半分、青い。125話(第21週「生きたい!」)です。つくし食堂に、怪しい男が現れました。センキチカフェにも訪れます。
男が岐阜犬としゃべっている時、ワコさんの容態が変わりました。発作でした。
律は、岐阜犬と話します。いつもは言えない、本音や言葉を、ワコさんに伝えました。
半分、青い。125話ネタバレ、あらすじ
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
一人の男が、スマートフォンで、地図を見ながらやって来ます。白いスーツに黒い縞のシャツ、黄色のネクタイをした怪しげな男は、つくし食堂に入りました。
「どうも。」と言った男は、店を見回します。すずめは、センキチカフェに出かけます。「ごゆっくり。」すずめは、男に声をかけました。
男は、カツ丼をガツガツ食べています。「あのう、テレビとか出ている人ですか。」と、草太が、男に話しかけます。
「何で?」と、男。「ネクタイ、細いし黄色い。」と、草太。「ああ、これね。僕ね、電博堂にいたんですよ。でも今は、独立して自分で仕事やっています。」
つくし食堂に怪しい男が来る
男は、名刺を出しました。「ヒットエンドラン?」「ピッチャーが投げたと同時に、ランナーが走る。1つのヒットとチャンスが拡大。」
「1+1が3になる、ハイリスク・ハイリターンみたいな。」「ところで、これどうお読みするんですか。」草太が、「津曲」と書いた名前を聞きました。
「つっきょく?」「つまがり」と、男が、少しムッとして、訂正しました。
センキチカフェに津曲が来る
センキチカフェで、すずめが、つくし食堂に来た男の話をします。「なんか、胡散臭い感じで。」「僕とどっちが、胡散臭いですか。」と、健人。
そこへ、津曲が来ます。「アッ、来た。」「あなたの店だったんですか。」津曲は、つくし食堂で貰った、五平餅1本プレゼントのサービス券を出しました。
「お飲み物は?」「え、それもサービス?」「お飲み物は、有料です。」「ちょっと、ちゃっかりしているなあ。ハッハハ。」
岐阜犬を試す津曲
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岐阜犬の前で、女子中学生が話しています。「あのう、友だちいなくていいって思ったら、楽になった。」「そう、会いに来てくれてありがとう。わん。」
津曲が、その様子を見て驚きます。「良かったら、お客さんもどうですか。1回300円です。」「冗談です。サービスですよ。よければ、うちの看板犬です。」
「しゃべるとか言って、どうせテープかなんか、回っているんじゃないの。」と、言いながら、津曲も岐阜犬の前に座りました。
岐阜犬に相談をする津曲
「えー、岐阜犬君。こんにちは。」「こんにちは。」「いい天気ですね。」「ほんとうに。でも、明日から、崩れるって言いますよ。」「ほー。」
「岐阜犬君さ、最近仕事が上手くいかなくてね。別れた妻からも、責め立てられてさ。」「養育費?」「まあまあ、そういうところよ。」
「仕事と別れた妻は、分けて考えたほうがいいかと。」「岐阜犬できるな。」。津曲の後ろに、次の人が待っていました。
「ちょっと待って。岐阜犬くん、血液型教えて。」「O型です。」「ハッハハ、犬の血液型に、O型は、ないんだよ。」
ワコさん、急な発作が出る
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その時、岐阜犬の様子が、おかしくなりました。「ちょっと、すみません。ごめんなさい。」。すずめが、慌てて走ってきます。
「ワコさん、どうしやった。」「ごめんね。」。すずめは、店を健人に任せて、急いでワコさんのところへ行きました。
ワコさんは、ベッドで横になっています。貴美香先生が、往診していました。横で、律と弥一が、心配そうに、見つめています。すずめは、後ろの方から見ています。
「大丈夫やよ、いつもの発作が、ちょっときたね。」と、貴美香先生が、ワコさんに言いました。
容態を確認したすずめは、お店に戻りました。
「今回は、大丈夫やったけど、いつでも、おかしくない。」と、貴美香先生が、言いました。
律、ワコさんの頼みでイチゴを買う
律は、ワコさんの様子を見に行きます。ベットで、目を瞑っていたワコさんが言いました。「律、迷惑かけたね、すずめちゃん達に。」
「ううん。大丈夫やろ。」ワコさんが、目を開けます。「ああ、ほや。律、・・・」
弥一は、写真館で仕事をしています。しかし、なんだか、手につかい様子です。律が、来ました。「イチゴ買ってくる。」
「えっ、この季節にか。」「ワコさんが、明日の朝ごはんに、食べたいんやよ。」「甘えとる。」と、二人は、微笑みました。
律、センキチカフェに立ち寄る
律は、果物店に行きました。1パック400円のイチゴが並んでいました。
「珍しいやろ。外国産や。今日たまたま市場に出とった。」と、店のおばさん。「良かった。あー、じゃあ2パックちょうだい。」
律は、センキチカフェに、立ち寄りました。お店は、閉まっていました。売り切れです。
律は、誰もいないカウンター席に座りました。「本日はサンキュー」とメモに書き、イチゴを1パック添えました。
もう1つのパックから、イチゴを1つ食べました。「すっぱい?いや、甘いか。」
律、岐阜犬のワコさんと会話する
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律は、カウンターに置いてある岐阜犬に、声をかけました。「よ、岐阜犬。」。律は、また、イチゴをつまみました。
「わん。」突然、岐阜犬が、声を出しました。「岐阜犬だわ。」、律は、驚きます。そして、笑いました。
律は、岐阜犬の前に座ります。「今イチゴを買ってきて、2個食べたところです。」「お疲れさま。」「岐阜犬君、僕は、ワコさんの子供で、幸せだ。」「えっ。」
「僕は、ワコさんの子供で、幸せだったし、幸せだ。あなたの息子で、本当にほんとうに、良かった。大好きだ。」。ワコさんの目に、涙が溢れます。
「面とは向かって言えなくて、ごめん。ありがとう。」パソコンの前で、ワコさんが、頷きます。
律、直接言えない本心を語る
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「今も、なにをどうしてやったらいいか、分からんくて、不甲斐ない息子で、申し訳がない。弱虫の息子で、ごめん。」
「もう遅いよ。帰っておいで。わん。」。律は、涙を堪えきれません。「律、私、あの時、律がカンちゃんと歌ってくれた子守唄、すごく嬉しかったよ。」
「そんなの、いつでも歌ってあげるよ。歌ってあげるからさあ、お母さん。」と、律は、泣き崩れました。
ワコさんは、泣き声が聴こえないように、優しく微笑みました。
『そして、その8日後、満月の夜に、ワコさんは。逝きました。』
半分、青い。125話ネタバレ、感想
怪しい男、津曲雅彦(有田 哲平)が、登場しましたね。スマホの地図で、ルートを見ながら、つくし食堂を訪れました。
変ですね、つくし食堂に、そんな目的があるのでしょう。企画会社と何の活計があるのでしょう。いかにも、怪しいですね。
どちらかと言うと、岐阜犬のシステムの方が、いいアイデアと思うのですが。なないか、企んでいるようですね。
その岐阜犬のおかげで、律は、ワコさんと、本年で話すことが出来ました。その会話の後、ワコさんが亡くなります。
律は、本心を語りことができ、ワコさんも律の思いが分かり、よかったですね。
半分、青い。125話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 草太:志水 透哉
楡野 里子:咲坂 実杏
萩尾 弥一:谷原 章介
萩尾 和子:原田 知世
萩尾 律:佐藤 健
岡田 貴美香: 余 貴美子
まさこ:ふせえり
健人(けんと):小関 裕太
津曲 雅彦:有田 哲平
語り:風吹 ジュン