「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第12話です。コーちゃんの初舞台に、ヤエちゃんは来ませんでした。約束をしていたのに、来ませんでした。
そして手紙には、宝塚と汽車のキップが、送り返されていました。一番観て欲しかったヤエちゃんです。手紙には、公演に行けなかった理由が、書いてありました。
コーちゃんは、汽車のキップを送り返し、いつかきっと宝塚で、会う約束をしました。
「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第12話
引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/koshiji/
無事に初舞台を終えたコーちゃんは、ヤエちゃんがいないことに気付きました。大介が言うには、「ヤエちゃんは仕事で来れなくなった」そうです。
仕事じゃ仕方ないと言うコーちゃんですが、なにか心配そうでした。
コーちゃんは、「あなたのおかげで、いい芸名が付いた」と、大介に言いました。小学生の頃、大介がブローチを投げたため、コーちゃんが吹雪で遭難したのでした。
妹の智子が、「お姉ちゃんの彼氏なの」と、大介に言いました。コーちゃんも大介も否定をしましたが、大介はまんざらでもない様子でした。
たくさんの懐かしい人との再会が、嬉しい美保子でしたが、やはり秋田の八重子のことが、気になっていました。
八重子からは、「初舞台の日に、休みがもらえた」と、手紙には書いてありました。その手紙を寂しそうに読み返す、コーちゃんです。
その後、ヤエちゃんから手紙が来ました。出発の朝、炭問屋の人に挨拶に行くと、「休みなど聞いてない」と、言われました。
「暮れも正月も仕事とを休まなかったら、休暇をあげる」と言われていたのです。しかし、店のほうに親の借金があり、「働かないと給料を引くぞ」と、言われました。
そのため、楽しみにしていたコーちゃんの初舞台に行けなかったと、言うことでした。
ヤエちゃんは、「宝塚のキップは、記念にいただきます」と、汽車のキップを手紙と一緒に返して来ました。
コーちゃん、花組に決まる
コーちゃんたちは、無事に宝塚音楽学校を卒業し、コーちゃんは花組、オカジとツメは雪組へと、組み分けが決まりました。
コーちゃんは、大好きで憧れのタカちゃんと同じ花組に決まり、大喜びです。そして、今まで過ごした学生寮を出て、歌劇団の寄宿舎へと引越しします。
引越しの荷物を運ぶ途中、タカちゃんに出会いました。天代 麗は、「コーちゃん、やっと来たね」と、喜んでくれました。
同じ頃、宝塚少女歌劇団演習部で、岩谷時子も仕事が始まっていました。先輩部員は森 継男(崎本大海)、編集長は平山文章(飯田基祐)、出版部長は内田信人(河西健司)でした。
編集部では、男性が兵隊にとられたため、兵役のない女性が採用された、とのことでした。指導役の森は、一見優しそうだが、なんだか雲行きの怪しい雰囲気でした。
コーちゃんは、ヤエちゃんに手紙を書きました。「汽車のキップは、ヤエちゃんが持っていて、待っているからね、約束だよ」と、キップにたくさんのコスモスの花を描いて、送りました。
二人の心には、きらきら輝く思い出と、大切な約束が刻まれていました。
花組の練習が、始まりました。その練習場に、新人の編集部員が、挨拶にやって来ました。コーちゃんと時子の宝塚での出会いでした。
この二人の出会いが、後の日本のエンターテイメントの世界に、大きな影響を及ぼすことになるのですが、それはまだ、ズーッと先のことです。
「越路吹雪物語」ドラマ 第12話の感想
いよいよ、コーちゃんの舞台が始まりますね。ところで、ドラマ「越路吹雪物語」の主題歌は、毎週変わっています。
歌う曲もそうですが、主題歌を歌っている歌手も変わっています。主演の越路吹雪を演じる、大地真央さんと瀧本美織さんが、週代わりで歌っています。
第1週は、『すみれの花咲く頃』を瀧本美織さん、第2週は、『サン・トワ・マミー』を大地真央さん、第3週は、『幸福を売る男』を瀧本美織さん、と歌っています。
あとでまとめて、CD発売されるそうですから、楽しみですね。
まとめ
コーちゃんの初舞台に、来れなかったヤエちゃんですが、きっと舞台を観に来る約束をしました。
コーちゃんは音楽学校を卒業し、大好きなタカちゃんと同じ花組に、なりました。
そして、岩谷時子も同じ宝塚の新人編集部員として、スタートしました。そして二人は、運命の再会をしました。
同時に新しくスタートを切った二人は、どんな人生が始まるのでしょうか。