「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第7話です。コーちゃんの宝塚受験が始まりました。最初の筆記試験は、全くできません。コーちゃんにとって、問題が難しくて、さっぱり分かりません。
次のダンスは、バレーです。コーちゃんは、他人の動作をを真似して踊ります。しかも、コーちゃんだけ衣装が、学校の体操着です。
バレーの練習をしている子は、みんな美しく輝いています。コーちゃんは、もうダメだと思いました。
最後は、歌唱のテストです。受からないと感じたコーちゃんは、思いっきり気持ちよく歌いました。
「越路吹雪物語」ドラマあらすじ 第7話
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コーちゃんは、宝塚音楽学校の試験を受けます。まず、筆記試験から始まりました。コーちゃんは、おもわず「これ、分かんないよ」と、つぶやきました。
試験官からは、静かにするよう、注意を受けてしまいます。
次の試験科目は、バレーです。集まった受験生は、みんなキラキラして、美しい女性ばかりです。ダンスの衣装も、華やかです。
コーちゃんはと言うと、たった一人だけ学校の体操着で、参加しています。あまりの差に、ただ呆然と立ち尽くす、コーちゃんでした。
コーちゃんだけ、ダンスの基礎演技もできません。試験官は、コーちゃんの採点に、バツ印をつけました。周りの子は、コーちゃんのために、調子が狂わされたようでした。
最後に、歌のテストです。コーちゃんは、これまで全部ダメだったので、落ちたつもりで、気持ちよく歌いました。
歌の試験場から出ると、受験生から名前を聞かれました。その子は、加治信子、のちの乙羽信子、でした。
コーちゃんは、試験が終了して、外で待っていたお父さんももとへ行きました。お父さんが、「試験どうだった」と、聞きます。
すると、後ろから「落ちましたよ」と、言われました。お父さんとコーちゃんは、ビックリして振り返りました。「もう結果がでたのか」と、お父さんは、ガッカリしました。
声をかけた女性は、慌てます。コーちゃんが、ブローチを落としたので、「落ちましたよ」と、教えてくれたのでした。
そして、コーちゃんの大切なブローチを渡してくれました。その女性は、岩谷時子(木南晴夏)でした。
コーちゃん、宝塚に合格する
新潟へ戻ったコーちゃんは、みんな色が白くて綺麗で、私はダメだったと、ヤエちゃんに報告しました。
ヤエちゃんは、私も学校に行けるかもしれないと、コーちゃんに言います。お父さんが、大きな仕事があるので、学校に行けそうと、とっても嬉しそうでした。
しばらくして、コーちゃんに手紙が来ます。宝塚からでした。コーちゃんは、宝塚に合格したことを、ヤエちゃんに知らせようと、急いで出かけました。
ヤエちゃんの家に着くと、様子が変です。ヤエちゃんのお父さんを、村人たちが家に運び込んでいます。山で、熊に襲われたようでした。
数日後、ヤエちゃんが下宿にやって来ました。ヤエちゃんは、コーちゃんの合格を喜びました。
ヤエちゃんは、部屋にあるラジオを聞きたいと、言いました。コーちゃんが、ラジオをつけると、スゴイねとヤエちゃんは、初めて聴くラジオに感動しました。
ヤエちゃんは、明日秋田に行くと、言います。炭問屋で、働くことになったのです。ヤエちゃんは、小さい頃、今の家に貰われてきました。
そのため、これからは働いて、恩返しのために、弟たちを学校に行かせてあげる、と話します。
いっぱい働いて、いっぱいお金を貯めて、コーちゃんの宝塚を観に行くと、ヤエちゃんは言いました。
ラジオから流れてきた「軍艦マーチ」に合わせて、2人は泣きながら歌いました。
「越路吹雪物語」ドラマ 第7話の感想
後に大物ととなる、2人が現れましたね。1人は、加治信子、のちの乙羽信子、ですね。
コーちゃんはの歌は上手ですが、もう不合格と諦めていました。そのため、思いっきり、気持ちよく最後と思って歌ったのでしょうね。
そんなコーちゃんの歌を聴いて、加治信子は驚いたのでしょうか。思わず、名前を聞きましたね。乙羽信子として、大女優になりますが、宝塚時代は、どうだったのでしょうか。
2人目は、岩谷時子ですね。初めてコーちゃんと出会ったときは、お母さんと宝塚の公演を観に来ていたようです。
後に、作詞家として成功しますが、コーちゃんとも深い付き合いになりますね。どんな風に展開していくのか、楽しみですね。
まとめ
コーちゃんの宝塚試験は、惨憺たる結果でした。もちろん、合格するとは、思っていません。
ヤエちゃんも学校へ行けそうなので、一緒に通学する夢を持っていました。
ところが、コーちゃんに合格通知が、届きます。そんな時、ヤエちゃんのお父さんが熊に襲われ、亡くなりました。
ヤエちゃんは、秋田に働きに出ます。その前日、コーちゃんとヤエちゃんは、涙を流しながら、歌を歌って別れを惜しみました。