半分、青い。123話(第21週「生きたい!」)です。すずめが、律から頼まれた、ワコさんと弥一の気晴らしが、始りました。
弥一は、岐阜サンバランドの瞳と男子会です。ワコさんは、親しい人と女子会です。二人とも、久しぶりの笑顔が、こぼれました。
一方、岐阜犬のぬいぐるみが完成しました。ハンズフリーのケイタイを仕込み、二手に分かれて電話の準備をします。
半分、青い。123話ネタバレ、あらすじ
晴が、つくし食堂で、重箱に料理を詰めています。草太が、出来立てのカツ丼を重箱に入れて持って来ました。
「こっちが、お母ちゃんたち用。ワコさんには、温野菜と豚肉の煮たやつ、ニンジンサラダ、美味しい野菜のスープ。殆ど塩を使っとらん。」と、草太。
「ありがとう。チョッとづつでも食べてもらうといいね。」「みんな、来るんやろ。」「うん、いきなりやったけど、みんな来る。女子会。」「大人?女子会。」
ワコさんの家で女子会をする
「男は、ジャマ。」と、律は、ワコさんから追い出されます。「こんばんは。」と、貴美香先生が、来ました。15年に一度の幻「ふくろうの夢」を、手に持っています。
律が出かけようとすると、幸子もやって来ました。律は、玄関を出て、振り返ります。家の中からは、久しぶりの賑やかな、女子会の声が聞こえていました。
律は、ふくろう商店街に出ます。そして、走り出しました。だんだん、スピードを上げます。商店街の外れまで、全力で走りました。
立ち止まった律は、空に向かって、バスケットのシュートをしました。「アッ、月だ。」。まだ明るい空に、白い月が浮かんでいました。
瞳の参加で盛り上がる男子会
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
喫茶「ともしび」では、男だけの集まりです。そこに、紅一点の小倉 瞳。「その男が、ダメだったんです。」「アカなんだかね。」
「上司としての尊敬から始ったんですが、とんでもない大嘘つきやろう。」「アレは、アカンで、瞳ちゃん。」と、宇太郎。
「奥さんとは、ぜんぜん別れてくれなくて。気が付いたら、私もこんな歳に。」「でも、私、この格好すると、燃えます。」
「私にとっては、命のスタイル。踊ってもいいですか。」と、瞳は、おしゃれ木田原で作ったピンクのボディコンで、立ち上がりました。
「まさこさん、ランバダや。」と、選曲。でも、流れた曲は、石川さゆりの演歌「津軽海峡・冬景色」でした。「私、歌います。」
男連中が、「瞳ちゃん。」と、連呼する中、瞳が歌い始めました。弥一も、楽しそうに手拍子手をしました。
岐阜サンバランドで花が咲く女子会
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萩尾家では、女子会です。こちらも、岐阜サンバランドの話題で、盛り上がっていました。「踊る情熱、来世までの愛を誓う、やなかった。」と、ワコさん。
「五郎ちゃんが、どんな体形の人でも着れるサンバランドウエア、300着作ろうとして、手付けまで打っとった。」と、幸子。
『楽しい、夜です。』
律、すずめに感謝する
すずめに、律からの電話です。「えっ、ほんと。」「うん、なんか出かけていったんや、弥一さん。ワコさんは、女子会。」
「女子会、楽しそうや。」「ありがとうな、すずめ。宇太郎さんが、誘い出してくれた。」「うん、そうか、良かった。じゃあな。」
電話を切った律は、人通りのなくなった夜の商店街に、一人で立っていました。
健人と麗子に恋が芽生える
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すずめは、センキチカフェの店じまいをしています。健人のいるカウンター席に、麗子が座っています。
「もう、終わりですよね。」と、麗子。「もう一本焼きますか。」と、健人。「いえ、もう、私、5本も。」「じゃあ、6本目、僕も食べます。半分こ。」
話を聞いていやすずめが、「アッ、もう火を落として。」と言うと、健人は、すずめを睨みました。
「この前、私に、ビューティフルって。私、辞書で意味を調べました。私、ビューティフルなんて言われたことなくて、他の意味もあるじゃないかと思って。」
「不吉とか、妙ちくりんとか。」「いや、ない。麗子さん、美しい。綺麗です。ずっと見ていたい。できれば、触れたい。」
麗子は、俯きながら、健人に手を差し出しました。健人は、麗子の手を握ります。二人は、見つめ合いました。
「恋。」二人を見ていたすずめが、つぶやきました。
ワコさん、ベッドで横になる
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ワコさんは、2階の部屋のベッドで、横になっています。息が、少し苦しそうです。「ワコさん、どうやね。」と、貴美香先生が声をかけます。
「横になっとたら、チョッとようなった。」「うるさくないかね。」「おって、みんな居って欲しい。人の笑い声聞こえるの、いいわ。楽しくなる。」
「先生、わたし、ええ人生やった。」「ほうか。」「何にも思い残すことはない。ほやけど、律を見てると、悲しくなる。」
「あの子残して・・・、先生あの子をよろしく。」と、ワコさんが、泣き出しました。
ワコさん、残す律を心配する
「あのな、ワコさん。私もう73や。あんたも、もう60過ぎたやろう。律君だって、もう40も近くない?菱松電機ロボット開発のリーダーや。」と、貴美香先生。
「結婚して、子供もおって、立派なおっさんや。」「そうか、うっかりしとった。子供のまんまと思ってた。」「立派な大人やよ。」「ほうか、律、おっさんか。ああ、何んも心配ないな。」
ワコさんは、安心して穏やかになりました。「ほや、先生、たまには弥一さんも覗いてな。」「ええけど、今律君の付け足しのように言ったな。」
「内緒にしとってやるけど、高くつくで。なに奢ってもらおうかな。」。それを聞いて、ワコさんが笑いました。
ワコさんの笑い声は、リビングにいる晴や幸子にも届きました。「ワコさんが、笑っとる。」
岐阜犬のぬいぐるみが完成する
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センキチカフェに、岐阜犬のぬいぐるみが来ました。「よう出来とる。」「私や、名古屋の服飾専門学校に通っていたやろ。」
「2年のときに、立体とか縫わされてな。私を讃えて。」と、菜生。
ぬいぐるみの胸の部分が開きます。「ここに、これを仕込む。これをハンズフリーにして。」と、律が、ケイタイをセットしました。
「それで、ここから、二手に分かれる。岐阜犬側と、パソコン側。」「えっ、二手に分かれて電話?何かを思い出す。」と、菜生。
子供の頃、糸電話を使って、木曽川をはさみ、すずめと律が、電話をしました。みんな、その時のことを思い出しました。
「俺たちも、歳をとったな。」
『また何か、楽しいことが、始りそうです。』
半分、青い。123話ネタバレ、感想
すずめから、律の頼みを聞いた晴と宇太郎が、楽しいアイデアを出しましたね。ワコさんや弥一は、久しぶりに、楽しい時間を過ごせました。
しかし、律は、一人になり、少し寂しそうでしたね。ワコさんは、そんな律が、心残りのようです。でも、律もアラフォー、立派なオッサンですね。
母親にとっては、子供は幾つになっても子供で、オッサンになったことを忘れてしまいます。これが、親心でしょうか。
さてさて、岐阜犬が完成しましたね。後は、会話のテストをして、ワコさんがパソコンの操作を覚えて、実践するだけですね。
どんな、お喋り岐阜犬が出来るのでしょうか。評判はどうなんでしょうか。ワコさんは、喜んでくれるでしょうか。楽しみですね。
半分、青い。123話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 草太:志水 透哉
萩尾 弥一:谷原 章介
萩尾 和子:原田 知世
萩尾 律:佐藤 健
西園寺 龍之介(ブッチャー):矢本 悠馬
西園寺 菜生: 奈緒
岡田 貴美香: 余 貴美子
まさこ:ふせえり
健人(けんと):小関 裕太
友永:スマイリーキクチ
小倉 瞳:佐藤 江梨子 営業
語り:風吹 ジュン