「半分、青い。」感想、あらすじ第4話。あの世と話す糸電話

半分、青い。

「半分、青い。」感想、あらすじ第4話(第1週「生まれたい」)です。学校で、授業中に外を眺めたり、ブッチャーとケンカをしたり、元気いっぱいの鈴愛です。

鈴愛は、優秀な律に、あるお願いをしました。完成したと言う律と、さっそく実験に出かけました。

 

連続テレビ小説「半分、青い。」全話の感想まとめ

 

 

「半分、青い。」あらすじ第4話


引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

ふくろう小学校に通う鈴愛(矢崎 由紗)は、授業中なのに窓の外を眺めています。椅子の後ろ脚だけでバランスをとりながら、スズメを眺めています。

気が付いた先生が、「楡野 鈴愛さん!」と、注意しました。ビックリした鈴愛は、はずみで後ろにひっくり返りました。

驚いた先生が近寄ると、教室の天井を見て、「先生、あれ般若の顔みたい」と、鈴愛が天井にできた染みを指差しました。

先生も他の生徒も、天井を見上げ、ポカンとしています。一人、律(高村 佳偉人)だけは、周りの騒ぎに関係なく、本を読んでいました。

すると、ブッチャーこと西園寺 龍之介(大竹 悠義)が、「先生、カラスの相手はいいんで、授業進めてください」「アッ、違った、ネズミの相手」「それも違う、スズメか」と、言いました。

『そのころ、アブドラ・ザ・ブッチャーと言う、悪役レスラーがいたのです』からかわれた鈴愛は、「地獄突きやってみい」と、ブッチャー相手に喧嘩となりました。

先生が止めに入りますが、生徒みんなで、大騒ぎになりました。

鈴愛は、元気が一番


引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

時は、1980年です。楡野食堂では、仙吉が、お客の注文を間違えました。

『仙吉さんは、最近、注文の間違いが多くなりました。歳には勝てません。そうそう、仙吉が、初孫に考えた名前は採用されず、楡野食堂が改装するときに、食堂の名前となりました』

『あのう、私、実は、空からしゃべっています。他人よりちょっと早かったかもしれませんが、1年ほど前に、ピンピンコロリで、逝きました』

鈴愛が、学校から元気よく走って、帰って来ました。帰り道で、畑の仙吉爺ちゃんに声をかけ、家ではカバンを放り投げ、キャベツを一つ抱えて、すぐに外へ飛び出しました。

家では、草太(志水 透哉)が、パンの耳を揚げたおやつを食べています。晴に、これで遊んでいいかと、糸電話を見せました。

『この、何にでも親に了承を得ないと動けない、祖母としては、ちょっと不安な感じなのが、鈴愛の年子の弟、草太です』

それにひき換え、この姉は、元気いっぱいです。大きなキャベツを抱えたまま、ふくろう商店街を駆け抜けて、律の家までやって来ました。

鈴愛のふるさと


引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

そして、家の外から大きな声で、「りーつー!」と、呼びます。さらに、マグマ大使を呼ぶまねをして、笛を吹きます。

窓を開けて顔を出した律に、鈴愛が「ふるさとを弾いて」と、言いました。鈴愛は、持ってきたキャベツを律に渡します。

いいよと、律が返そうとすると、「うちの爺ちゃんが作ったキャベツ、美味いぞ」と、鈴愛が押し戻しました。
律は、しかたなく「ソースかけて食べるよ」と、受け取ります。律は、ピアノに向かい、「ふるさと」を弾き出しました。

『ここが、鈴愛の育つ故郷となります。美しい緑と、綺麗な水、なんて言いますが、そんな私も住んでいる時は、まるでありがたがりもしませんでした』

『でも、今はもう、こうして遠くから見下ろすばかりで、手に触れることもできず、どうか皆様そちらにいるうちに、あなたの故郷を、あなたの愛するものを、慈しんであげてください』

 

 

あの世と話す糸電話


引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

律の演奏が終わります。「名演奏やった」「キャベツ、ソースかけ過ぎんなよ」と言って、鈴愛が帰ります。

すると、和子が出てきて、鈴愛を呼ぶ止めました。「これから、おやつにするの。シフォンケーキ、焼きたてよ」と、誘います。

これから、別に遊ぶ約束をしていた鈴愛ですが、シフォンケーキに負けてしまいました。

クリームが添えられた、美味しそうなシフォンケーキと、ティーカップに注がれた紅茶です。鈴愛は、笑顔が止まりません。

「お菓子の力で、引き止めちゃった」「律は、喘息やし、ちょっと変わり者やから、鈴愛ちゃんみたいな子がおってくれたら、助かる」と、ワコさんの作戦でした。

おやつを美味しそうに食べていると、律が、「あれ出来た」と、鈴愛を自分の部屋に、連れて行きました。

律の部屋には、いろんなものが、ありました。一つは、「永久機関」永遠に動き続ける装置です。律が、難しい理論を説明しますが、鈴愛の耳には入りません。

律は、「俺が作る」「俺の夢は、ノーベル賞をとることだ」と、熱く語りました。

そして、肝心の例のものは、ナイロン製の釣り糸100メートルと紙コップで作った、川をまたぐ糸電話です。

さっそく、川に実験に向かいます。まずは、木曽川で試し、最終的には、三途の川で、使います。

鈴愛は、三途の川を挟んで、亡くなった婆ちゃんと、婆ちゃんが亡くなって元気のない爺ちゃんを、糸電話で話してあげたいと、考えました。

川に着いた鈴愛は、「律、これは、二人じゃ無理じゃない」と、言います。律は、そのために、人を呼んでいました。

そして、やって来たのは、あのブッチャーでした。「なんで、ブッチャー」「まあ、あかん」と、鈴愛が言いました。

「半分、青い。」感想、まとめ第4話

律の「ふるさと」を聞いて、「うさぎって、食べとったんかな」と、鈴愛が言いますね。それは、「うさぎおいし・・・」が、原因です。

鈴愛は、この歌詞から、うさぎは美味しいと、連想したのですね。律が驚いて、「本気?」と、言います。そんな、発想もあるのですね。

鈴愛が、天才科学者の卵に作らせたのは、あの世とこの世の間で会話ができる糸電話でしたね。

廉子が亡くなって、元気のない仙吉のために、鈴愛が考えた糸電話ですね。

この世では不可能と思える永久機関を作ろうとする律ですから、霊界通信機もできるかもしれません。しかし、その前に、川を渡ることが、出来るのでしょうか。

目の前にある木曽川と、三途の川です。

三途の川は別として、小学3年生の体力では、木曽川の流れは、厳しそうですね。事故にならなければ、いいのですが。。。

 

 

 

 

 

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