半分、青い。56話(第10週「息がしたい!」)です。すずめは、晴にウソをついて、正人とデートします。でも、晴れのことが気がかりで、デートに集中できません。
いつもと違うすずめの様子に、正人が気付きます。事情を知った正人は、晴を探しに走ります。やっと見つけた晴に、すずめが驚きました。
半分、青い。56話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 晴:松雪 泰子
萩尾 律:佐藤 健
朝井 正人:中村 倫也
秋風 羽織:豊川 悦司
語り:風吹 ジュン
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半分、青い。キャスト一覧
半分、青い。56話ネタバレ、あらすじ
晴は、明日、岐阜に戻ります。新幹線に乗る前に、「これ行けたらいいな」と、ボクテと裕子がくれた、ランチのチケットを出しました。
すずめは、「明日・・・」と、返事できません。晴は、「仕事なら、仕方ない」と、言いますが、すずめは、「ごめん」と、晴にウソをつきました。
次の朝、目が覚めたすずめは、布団の中からカーテンを見ます。昨日は、夜だったので、カーテンが替わっていることに、気付きませんでした。
朝日を受けたカーテンは、青く綺麗です。すずめは、海の中にいるみたいと、言いました。晴は、これから暑くなるので、青がいいかなと、選んだのでした。
すずめのウソ
晴が、朝食を作ってくれました。焼いた鮭に玉子焼き、味噌汁の朝ごはんです。すずめは、嬉しそうに食べました。
晴は、後片付けをしてから、ボチボチ帰ると言います。みんなに、挨拶しないと、と言う晴に、「今日は忙しく、修羅場だから」と、すずめが言いました。
『ウソでした。今日は、オフィス・ティンカーベルは、お休みで、誰もいないのでした』
晴は、イタリア料理は、「せっかくなので、一人で行って、それから帰る。食べてみたいし、ティラミス」と、言いました。
すずめが、一人で大丈夫かと、心配しますが、「大丈夫。大人だし」と、晴が、笑いました。
正人、デートを中断
引用元:
川沿いの遊歩道に、すずめと正人がデートしています。正人が、映画は何を見ようかと、調べています。
すずめは、なんとなくボーっとしています。手に持っているソフトクリームが、溶けています。正人が、取って、ソフトクリームを舐めました。
正人は、「すずめちゃん、元気ないね。アイスクリーム食べないなんて」と、言いました。
すずめは、腕時計を見て、「正人君、ごめんなさい」と、頭を下げました。すずめは、晴が一人でイタリアレストランへ行き、困っているのではと、心配でした。
正人は、「なんで、言ってくれなかったの。予定は、ずらしてよかったのに」と、言いました。
正人は、引越しの準備で忙しく、すずめも締め切り前で、会えませんでした。しかし、「正人君に、会いたかった」と、すずめが、打ち明けました。
正人は、イタリア料理のお店に行こうと、すずめの手を取り、駆け出しました。
晴、律とランチ
イタリアレストランでは、晴が、デザートのティラミスを食べています。「うーん、美味しい」と、思わずつぶやきます。
テーブルの向かい側には、律が座っていました。
『さて、一人寂しく、イタリアンのコースを食べているはずの晴が、なぜ、いま律君と二人、デザートまでたどり着いているか、と言うと・・・』
数時間前、晴は、秋風ハウスで、帰り支度をしていました。そこへ、秋風ハウスの電話が鳴ります。晴が出ると、律でした。
『律君は、昨日晴さんが聞いてきた、カーテンのことを気にしていました。すずめが、仕事で忙しいので、一人でイタリア料理のお店に行ってから帰る、という晴を心配し、律君がお供して来ました』
お店では、キャビアとウニの冷たいスパゲティを、初めて食べました。お店からは、サービスですと、言って、シャンパンを出してくれました。
『そのお店は、イタリアンならここ、と秋風先生が決めているところで、サービスも味も一流でした。』
実は、秋風が、「美味しいものを食べさせてあげて、青天井で。超過分は、今度払います」と、お店にあらかじめ、伝えていました。
すずめ、晴を見つける
引用元:
秋風が手配してくれた、イタリア料理のフルコースを、二人は、美味しくいただきました。晴は、すずめが恋をしているようだから、律に気を付けてくれるよう頼みました。
律は、「僕が、フォローします。そのために、僕がいるので」と、言いました。晴は、遠く離れているので、すずめのことが、心配でした。
そこへ、晴を探していたすずめが、レストラン内に、入ってきました。すずめは、律が一緒なのに、驚きます。晴は、仕事はどうしたのかと、すずめに聞きます。
正人もやって来て、「始めまして。朝井正人です」と、晴に挨拶をしました。晴は、「エッ」と、一瞬戸惑いますが、すずめが好きな彼だと、すぐに気付きました。
晴が、正人にお辞儀をすると、正人も頭を下げました。
すずめ、正人と一緒
引用元:
晴が、「デートの途中で悪かったね」と、正人に言いました。すずめは、ウソをついたことを謝りました。
晴が、もう帰るからと言うと、正人が、東京駅まで送りますと、律が持っていた荷物を受け取りました。律は、用事があるからと、そこで別れました。
律は、マンションに戻り、ベッドに寝転んでいます。しばらくして起き上がり、亀のフランソワに、エサをあげました。
フランソワを見ていると、電話が鳴りました。すずめからです。晴が今帰ったこと、晴に付き合ってくれたことの礼を言いました。
すずめは、これから正人と、ご飯を食べるので、律を誘いました。律は、いいよと、断りました。すずめは、そうかと、アッサリ電話を切りました。
律の電話の受話器からは、プープーと、音が聞こえました。
すずめ、正人に告白
引用元:
夜になり、すずめと正人は、イルカ公園まで戻って来ました。すずめは、美味しかったと、満足です。
二人は、ベンチに座ります。すずめが、「イジワルだね」と、言います。正人が、立ち上がり、すずめの右側に座り直しました。
すずめは、正人が、いつも右側にいることに気が付きました。ただ、今は忘れていました。
すずめは、正人に、今日のお礼を言いました。「ああいうのは、ちゃんと言おうね」と、正人が言います。
今日は、遅いから家まで送るよと、正人が歩き出しました。すずめは、正人のカーディガンの袖を掴みました。
「この手が、勝手に、離れたくなって」と、すずめが言い、正人を見つめました。「正人君、好きです」と、すずめ告白しました。
正人は、一瞬、目をそらしました。
半分、青い。56話ネタバレ、感想
すずめは、嘘をついて、晴を一人で帰しましたね。それは、すずめの嘘に、正人まで引きずり込むことに、なりますね。
でも正人は、レストランを探し、晴が困っているのを助けようとします。さらに、駅まで送っていきましたね。なかなか出来ないことですね。
優しい正人ですが、若くして気配りが出来るのは、育った環境の影響が、あるのかもしれませんね。
一方の律は、目下恋愛中で、ウキウキのはずですが、なんだか寂しそうですね。すずめを見守ってきた、自分の存在感が、薄れている感じですね。
すずめは、正人に告白しましたが、ずっと大人らしい正人は、素直に受け入れるのでしょうか。