半分、青い。116話(第20週「初めたい!」)です。すずめは、五平餅の作り方を教わります。仙吉の指導は、かなりの特訓です。
カノが、初めてのお使いで、律の家に料理を持って行きました。ワコさんも弥一も喜びます。
律は、カノと遊ぶ中、すずめが漫画家であったことを、思わずしゃんべってしまいました。カノは、すずめの漫画を探しました。
半分、青い。116話ネタバレ、あらすじ
引用元:
『なんやかんやとありまして、つくし食堂2号店が作られるとのになり・・・』
すずめが、五平餅の作り方を学んでいます。出来上がった五平餅を、仙吉が味見します。「もう一回。焼きが足らん。」
「お爺ちゃんは、以外に厳しかった。まるで、秋風塾の五平餅版。」「今や、いま。プツプツっていい始めた。このタイミングで、ひっくり返す。焼加減が、五平餅の命や。」
「焼き過ぎてもアカン。焼き足らな過ぎてもアカン。」「五平五升。五平餅は、美味しすぎるで、五升米を炊く。」
「このタレに入れとるクルミもな、潰しすぎてはいかん。大きすぎてもいかん。フーッと匂いが立つときがある。その時、潰すのをやめる。」
『すずめの五平餅作りの特訓が、始りました。ほやけど仙吉さん、カッコつけすぎやないかねえ。五平餅ぐらいで。』
カノ、保育園に通い始める
カノが、戻ってきます。「ただいま。」走って帰り、仙吉に飛びつきました。
『カンちゃん、保育園に通い始めました。』
カノは、草太が、配達のついでに、迎えに行きました。「イケメンのパパだねって、間違えられた。」と、カノ。
「何か、お母さんたち、みんな俺見ててさ。」「あなた、鼻の下伸ばして、さと子さんに、言うよ。」と、晴。「それだけは、止めて。」
カノも仙吉も、大笑いしました。
カノ、初めてのお使いをする
引用元:
カノが、大きな包みを抱えて、ふくろう商店街を走っています。萩尾写真館の前で止まりました。表から、大きな声で呼びかけます。
「こんにちは。」「こんにちは。」「はい、はい。」と、弥一が、出てきました。「あらまあ、可愛いい客さん。」「カンちゃん、お客さん、違う。」
「うん?」弥一は、何か分かりませんでした。
カノ、手作り料理を持っていく
晴が電話をしています。「ほんと、無事着いた。」「うん、着いた着いた。」と、ワコさん。
「これがね、玉子焼き、バアバが作った。これがね、五平餅、ママとオーちゃんが作った。これがね、おかさな蒸したやつ。ジイジが作った。」
カノは、自分が持ってきたものを、弥一に説明しています。
「初めてのお使いや、一人で行くって、聞かなくて、」「ううん、大丈夫。」「まっすぐ行って、まっすぐ行って、クリーニング屋さんを右に入るだけ。かんたん。」
「ええキンメダイが入ったで、ワコさん食べられるかな、と思って。」
天使がお土産持ってやって来た
リビングに、律が入って来ました。「何で、律がおる。」「自分の家や。今日、土曜やし。」
「ああ、美味しいものが、いっぱい来た。天子みたいな可愛い子が、お土産持ってやって来た。天子の羽で、やって来た。」と、ワコさん。
カノは、ワコに抱きつきました。ワコからは、いい匂いがしました。「ええなあ、女の子は、ふわふわ。」と、弥一。
「それ、翼に、言いつけるよ。」「もちろん翼も、可愛いよ。」「いつか、カンちゃん、翼に会うといいな。」「翼?、だれ。」
「律の子供よ。」「ふぎょぎょ。リツ、お父さんか。」「こう見えてな。」「高い高いして。お父さんは、高い高いする。」カノは、律に遊んでもらって嬉しそうでした。
晴、開店資金の算段をする
つくし食堂では、すずめが、五平餅の特訓を受けています。ご飯を潰していますが、上手くいきません。仙吉が、手本を見せます。
「意外と、お爺ちゃん、星一徹やな。」仙吉は、意外と厳しく教えました。
居間では、晴が2号店の開店資金の計算をしています。卯太郎は、2号店の図面を見て、「ええなあ。」を連発しています。
しかし、晴は、お金の算段で、苦労しています。「でも、ワコさんも言ってたけど、始めるってことは、ええことやね。」
律、翼の学校のため別居生活
萩尾家では、律がピアノを弾いています。「かっけー。」カノは、手を叩きました。
弥一がやって来て、ワコさんが寝たから、静かにするように言いました。カノと律は、リビングで、お絵かきを始めました。
楡野家です。「律君とこ、何で一家で岐阜に住まん。」「翼君が、大阪の名門の小学校に、通っとる。転校させられん。」
「小学校から・・・」「宇ちゃん、よそ様の家のことや。余計なこと言ったららアカン。」
律、すずめが漫画を描いてたとバラす
リビングで、カノがお絵かきをしています。律は、その横で、パソコンを使い、仕事をしています。
「リツ、漫画ないの。」「秋風羽織やったら、イッパイあるよ。ママの漫画の先生。」「ママの漫画も、上に全・・・。」
律は、すずめが、漫画を描いていたことをカノは知らない、と言いたことを思い出しました。
「リツ、ママ漫画描いてたの。」「漫画家?」「いや、・・・」「上、どこ、階段?」カノは、リビングを出て行きました。「やってまった。」
カノ、2階の部屋でワコさんを見つける
カノは、弥一に聞きます。「おじさん、上どこ?」「階段は、あっち。でも、おばさん寝てるから、シーッ。」
カノは、そーっと階段を登りました。2階には、ステンドグラスの六角形の窓があります。廊下の右側は、青いガラス戸で、部屋の中が、ぼんやりと見えます。
中には、ワコさんが、寝ていました。「ワコおばちゃん、ねんね?」「ねんねだよ。」ワコさんが、苦しそうに応えました。
「カンちゃん、子守唄歌ってあげようか。」「いいね、歌って。入っておいで。」カノは、入ろうとします。「恥ずかしいから、ここで歌う。」
カノ、ワコさんに子守唄を歌う
引用元:
「ねんねん ころりよ おころりよ」「アカン、これは暗い歌や。」「そうなの。」「子守に疲れて、姉やが里に帰る歌や。」
「じゃあ、もう1つの、ママが、よく歌ってくれるやちつ。」「うさぎ追いしかの山 小鮒釣りしかの川 夢は今もめぐりて 忘れがたき故郷」
律もやって来て、カノと一緒に歌いました。「カンちゃん、2番も歌えるよ。」
ベッドで寝ているワコさんの目に、涙が溢れていました。
「如何にいます父母 恙なしや 友がき 雨に風につけても 思い出ずる故郷」
二人の歌を聴きながら、わこさんの涙は止まりません。律は、青いガラスにぼんやり見えるワコさんを見つめました。
「リツ、うさぎって、美味しいんだな。」カノの言葉に、ワコさんは、泣きながら笑いました。
半分、青い。116話ネタバレ、感想
すずめは、五平餅の作り方を学んでいます。しかし、仙吉さんは意外と、厳しいですね。特訓です。
まあ、昔から受け継いだものは、感覚的なものが多いので、覚えるには時間がかかりますね。今のレシピ通りには、できません。
体で覚えるいsか、無いですね。
一方、ワコさんです。かなり、悪いのでしょうか。良い時も悪い時もあるようですが、病状が、急変することもありますね。
カノと律の歌を聴いて、涙を流しました。どんな涙なんでしょうか。余命って、どんななんでしょうか。
半分、青い。116話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 花野:山崎 莉里那
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
萩尾 弥一:谷原 章介
萩尾 和子:原田 知世
萩尾 律:佐藤 健
語り:風吹 ジュン