半分、青い。86話(第15週「すがりたい!」)です。すずめ、涼次、田辺は、店の準備をして、お客に備えます。運動会前の100円ショップは、大忙しになりました。
店が混む中、田辺は、若い美女と消えてしまいます。そんな時、草太が、店に現れました。レジを上手く打てないすずめに代わって、草太が入りました。
その頃、藤村家では、涼次の意外な事実が、話されていました。
半分、青い。86話ネタバレ、あらすじ
100円ショップの三種の神器を、田辺が説明します。まず、ポップに値段を書く油性マジック、次に、商品をキレイにするハンディモップ、最後に、収納ボックスの寸法を測るメジャーです。
そして、鈴木と佐藤のハンコは、常にストックします。「レジが暇な時は、包装用の新聞切りをします。これが、100円ショップの極意」と、すずめと涼次に解説しました。
「良いですか、明日はこの地区の小中学校、ともすると、幼稚園まで運動会です。めっちゃ、混みます。心していきましょう。」
「では、位置について。」と、スタートの合図を鳴らしました。涼次は、思わず店から外に、飛び出しました。「涼ちゃん、あいつ、バカ。」と、田辺が、言いました。
涼次、三オバの甥っ子
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
藤村家では、三姉妹が明太子パスタを食べています。「涼ちゃんの作るナポリタン、美味しかったなあ。」と、めありが言います。
「涼ちゃんやったら、大納言で働いてまっせ。」「運動会前の、4日間だけですわ。」と、光江が言うと、麦もめありも、一斉に驚きました。
麦が、ちょっと大納言、覗いていこうかなと、言うと、カルチャーセンターの日やろうと、光江に停められました。
『麦さんは、カルチャーセンターで、野鳥講座を持っています。』
田辺には、涼二が甥っ子だとは、教えていません。光江は、店のことは、私ばっかりで、二人は、何もしないと、怒りました。
光江は、言います。「うちは、”3月うさぎ”を潰したくなかったんや。涼ちゃんと一緒に、”3月うさぎ”やるのが、夢やったんや。」
「あの子には、帽子作りのセンスがある。あの子のデザインした帽子を、うちが作るんや。あの子は、うちらのお父さん、お爺ちゃんの才能を受け継いどる。」
「麦ちゃんが、私の夢を潰したんや。」と、光江が、文句を言いました。
涼次、すずめの代わりに絵を描く
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
田辺が、ポップを描いてくれと、言います。「楡野さん、漫画家だったんだよね。ササッと漫画描いて。」
すずめは、田辺に言われて困ります。涼次は、すずめが、泣きながら漫画家を辞めたと、言ったことを思い出しました。
「アッ、あのう、俺、描いても良いですか。俺、描きたいです。描かせて。」と、拝むポーズで、田辺に言いました。
涼次が、絵を描きます。「いいでしょう。」と、出来上がった絵は、子供が描いたような絵でした。涼次の絵は、店内に貼られました。
大納言、大繁盛
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
100円ショップ大納言は、お客で賑わっています。お客が、バランと言って、商品を持ってきました。
『それは、バランではなく、おかずカップと言う名前だけど、お客様がバランと言えば、バラン。』
二つの中間の大きさ、無いかしらと、聞きます。すずめが、探すと、言われたサイスが、見つかりました。でも、機関車エルモのものと、さらにお客が言います。
涼次が、こっちにありますと、すかさずサポートします。お客の嫁は、シロガネーゼでした。「嫁は流しの下から貰え」とは、よく言ったもんだと、大変そうでした。
すずめは、流しの下からって、バケモノかと、思いました。
『違います。”嫁は流しの下から貰え”と言うのは、お嫁さんは、格下の家から貰った方がいいと言う、昔の諺です。』
お客は、すずめを見て、「あなたくらいが、よかったわ。」と、言いました。
『褒められていませんよ。すずめ。』
田辺、いなくなる
レジに、先日の東雲のお婆ちゃんが、来ました。「あのね、こうして、こうなったの、欲しいの。」と、言います。何度聞いても、意味が分かりません。
田辺が、売り場に商品を追加しています。「イッチ。」と、呼ぶ声がします。外を見ると、「来ちゃった。」と、あの若い美女でした。
『田辺さん、田辺一郎なので、イッチです。』
その間も、東雲のお婆ちゃんの説明が続いていました。レジ待ちの行列が長くなったので、脇で話を聞くというと、東雲のお婆ちゃんは、帰って行きました。
『午後4時、忙しさのピークを迎えた頃、田辺さんは、姿を消しました。』
草太、100円ショップに行く
100円ショップの表に、スーツ姿の草太です。店の前に立ち、「ここ?」と、入っていきました。忙しい店内で、すずめが草太を見つけました。
「草太、いいとこ来た。あんた、レジ入って。」と、すずめが、言います。草太は、「エッ!」と、驚きますが、エプロン姿で、レジを打ち始めました。
『田辺さんが、美女と失踪し、しかし、運動会前日で、大盛況の大納言。イケメン二人が入り、どこから聞きつけたのか、女子高生の客も増え、ごった返しています。』
そして、草太は、レストラン・エッグシェフで鍛えているので、レジ打ちは、お手の物です。』
でも、草太は、100円ショップで値切る主婦に、つかまりました。ムリを言うおばさんに、涼次が助けに入りました。
「うち、皆さんに定価で買っていただいてまして。それなんか、原価70円プラスもろもろで、99円。儲け1円しか出ないんです。」
強引な主婦は、儲け1円と聞いて、大変ねと、引き下がりました。
すずめ、涼次が好き?
お客のピークも、おさまりました。すずめは、草太に、言います。「お姉ちゃんは、見ての通り、とっても充実している。漫画家は、辞めたけれど、とても充実しているの。」
「だから、くれぐれも、楡野家の皆さんに、よろしく伝えて。」
俺が、言うの、と言う草太に、「頼むよ、1つ。兄弟。」と、肩を叩きました。
草太は、お客の子供と遊ぶ涼次を見て、言いました。「チョッと、変わった感じだよね。」「姉ちゃん、あの人のこと、好きなの?」
「何言っとりあす。」すずめは、慌てて否定します。「だって、何度も見ていたから。」「ウソ、私、見とった?」「そんなことない。気のせい。」
「だいたい、あの人、涼ちゃんさん、明日でいなくなるし。」
『泣いても笑っても、明日は運動会。涼ちゃんさんとのお別れが、近づいています。』
半分、青い。86話ネタバレ、感想
意外な事実が、分かりましたね。涼次は、藤村姉妹の甥っ子でした。
叔母さんですから、三オバは、父母の妹になりますね。伯母の場合は、姉になります。
三オバは、1番上の光江が次女ですから、長女が、涼次の母親ですね。
涼次は、3歳の時。両親を交通事故で、亡くしています。以来、三オバに育てられたのですね。
その詳しい事情は、また後の話で、分かると思います。
一方、草太は、とんでもない忙しさに巻き込まれましたね。さらに、すずめの現状を、家に報告しないといけません。大変ですね。
晴や宇太郎に話すのは、気が重そうですね。
半分、青い。86話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 草太:志水 透哉
森山 涼次:間宮 祥太朗
田辺 一郎:嶋田 久作
元住吉 祥平:斎藤 工
藤村 光江:キムラ 緑子
藤村 麦:麻生 祐未
藤村 めあり:須藤 理彩
東雲:大方 斐紗子
語り:風吹 ジュン