半分、青い。94話(第16週「抱きしめたい!」)です。すずめは、三オバと対面しました。結婚式で会ったのに、忘れてる、と言われて、すずめはムッとします。
すずめの新居は、藤村家の倉庫でした。おまけに、三オバ付です。ここに住むようになったワケは、涼次にありました。
眠る前、すずめは、涼次を問い詰めました。
半分、青い。94話ネタバレ、あらすじ
すずめは、藤村家の母屋に呼ばれました。そこには、三オバが待っていました。
光江が、言います。「先ほどは、失礼。」「こちらから順に、私、光江、麦、めありです。一番上が、亡くなってしまった涼次の母・繭子です。」
「なんか、気付きませんか。ま・み・む・め・も、なんです。」と、光江は、一人で笑い出しました。
それより、すずめは、めありの名前が気になります。めありは、ハーブではなく、父親が好きだった、画家のメアリー・カサットからつけた名前でした。
すずめ、三オバと対面
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
「うちら三人とも、この間の結婚式で、お会いしてるわけやけれども、この方、この子、お忘れになっていたよ。うちらのこと。」
「そう言えば、オタクノお名前、何やったかいね。たしか、生き物の名前。カラス、ねずみ、ニワトリ。」と、光江が聞きました。
「すずめです。」「ブッチャーと呼んでいいですか。」と、すずめが、光江に言いました。
『ここにいる、誰もが、分かりませんでしたが、これを見てくださっている方は、皆さん分かりますよね。』
そのブッチャーは、「喫茶 ともしび」で、お好み焼きを食べています。「あれ、なんか俺、久々じゃない。みんな、元気!」
すずめ、涼次と一つ屋根の下
藤村家の離れ、すずめたちの家です。夜になり、雨が降っています。すずめと涼次は、布団を並べて寝ています。
「私は、こういう音が、片耳っしか聴こえないので、本当に辛くて。普通の人にも、トタン屋根に、雨の落ちる音は辛いだろう。私は、その3倍くらい。」
「すずめちゃん。」と言って、近寄ってきた涼次は、頭を思いっきり叩かれました。「すみません。」と、涼次は、自分の布団に戻ります。
涼次に渡したお金は?
「でも、今日僕驚いた。すずめちゃん、お茶とか、できるんだね。ちょっと、惚れなおした。」「いや、惚れ直すな。あれだけで、他はできません。」
「以前、お茶やってるヒロインの漫画を描こうとして、うちの秋風先生は完璧主義なので、1が月お茶に通って、みっちりしごかれて、習得する頃には、漫画を描くのが、イヤになりました。」
すずめは、飛び起きて、さっき叩いた涼次の頭を、優しく撫でました。「あのう、私が渡したあのお金、どうなった。」
「私の全財産や。まあそれは、すずめだけに、すずめの涙やったかも知れんけど。それと、私が親に結婚の祝いに貰ったお金も渡した。どうしやた。」
ITバブルで、IT企業の遅配も起こるほど、業績が悪くなり、「追憶のかたつむり2」の出資が、なくなりました。今、そのことを祥平に伝えなさいと、ケイタイを涼次に渡しました。
涼次、祥平の映画に出資
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「もう、遅い、」と、涼次が言います。「補填しましたか。あなたは、私たちのお金を、私とあなたの新居用のお金を、元住吉監督の制作費に当てたのですか。」
すずめは、そうだと言う涼次の布団を剥ぎ取りました。涼次は、頭を抱え小さくなりながら、思い出しました。
涼次は、光江に、離れに住みたいと頼みました。光江は、「嬉しいな。」と、言いました。光江は、この前、渡したお金のことを聞きました。
涼次がなにも言わないので、「まあええわ、聞かんとこ。」と、それ以上は、聞きませんでした。「あんたが帰ってきてくれたら、嬉しい。たとえオナゴ付きでも。」
三オバ、離れを片付ける
涼次が、戻って来ることになったので、物置になっていた離れを、三オバが片付けました。
離れは、帽子が、たくさん置いてあります。「とりあえず、客間と仏間に、置いといて。」と、光江が指示します。
麦は、「3月うさぎ」の売れ残りの帽子なんて、捨てれば良いのにと言い、光江とケンカになりました。
離れは、倉庫だった
藤村家で、三オバが、話しています。「いくらなんでも、倉庫は、可哀そうだったんじゃない。」と、めありが言います。
「どうや、あの子」と、光江が聞きます。「まあ、可もなく不可もなく。あんなもんじゃない、今どきの子。」と、めあり。
「いいじゃない、涼ちゃん帰ってきたんだから。」と、麦。ただ、廊下にハミ出した荷物は、始末できません。トランクルームを借りたので、そこに入れると、めありが言いました。
その費用は、「あの子らから、取りまっせ。」と、光江が言いました。
すずめ、住めば都
夜のすずめと涼次です。「月々5万、そのトランクルームに、私たちが、住めばよかった。」と、すずめが言います。
「でも、ここの家賃としたら、すごく安い。ここも、住めば都かなあ。」と、すずめ。
「あの人たち、悪い人じゃないよ。3歳で両親を亡くした僕を、育ててくれた。」と、三オバのことを涼次が話します。
「それ言われると、弱いな。」と、すずめが言いました。
すずめ、足で涼次に触れて眠る
20センチほど離して敷いた布団に、涼次は、すずめに背中を向けて寝ています。
「涼ちゃん、私もごめん。さっきは、言い過ぎた。そっち行っていい?」返事がないので、すずめが起き上がって見ます。涼次は、もう眠っていました。
すずめは、涼次の敷布団を自分の方に、引っ張ります。「これで、よし。」くっつけた布団に、すずめが寝ます。涼次に背中を向け、曲げた左足を涼次の体につけます。
『すずめは、涼ちゃんに触れたまま寝ました。安心します。でも、なんで、左足の先で触れるのか。すずめのクセか。』
すずめは、子供の頃も、晴に触れて眠っていました。
涼次が作った朝食
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朝になりました。涼次の布団は、もう畳まれていて、すずめの左足は、畳の上です。
すずめが、目覚めると、涼次が朝食の用意をしています。「ごめん、すずめちゃん、起こしちゃった?」「朝ごはん、ここに置くね。起こしちゃいけないと思って、母屋で作ってきた。」
「いい匂い。」と、すずめが、起き上がります。「わあ、フレンチトースト。」「ふふん、あとカフェオレね。」
「僕、今日仕事だから。すずめちゃん、休みだよね。じゃ、行ってきます。今日ロケだから。」「そうだ、この箱だけは、見ちゃダメ。開けちゃダメだから。」
「じゃ、行ってきます。」と、出かける涼次に、「ああ、涼ちゃん、涼ちゃん。」と、すずめが、追いかけます。涼次が、すずめにキスをします。
涼次が出かけると、「頬っぺたかよ、ケチ。」と、すずめが、言いました。すずめは、30センチくらいの黄色い箱を見ました。
『これは、あの、開けてくれ、開けてくれ、ってやつですか。普通、そうですよね。』
すずめ、涼次の箱を開ける?
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母屋の三姉妹が、朝食を食べています。「うまあ、これ、すげー美味い。」「あの子が入れると、、コーヒーまで美味しおすな。」みんな、おいしそうに食べています。
「帰ってきて、良かったかもな。たとえ、子豚付きでも。」
離れで、子豚、いや、すずめは、フレンチトーストを美味しく頂きました。「涼ちゃん、天才。お代わり欲しい。」と、涼次の朝食に、大満足しています。
オフィス・クールフラットでは、大勢のスタッフが、休憩に入りました。弁当を食べた後、ロケバスで出発します。
藤村家の離れでは、すずめが、黄色い箱を触っています。そして、フタのストッパーを、そーっと外しました。
半分、青い。94話ネタバレ、感想
とうとう、バレまいたね、涼次。早かったですね。やはり、黙ってお金を使うのは、たとえ良いことでも、自分勝手だと、思われますね。
事前に、相談したほうが良かったですね。信用がなくなります。まあスタートですから、リカバーができますね。
三姉妹の名前の秘密、面白いですね。繭子の「ま」、光江の「み」、麦の「む」、めありの「め」、あと少し頑張れば、「ま行」の完成でしたね。
三オバ、特に光江は、女として、すずめに対抗心があるのでしょうか。同じ敷地内の生活が、始ったばかりです。どんな女の戦いが、あるのでしょうか。
一方、涼次の秘密の箱、気になりますね。開けるなよと、言われると、開けたくなりますね。バラエティでは、開けるな、開けるなは、開けろと言う意味ですね。
口が羽より軽いすずめですから、間違いなく開けますね。次回は、さっそく、その騒動になりますね。さて、何があるのでしょうか。
半分、青い。94話キャスト
森山 鈴愛:永野 芽郁
森山 涼次:間宮 祥太朗
西園寺 龍之介(ブッチャー):矢本 悠馬
元住吉 祥平:斎藤 工
藤村 光江:キムラ 緑子
藤村 麦:麻生 祐未
藤村 めあり:須藤 理彩
語り:風吹 ジュン