバム」「TAKARAZUKA REVUE」「公演プログラム」「写真集」「カレンダー」など、たくさん発刊されていますね。

当時は、国民が戦地で戦っているので、派手なことはできなかったのですね。

まとめ

いつも、お腹を空かしているコーちゃんは、満州の八重子からの絵葉書を受け取ります。ヤエちゃんが書いてきた、饅頭が美味しそうで、気になりました。

世の中は、物資も少なくなり、戦時色も濃くなります。そして、「歌劇」の休刊が決まりました。

将来が不安になった森は、屋台に入ります。そこで、隣りの客から絡まれます。通りかかった時子は、急いで駆けつけますが。。。

 

 

 

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