「越路吹雪物語」第51話のあらすじです。コーちゃんは、浅利慶太から、一緒に仕事がしたい、と言う言葉を引き出しました。
しかし、コーちゃんの希望だけで、世の中は動きません。時子は、東宝の担当に話しますが、もちろん許されません。
そんな時、内藤法美が、日生劇場でのリサイタルを思い付きました。
「越路吹雪物語」第51話あらすじ
引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/koshiji/
コーちゃんこと内藤美保子(大地真央)は、「あなたと一緒に仕事がしたいの」「あなたの才能を、私のものにしたいの」と、言いました。
浅利慶太(近江谷太朗)は、「僕もいただきましょう。越路吹雪の才能を」と、返事しました。
二人の間では、話しがまとまりましたが、専属の東宝の了解は、これkらの話しです。岩谷時子(市毛良枝)は、「大丈夫です」と、応えました。
時子は、まず担当の前田部長に、話しをします。コーちゃんは、その話し合いの結果を、そわそわしながら、待っていました。
しかし、東宝が黙っているワケが、ありません。すでに、越路吹雪と浅利慶太の密会が、噂になっていると言います。
前田部長は、東宝のスターが取られるかもしれないので、いい気持ちではありません。女優として幅を広げるのは、もっと先でも良いのでは、と言います。
時子は、越路が歳をとってくるので、今しかないと、力説しました。
時子が、コーちゃんに説明していると、内藤法美(吉田栄作)が、戻って来ました。
時子と前田部長の話しを聞いた内藤は、「東宝としては、面白くないだろうね」と、言いました。
コーちゃんは、「浅利さんと仕事ができるなら、どんな小さな劇場でも構わない」と、言いました。
その時、内藤が閃きました。「そうだ、日生劇場に出れば、いいんだよ」と、言いました。時子も、「劇場を借りることは、可能よね」と、言います。
内藤は、「僕の予想だと、越路吹雪とあの劇場は、相性が最高にいいはず」「日生でリサイタルをやるべきだ」
「ファンや関係者は、越路吹雪と浅利慶太の舞台を望むようになる」と言い、時子も同意しました。
そしてコーちゃんは、日生劇場で、リサイタルを行う日が、ついにやって来ました。
コーちゃん、日生劇場でリサイタル
リサイタルを終えたコーちゃんは、「楽しかった!」と、大満足です。コーちゃんは、日生劇場が気に入りました。相性もピッタリでした。
楽屋に浅利が、やって来ます。拍手をし、「さすが越路吹雪、素晴らしい歌でした」と、言いながら入って来ました。
そこへ、東宝の社長(榎木孝明)もやって来ました。「素晴らしかった」「楽しませてもらったよ」と、上機嫌です、
そこで、社長と浅利は、初対面をしました。社長は、コーちゃんと浅利が知り間だと、知りませんでした。
コーちゃん担当の前田部長は、コーちゃんと浅利のことを、社長に報告していないようでした。
二人はまだ、一度しか会っていないと説明すると、「越路吹雪が、浅利さんの劇団四季に、移籍したいと言ったら、どうしようかと思っていた」と、言いました。
コーちゃと時子は、話し合います。社長は、何か気付いているようです。社長への直談判を早めることにしました。
コーちゃんは、「社長と喧嘩別れしてでも、東宝を辞める」と、時子に言いました。時子も、「そうしましょ」と、言いました。
一方で、プロダクションの藤本社長(デビット伊東)は、浅利慶太の日生劇場を訪れました。浅利は、「皆さん甘いですよね、越路さんに」と、言いました。
藤本は、「ええ、甘いですよ。コーちゃんにかかれば、みんなイチコロです」と、言いました。
続けて藤本は、「浅利さん、越路吹雪と運命を共にする覚悟は、ありますか」と、尋ねました。藤本と浅利は、険悪な雰囲気で、にらみ合いました。
そして数日後、コーちゃんが、東宝の社長に会う日がやって来ました。
社長は、「まさか、辞めたいなんて言う、話しじゃないよね」と、切り出しました。
「越路吹雪物語」第51話の感想とまとめ
コーちゃんが、浅利慶太と活動を始めましたね。厳密には、まだ一緒の舞台は、できません。
東宝の了解を取るために、日生劇場でコンサートを開催し、実績を重ねようとしていますね。
浅利慶太は、劇団四季を立ち上げた人ですから、東宝とはライバルですね。でも、コーちゃんにとっては、とても魅力ある、演出家です。
コーちゃんは、ただ浅利と仕事が↓だけ、なんですね。
複雑な芸能界の力関係を、どうやって解きほぐすのか、または、断ち切るのか、これからが、大変ですね。
下手をすれば、泥沼の関係になりますね。