半分、青い。129話(第22週「何とかしたい!」)です。すずめは、カノにスケートをさせたいと、方法を考えます。
その時、津曲から、岐阜犬の企画が通ったと、連絡が入りました。津曲がやって来て、詳細説明と契約の話しになりました。
すずめは、津曲のオフィスに欠員が出来たことを知り、意外な提案をしました。
半分、青い。129話ネタバレ、あらすじ
律は、朝から笛で起こされます。2階の窓を開けると、外にカノがいました。「おはよう、カンちゃん。」「おはよう。律に用事がある。」
カノは、リビングに招かれました。「はい、カンちゃんにはココアね。」と、弥一が出してくれました。「かたじけない、朝から。」
「これ、あげよう。」と、カノが、ガチャガチャの景品を出しました。律が、ケースを開けると、笛が出てきました。
カンちゃん、律に笛を持ってくる
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
「律も困った時に、笛吹けばいいと思った。」「なるほど、で、誰が来てくれるんだ。」「うーん、ヒマだったら、カンちゃんが行く。」
「ガーン、暇だったらか。スケートどうなった、」「やる。やりたい。ガチャガチャで、フィギュアの靴がある。あれが、欲しい。」
「出てこない。何回もやってまった。カンちゃんとじいじの約束。ママとババには内緒。怒られる。ど叱られる。」
「そうか。カンちゃん、じゃ、これから律とガチャガチャやりに行くか。」「えーっ。」と、カノは、笑顔になりました。
すずめ、名古屋での生活を考える
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
すずめは、求人情報誌をチェックしています。その横で、晴がせんべいを食べています。「あんたは、何を考えとる。」
「お母ちゃん、やっぱり厳しいかな名古屋。大須のスケートリンクに通えるところに、アパート借りて、仕事は、時給1000円。」
「カンちゃんを保育園に入れて、働いて、スケート。やっていけんな。きっと。」「あれ?お母ちゃん、怒らんの。」「私も、老いたかな。」
そこに、電話が鳴ります。すずめが出ました。「津曲です。あのう、企画、通りました。」
津曲、岐阜犬の企画を通す
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
津曲が、岐阜犬のぬいぐるみを持って、つくし食堂に、やって来ました。
「これはこれは、どうも、皆さんお揃いで。」と、居間に入ります。「今回、岐阜犬プロジェクトのほう、極秘でやっています。」
「みなさん、秘密厳守、他言無用、お口にチャックと言うことで。」と、津曲が、また、名刺を配りました。
津曲、岐阜犬の案を説明する
「現在、私、トイギャラクシーと打ち合わせています。岐阜犬、新しく生まれ変わり、より可愛く、キュートに、万人に受け入れられるようになります。」
津曲は、変更された岐阜犬のデザインを、ノートパソコンで披露します。トイプードル、ブルドッグのバリエーションもあります。
しゃべるシステムは、律の方式を改良し、簡略化します。そして、来年の2月に販売となります。
「ただ、岐阜犬という名前を、”おしゃべりワンワン”と、させていただけらば。」と、津曲がお願いしました。
「いや、そこは、ぜひ岐阜犬で。」と、すずめが、反論します。津曲は、その場で結論を出さず、うやむやにしました。
津曲、契約金額を提示する
「今回の契約なんですが、譲渡契約で、いかせていただければ。」「いかほど、でしょうか。」と、すずめが聞きます。
津曲が、指を3本出しました。「3万?」「3千円?」「30万?「3000万?」と、みんなが、それぞれ言いました。
「あの、300万です。」と、津曲、「おー!」「すずめさんも、宜しかったですか?」「宜しかったです。」と、すずめは、ニコニコしました。
「それを、今月中に、みなさにお支払いさせていただきまして・・・」と、話したところで、津曲の新型のスマートフォンに、着信が入ります。
津曲は、退座して電話に出ました。
すずめ、津曲の会社が神宮に近いと気付く
すずめは、名刺を見直し、津曲りの会社が、神宮のスケート場に近いことを発見します。
津曲が、戻って来ました。事務員に子供が出来たため、辞めるとのことでした。「津曲さんのオフィスから、神宮のスケート場は、近いですか?」と、すずめが聞きました。
「あの神宮外苑ですか、歩いて5分です。近いです。」と、津曲が教えました。
津曲は、作成してきた契約書を出します。草太ガ、受け取りました。契約書は、記入した後、郵送するか、津曲が取りに来るか、どちらかになります。
しかし、社員が一人辞めるので、人手が足りなくなると、津曲が言いました。
すずめ、津曲の会社で働く?
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
津曲は、すずめに、東京で、事務をする人を知らないかと、尋ねました。事務は、簡単な仕事だと言います。
「パソコンが出来て、表計算やったり、ワープロのソフトが使えれば。」と、津曲。
「私じゃ、ダメですか。職歴は、漫画家、100円ショップ大納言ですが、パソコン使えます。ワープロソフトと表計算、任せて。」
『ウソです。表計算、見たことあります?』
「私を雇ってくれなければ、おしゃべりワンワンを渡すことは、出来ない。」。津曲は、突然の申し出に、驚くだけでした。
律、すずめのアイデアに驚く
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
「本気、なんか。あんたは、開いた口もふさがらん。」と、晴。「カンちゃんに、スケートをやらせたい。」と。すずめ。
喫茶「ともしび」です。「あいつは、何考えとる。」と、律。
「じゃあ、律さん、写真は、このサイズの2枚組で。」と、麗子。「ああ、父に伝えます。」。健人と麗子は、結婚式の写真を弥一に撮ってもらいます。
「もうすぐやね、健人君と麗子さん。で、今度は、すずめちゃん、何企んどる。」と、まさこ。
すずめ、カンちゃんにスケートをやらせたい
「あいつは、また、東京へ行く気や。」と、律。「私、少し心が痛みます。センキチカフェを私と健人で占領してしまって。」
「それに、つくし食堂は、里子さんもお手伝いに来てるから。すずめさん、居場所が。」と、麗子。
「いや、大丈夫。あいつに、消去法はない。仕方ないからこうするというのは、あいつの辞書にはない。東京へ行く理由は、たった一つや。」
「カンちゃんに、なにがあっても、神宮でスケートやらせたかったんやと思う。」と、ブッチャー。
より子、律と話しにやって来る
律に、ケイタイの着信です。妻の、より子からデした。律は、店を出ました。「ああ。もしもし。」「なんか、騒がしい。」「来月には、そっちへ戻るから。」
「そのことなんだけど。ちょっと、お話が。明日、そちらに伺っても、いいかしら。」と、より子は、いつものように、冷静な口調で言いました。
半分、青い。129話ネタバレ、感想
なんと、津曲は、岐阜犬の話をまとめて来ましたね。相手は、大手のおもちゃメーカー、トイギャラクシーです。
しかし、岐阜犬のデザインは、かなり違っていましたね。それに、ネーミングの「おしゃべりワンワン」って、んあだか、そのまんまですね。
まあ、しかし、売れれば何でもいいのですが、譲渡契約ですか。300万だと、カンちゃんのスケート費用には、足らないと思います。
売れるのだったら、マージンを取った方がいいですね。大ヒットすれば、大儲けできます。
すずめは、これを機に、再びと東京を目指しています。さて、次の幕が開くのでしょうか。
半分、青い。129話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 花野:山崎 莉里那
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 草太:志水 透哉
萩尾 弥一:谷原 章介
萩尾 律:佐藤 健
萩尾 より子:石橋 静河
西園寺 龍之介(ブッチャー):矢本 悠馬
西園寺 菜生: 奈緒
まさこ:ふせえり
西園寺 麗子:山田 真歩
健人(けんと):小関 裕太
津曲 雅彦:有田 哲平
加藤 恵子:小西 真奈美
語り:風吹 ジュン