「半分、青い。」感想、あらすじ第2話(第1週「生まれたい」)です。晴は、苦しみますが、なかなか生まれません。15時間も経っています。
そんな時、予定日のワコさんが、やって来ました。誰も居ない待合室で、待っています。陣痛がきたのに、看護師さんは、来ませんでした。
みんな、難産の晴に、付っきりでした。
「半分、青い。」あらすじ第2話
陣痛がきて入院した晴ですが、苦しむばかりで、なかなか赤ちゃんが生まれません。
赤ちゃんは、へその緒が首に巻いているかもしれないと、岡田先生が言います。しかも、ヘタすると2重巻き。
「やってまった。私は、お腹の中で暴れすぎたせいなのか、へその緒2重巻きで、私の母は、もう15時間も苦しんでいます」
「あっ、私、お腹の中の赤ちゃんです。名前はまだ、ない」
岡田先生は、帝王切開も視野に入れようかと、思っていると、恐ろしいことを言いました。
「私、お腹切るの?傷跡残るの?」「もうビキニとか、着れんの?」と、晴は悲しみました。
「えっ、この期に及んでお腹の傷?」「私の命より、自分の美しさ?」「マジですか、お母ちゃん!」
時は、1971年、大阪万博の翌年、凄くのんびりとした、ちょっと田舎のお話です。
ワコさん追い越すか
病院の待合室では、ワコさんが待っていました。萩尾 和子(原田 知世)は、今日が予定日で、生まれそうなので、待っていました。
しかし、先に入った晴が、なかなか難産なので、みんな掛かりっきりで、置いてけぼり状態でした。
ワコさんは、暇つぶしに、バニーリバー「最後の事件」を読んでいました。なんでも、亡くなった人がしゃべるというストリーですが、胎教的にどうなんでしょう。
一方、仙吉に晴の様子が、電話で伝えられます。帝王切開も、と言われたが、赤ちゃんが、自力で頭を出し始めたので、自然分娩になりそうでした。
廉子は、お爺ちゃんに似て、頭大きくないといいなあ、頭大きいと生むのが大変、と言いました。
仙吉と廉子は、神頼みをして、病院へ行くことにしました。
赤ちゃん猿みたい
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
病院では、看護師さんが走り回り、慌しくなっています。
待合室では、ワコさんが、相変らずほったらかしで、なんだか、陣痛が来ている様子です。でも、人を呼んでも誰もいません。困りました。
晴が、生まれそうです。岡田先生と晴と赤ちゃんの女三人で、頑張ろうと言いました。
1971年、そのころ、今のような超音波などありませんが、岡田先生の長年のカンで、赤ちゃんは、女の子だと言いました。
陣痛がきたら、岡田先生がお腹を押します。晴も頑張ります。しかし、出ません。
ワコさんの方は、もう生まれそうです。晴の横に、パーテションをして、ワコさんを連れて来ました。
そうして、あっという間に生まれました。ワコさんの方です。岡田先生は、泣き声を聞いて、男の子かな、と言いました。
すると、晴にも陣痛が来ました。先生が、号令にあわせてお腹を押します。晴が、力みます。
廊下で待っている宇太郎や仙吉、廉子に、赤ちゃんの泣き声が聞こえました。ついに、生まれました。
晴の横に、元気な女の子が、やって来ました。晴は、赤ちゃんを見るなり、「ごめん、猿みたい」と、つぶやきました。
「生まれていきなり、実の母親に、猿みたい、と言われましたが、私が始めて見たこの世は、明るくて光に満ちていて、いっぱいの笑顔と涙が、私を出迎えました。サンキュー」
同じ日に生まれた、晴の赤ちゃんと、ワコさんの赤ちゃんは、並んでいました。
看護師さんは、ワコさんの男の子を見て、「かわいい!」と、声をあげました。
「なぜ。私より一足先に生まれたそいつは、生まれたてなのに、猿ではなかったのです。つるんとした、可愛い顔で」
「こいつ、誰」
「半分、青い。」感想、まとめ第2話
難産の末、晴の赤ちゃんが、やっと誕生しましたね。まだ名前は、ありませんが、この子が鈴愛ですね。
そして、隣のワコさんの子が、律ですね。
鈴愛が生まれたときは、皺くちゃの顔で、晴は思わず、猿みたい、と言いましたね。
昔の赤ちゃんは、だいたい皺くちゃで、赤い顔ををしていたので、猿みたいでしたね。しばらくすると、シワもなくなります。
しかし、最近の子は、生まれたときから、つるんとした顔で、シワがありません。3000グラム前後の大きな赤ちゃんだからでしょうか。
でも、岡田先生が言うように、成長すると顔が変わってきますね。生まれたときは、お猿さんのようでも、大きくなって美人になることもありますね。
そんな二人が、ベビーベッドを並べています。さて、どんなおしゃべりが始まるのでしょうか。