半分、青い。136話(第23週「信じたい!」)です。晴は、ガンの初期なので、あまり騒がないでと言います。
すずめは、カノがフリマに出るので、一人で帰ることになりました。その間、カノは、律と正人に預けます。カノは、喜んでいました。
当日、三人は、シェアオフィスに出かけます。フェアの中で、律は、ある展示品に、目が留まりました。
半分、青い。136話ネタバレ、あらすじ
晴は、台所で、後片付けをしています。「言わんでもよかったのに。」と、晴。「ほやけど、後から起こられる。」と、草太。
「すずめ、帰ってくるか。」と、宇太郎。「土曜日。」と、草太。「まだ初期や、手術すれば治る。大げさにすること、なかったのに。」
「ほやけど、うちにとっては、一大事や。」「五郎ちゃんも、秋風先生も、ガンやっとった。今だに元気や。騒ぐことないって。」
「ほやけど、手術は、ちょっと、怖いな。」「晴さん、手術したことないもんな。俺は、オペしたことあるぞ。盲腸やけどな。」と、宇太郎。
すずめ、晴を心配して電話する
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
楡野家の電話が、鳴ります。「すずめやな。」「ああ、もう面倒くさい。草太出て。」と、晴。惣大が、受話器を上げると、すずめでした。
「お母ちゃんに、代わって。」「お姉、泣いとるか。お母ちゃん、泣いとるんやったら、出たくないって。あんまり、大丈夫なのとか、お姉ちゃんのテンションで、言われたくないやないか。」
「お母ちゃん、お腹にキズができるで、ナーバスになっとる。」。そこで、晴が、代わります。「お母ちゃん、すずめや、大丈夫か。」
「あんたの、その、ものすごく心配する感じが目に浮かんで、よう電話しなんだ。」「分からんでもないな。」と、すずめ。
すずめ、律や正人の話をする
「アッ、ほうや、お母ちゃん。私、律に会った。」「えっ、あんた、お母ちゃんのガンの話やないのかね。」「それは、草太から詳しく聞いた。」
「家族で結束して、お母ちゃんを助けようと、話がついとる。アッ、ほいで、マー君にも会った。お母ちゃんを東京駅まで送ってくれた。」
「マー君とは、屋台を引いて・・・、いやいや、屋台みたいなタイ料理屋で、偶然会った。」「どっちか、再婚してもらえんかね。」と、晴。
「お母ちゃん、私もアラフォーや。39や。まあアカンかなあ。」。二人は、電話で何をしゃべっているのか、聞いていた宇太郎と草太は、不思議に思いました。
楡野家、晴と宇太郎の二人になった
晴と宇太郎は、布団を並べて寝ています。「あの子は、関係ない話をして、電話を切った。あれ、わざとやないかね。」
「手術の話は、怖いで、私もあんまり、したくない。」と、晴が、背中を向けます。そして、泣き声が聴こえました。
宇太郎が、驚き声をかけます。「晴さん。」。晴は、ニッコリ笑って、振り向きました。「なんや。」と、宇太郎。
「あの子の発明品、知っとる?キレイだよと言う鏡、チヤホヤ粉、あと、マアアカン袋やと。」「アホやな、あいつは。」
「マアアカン袋は、今度、持って来てもらおうと、思うんよ。」「この家も寂しくなったな。二人きりや。ほやけど、何かあると、こうやって、帰って来てくれるのは、いいね。」
晴は、フフっと、笑いながら眠りました。
すずめ、マアアカン袋で叫ぶ
「お母ちゃん!大丈夫か!心配や!神さま!頼んだぞ!」と、すずめは、マアアカン袋で、叫びました。袋を叩くと、”ふぎょ”と言いました。
すずめは、カノを寝かしつけた、真っ暗な部屋で考えます。「あと、言っとかなアカンこと。」すずめは、マアアカン袋で、叫びます。
「津曲!平気な顔して帰ってきやがって!私は毎日債権者に土下座した!」”ふぎょ”「なんで、これ売れん。」と、すずめは、思いました。
「律、おかえり。」と、すずめは、袋なしで言いました。
すずめ、律からのメールを受信
すずめのケイタイに、メールの着信です。「大丈夫か、スズメ。ハルさん、どうだった?」と、律からでした。
「さっき話した。元気そうだった。今日は、ごめん。」と、返信します。
「そうか、何でもできることあったら言えよ。もう、寝とるかと思って、メールにした。」「サンキュー、リツ。おやすみ。」
『すずめは、律君の”何でもできることあったら言えよ”を握り締めて、寝ました。』
『そして、みんなが、眠る夜です。すべての夜だけでも、安らかでありますように、いい夢を見られますように、とお婆ちゃんは、空で思っています。』
律と正人、カノとシェアオフィスへ行く
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
『さて、その日、すずめのシェアオフィスでは、オープン・オフィス・フェアが。』
『カンちゃんは、そこのフリーマーケットで、カニを売る予定でしたが、すずめが岐阜に帰る日と重なってしまったので、正人君と律君が、連れて行くことに、なりました。』
「カンちゃん、このエプロンで、カニを売ります。」「こうやって、カニを釣る。」
律と正人が、カノを迎えに来ます。「カンちゃん、今日は、お泊りまで、ずっと一緒だよ。ママいなくて、平気?」と、正人。
「カンちゃん、ミイバアバも、おいでって言ってくれたんだよ。」「カンちゃん、律と正人の間に、寝たい。」「この子、魔性だったか。」と、すずめ。
律、シェアオフィスで再会する
引用元;http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
律と正人が、カノを連れて、シェアオフィスに、行きました。中から、恵子が走ってきます。「カンちゃん!ちょっと久しぶり。」
恵子は、カノを抱き上げます。「正人さん、こんにちは。」「初めまして。萩尾率です。」「緑の惑星から来ました。加藤恵子です。」
恵子は、律にシェアオフィスの中を案内します。律は、小さなロボットの展示の前で、立ち止まりました。
恵子が、部屋の中に案内します。中には、男性が一人、パソコンに向かい、ロボットの手を操作しています。
律は、その男性を見て、驚きました。「南村さん?」「覚えてないですか、萩尾率です。」「えっ、あの宇佐川研究室の萩尾か?」
半分、青い。136話ネタバレ、感想
晴さんのガンは、初期のものだそうですね。本人は、大丈夫だと言います。しかし、周りの家族、特に、すずめが心配します。
あまりに心配されると、当人も逆に、心配が増幅しますね。それでなくても、手術やその後のことが、不安なのに、その不安を煽られる気がしますね。
やはり、一番心配なのは、晴さんですね。そっとしておいて欲しい、と言う気持ちも分かりますね。
すずめは、心配のあまり、大げさになるので、気を使ったようです。その分、マアアカン袋で、発散しました。
思いっきり叫んでも、声が広がらないので、ストレスも解消できますね。すずめが、つぶやいたように、売れてもいいんじゃないかと、思います。
さて、律は、大学時代のロボット研究室の先輩と再会します。大手メーカーから独立して、ロボット開発をしています。
律にとって、いいキッカケになりそうな気がしますね。
半分、青い。136話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 花野:山崎 莉里那
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 草太:志水 透哉
萩尾 律:佐藤 健
朝井 正人:中村 倫也
加藤 恵子:小西 真奈美
南村:山崎樹範
語り:風吹 ジュン