半分、青い。73話(第13週「仕事が欲しい!」)です。すずめは、急いで駅に向かいますが、電車は出て行きました。誰もいないホームに、律が現れました。
5年ぶりに再会した、すずめと律は、待合室のベンチで話します。20分後には、電車が来ます。待っている間に、すずめの短冊が、風で飛びました。
その時、律が、衝撃の言葉を言いました。
半分、青い。73話ネタバレ、あらすじ
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
すずめは、律を追いかけて、夏虫駅までやって来ました。向かいのホームに、律の姿を見つけますが、呼び声も届かず、電車が出て行きました。
すずめは、呆然として、去って行く電を見送ります。その時、跨線橋の階段を下りてくる靴音が、聞こえます。
「すずめ。」と、降りて来たのは、律でした。「律。」と、すずめが、見つめます。
すずめは、おばさん風のグリーンのワンピース姿でした。思わず、「あっ、こんな格好で。」と、つぶやきました。
律は、「久しぶり」と、戸惑うすずめに、声をかけました。
すずめ、律と再会
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すずめと律は、待合室のベンチに座ります。すずめは、今日、着て行くはずだった、ワンピースのことを話します。
「凄くキレイな黄色で、ブライトイエローと言う。レダハーと言うブランド。今日のために、貯金を下ろした。なのに、草太のアホが、洗濯機にかけて、おまけに脱水機で10分も回した。」「着れなくなった。」
すずめは、律に、聞いているのと、言います。律は、「ああ、ごめん。すずめの声を聞いていた。懐かしい声。」と、言いました。
「そういうこと言うのは、反則や。元気やった?」と、すずめが言います。律は、京都の大学院に行ったことを教えました。
すずめんは、そのことは、知っていました。貴美香先生に、人型ロボットの研究で、雑誌に載った律を見せてもらいました。
バッグから専門雑誌を出し、律に見せました。そして、「私も頑張ったよ。デビューした。『一瞬に咲け』と言う漫画で。」
律は、「知っている。読んでいる。ワコさんが喜んで、うちに何冊もあるよ。」と、教えました。
すずめ、律の前でアッパッパ姿
すずめが、いきなり律の前に立ちます。「これ見て、この格好。お母ちゃんのアッパッパや。おしゃれ木田原で、イチキュッパや。おまけに、つっかけや。」
「おお、ようその格好で、外へ出たな。」と、律が言います。「律に、久しぶりに会っているのに、こんな格好や。消えたい。と、すずめが、座り込みました。
すずめが、いきなり律の目を手で塞ぎます。「こうしたら、私は見えない。大人になって、漫画家デビューして、ステキになって、お洒落になった私を想像してもらう。」
「やめれ。」と、律は、すずめの手を外します。笑いながら、「お前は、相変らず、突拍子もないな。」と、言いました。
「突拍子もない。」と言いながら、律は、うつむき、目頭を押さえました。「律、何で泣く?」と、すずめが言うと、「泣いとらん。」と言いながら、律は、顔を上げません。
すずめは、律を見つめました。
菜生とブッチャー
駅の駐車場に停めた車の中に、菜生がいます。菜生は、待ちくたびれたのか、居眠りをしています。
クルマの窓を誰かが、叩きました。菜生は、ビックリして、見ます。外にいたのは、ブッチャーでした。貴美香先生から聞いて、やって来ました。
菜生から、「あんた、今日のお洒落、間違っているよ。」と、言われます。ブッチャーは、白のスーツに、黒いシャツ、真っ赤な蝶ネクタイ、黒のハットです。
ブッチャーは、「そうか。」と、嬉しそうに言いました。
すずめ、律の左側
待合室で、「電車、行ってしまった。悪かったな。」と、すずめが言います。次の電車まで、20分です。
律が、自動販売機の前に行き、言いました。「何だろう。こうやって、左に振り向くと、いつも、すずめが立っているような気がしていた。」
「何でか、教えてやる。私は左が聞こえなくなって、右しか聞こえなくなって、いつもこうして、律のこっち側にいたからや。」と、律の左に立ちました。
律は、「なるほど。そう言うことか。」と、納得し、すずめに、贅沢ミルクティー120円をおごりました。
車の中では、ブッチャーが、「クルマ洗ったほうがいいよ、窓ガラスが曇ってる。」と言いました。菜生は、「余計なお世話や。」と、怒りました。
律、ロボット開発
待合室では、律が、飲み終わった空き缶を、すずめの合図で投げます。すると、離れたゴミ箱に、みごとに入りました。
すずめの空き缶は、とんでもない方向に、飛んで行きました。
律は、すずめが首から下げている笛を見て、「笛、持っていたんだね。」と。「聞こえた?さっき。」「うん。遠くに。」
すずめは、ロボットの専門雑誌を手に取ります。「これ、凄いな。」と言うと、律が、「俺、5年前、すずめの夢を盗んだ。」と、打ち明けます。
律は、すずめを送って行った、七夕の帰り、笹につるした、藍色の短冊を見つけました。「リツがロボットを発明しますように!」と、書いてありました。
すずめの夢
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律が、二つ折りにした、藍色の短冊をを出しました。すずめが、短冊を開くと、自分が書いた文字がありました。「夢、叶えたね。ありがとう。」
「律の夢は、私の夢やったの。」と、律を見つめました。すずめは、専門雑誌の律のページに、短冊を挟みました。
「夢のしおり。ここで、夢が、叶いました、の印。」すずめと律は、小さく微笑みました。
車の中で、菜生が聞きます。「清さんとは、別れたん?」「うん、3年くらいしか、もたんかったんやない。」と、ブッチャーが言いました。
その後は、誰もいないのでは、聞いてないと、ブッチャーが、律のことを話しました。
ブッチャーは、彼女いない暦、生まれた歳と同じです。生き続けるとともに、更新し続ける、彼女いない暦です。
律、プロポーズ
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すずめと律は、跨線橋の階段で、遊んでいます。電車が来るまでの時間つぶしです。
律が、「俺、就職が決まった。」と、教えました。就職先は、大阪の菱松電機の中央研究所で、ロボットを作ります。
すずめは、「凄い。誰でも知っている。一流や。おめでとう。」と、喜びます。
そのとき、急に風が吹いて、専門雑誌のページがめくられました。その瞬間、しおりにしていた短冊が、飛んで行きました。
すずめは、慌てて短冊を追いかけます。その途中、階段でサンダルがすべり、後ろに倒れます。後ろから来た律が、すずめを抱きとめました。
短冊が、無くなってしまいました。律が、言います。「まあ、いいよ。もう、夢叶ったし。すずめとも、会えたし。」
「すずめ。結婚しないか。」突然のプロポーズに、二人は、見つめ合いました。
半分、青い。73話ネタバレ、感想
うーん。驚きましたね。ビックリしましたね。律の突然のプロポーズです。
律は、岐阜に帰る前から、結婚を考えていたのでしょうか。すずめと再会できて、話ができて、結婚を思ったのでしょうか。
ブッチャーの話では、清とは、3年で別れたようですね。結婚をしていたのかは、分かりませんね。
ロボットの開発に打ち込む律と、上手くいかなかったのでしょうか。分かりません。
さて、すずめは、どう返事するのでしょう。漫画も上手くいってないし、ゆうこのように、辞めて結婚するのか。
または、もう一度、ヒット作を作りたいのか。結婚はその後と、考えているのか。どっちなんでしょうね。
ところで、二人が、やっていた遊び、グリコですか。「チョコレート」「パイナップル」「グリコ」と、じゃんけんの遊びですね。
今どきは、見かけませんね。アナログな遊び。
半分、青い。73話キャスト
半分、青い。73話キャストです。
風吹 ジュンさん、なかったですね。今回は、4人だけ、最小キャストですね。
楡野 鈴愛:永野 芽郁
萩尾 律:佐藤 健
西園寺 龍之介(ブッチャー):矢本 悠馬
木田原 菜生: 奈緒