「越路吹雪物語」第50話のあらすじです。コーちゃんは、内藤法美と時子に、改まって大事な話しをします。
自分が、ガンになったとき、嘘をつかずに、正直に話して欲しいというお願いです。両親の病が、自分にも遺伝すると考えて、決断したのでした。
「越路吹雪物語」第50話あらすじ
引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/koshiji/
美保子は、母親に続き、父親もガンで失いました。
ある日、コーちゃんは、時子を家に呼びました。法美と時子に、大事な話しをするためです。
二人を前にしたコーちゃんは、「私がガンになったら、嘘はつかないで」「約束して欲しい」と、お願いしました。
コーちゃんは、両親をガンで亡くしています。自分もガンになる可能性が高いと、思っています。
コーちゃんのお父さんは、コーちゃんのことを考えて、病気のことで嘘ついたまま亡くなりました。コーちゃんは、大好きなお父さんに、ウソをつかれたと子が、悲しいのでした。
だから、病気になったとき、本当のことを話して欲しい、と思うコーちゃんでした。
法美と時子は、ウソはつないと、約束しました。
立て続けに父と母を失ったコーちゃんです。仲間たちと、どんなに賑やかに過ごしていても、どこか、無理をしているのではないかと、心配する時子でした。
そんな思いをしながら、時子は、珍しく仲間と楽しんでいるコーちゃんのところへ、新しい台本を持って行きました。
ところが、コーちゃんは、台本を見ることもなく、仲間と楽しみました。「今夜、読みたいから、すぐに持ってきて」と、言ったのですが。
時子は、「芝居観に行かない?」と、コーちゃんを誘います。今評判の浅利慶太の舞台でした。
浅利慶太は、大学生の頃に劇団を結成し、卒業後も劇団の代表を務めながら、そうそうたるメンバーに囲まれ、「日生劇場」を創立しました。
若くして日生劇場の取締役を務めながら、数多くの舞台を演出し、高い評価を得ていました。
コーちゃん、浅利慶太と出会う
「泥棒たちの舞踏会」を観たコーちゃんと時子です。「凄かったね」と、コーちゃんは、興奮しています。「私もあの舞台に立ちたい」と、言い出しました。
時子は、知り合いがいるので、「会ってみる?」と、言いました。コーちゃんは、ワクワクしてきて、夜中なのに、窓を開け大声で叫び声をあげました。
時子は、プロダクションの藤本社長に、浅利慶太と会うことを話しました。藤本は、「東宝とは、どうやって話をつけるのか」と、言います。
浅利慶太の日生劇場と東宝とは、ライバル同士です。コーちゃんが、浅利と仕事をすることは、かなりの障害があります。
時子は、その関係のことを、深く考えていませんでした。
コーちゃんが浅利慶太と会う日がやって来ました。コーちゃんは、会う前からかなり緊張しています。緊張を和らげるために、かなり飲んでいました。
浅利慶太が遅れてやってくる頃には、すでに出来上がっていました。
浅利慶太(近江谷太朗)がやって来て、「あなたと仕事がしたい」と、コーちゃんは、熱く語ります。
浅利は、「どんなところが、気に入りましたか?」と、冷静に聞きますが、コーちゃんは、ほとんどまともな答えができませんでした。
でも。「私は、あなたと仕事がしたい」「あなたの才能が欲しい」と、迫るように訴えました。
浅利は、「僕もいただきましょう。越路吹雪の才能を」と、応えました。
それを聞いたコーちゃんは、時子と共に大喜びをしました。
そのとき浅利が言いました。「越路さんは、いつ東宝を辞めるのですか」と。
コーちゃんは、何のことだか、さっぱり分かりません。時子は、慌てて「東宝と、これから話しをします」と、言いました。
コーちゃんは、自由な人ですが、繊細な人でもあります。浅利慶太に会うことで、緊張しすぎてしまい、その場でダウンしました。
浅利は、東宝の壁は厚い、大丈夫ですかと、時子に言いました。
「越路吹雪物語」第50話の感想とまとめ
話題の人である浅利慶太と、仕事ができることで、喜びいっぱいのコーちゃんです。
両親を失くして落ち込んでいるコーちゃんには、とても良いチャンスですね。
でも、東宝の看板スターのコーちゃんが、他の会社の仕事をすることは、普通では、、かなり難しいですね。
今でも、プロダクションと芸能人のトラブルなども多くありますね。無理をして、仕事を失う芸能人も多くいますね。
コーちゃんは、そんなことは関係ないのでしょうが、マネージャーの時子は、これから東宝の説得が待っています。
円満解決が、できるのでしょうか。