半分、青い。132話(第22週「何とかしたい!」)です。すずめから渡された、ワコさんの手紙を律が読みます。そこには、ワコさんの律への想いが、綴られてrいました。
律は、より子と話します。より子も、胸中を語りました。
すずめは、アメリカに行くことになった律に、さよならを言うため、マグマ大使の笛を吹きました。
半分、青い。132話ネタバレ、あらすじ
すずめは、ワコさんから預かった、律の母子手帳や育児ノートを律に渡しました。律と弥一は、一緒にノートを見ます。
そのノートの中に、ワコさんから律への手紙が、挟んでありました。「亡くなる1週間前だな。」と、弥一が、言いました。
すずめ、晴と弁当の準備をする
すずめと晴は、台所で、いなり寿司を握っています。「ほうか、律君に渡してきたか。」「うん。私も律も、また、ふくろう町から離れるでな。渡さな、しょうがない。」
「また、行ってまうな。」と、晴。
律、ワコさんからの手紙を読む
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
律は、自分の部屋で、ワコさんからの手紙を読みます。「律。お母さんは、あんたのいいお母さんやれたやろうか。はなはだ疑問や。自信がない。
でも、あんたが生まれてきて、育ってくれて、私の人生は、何倍も豊になった。感謝しとる。あんたが、愛おしい。可愛い。時々、勝手に東京や京都に行ってまった時は、憎らしい。フフ。
律。お母さんは、ずっといます。見守っとる。あっ、また、金八先生みたいやて、怒られるやろうか。あんたが、泣かんように、あんまりいいこと書かんで逝くね。
頑張りなさい、律。あんたは、生きとる。そして、生きていく。大丈夫や。律へ。母より。」
律は、ワコさんからの最後の手紙を読んで、微笑みました。
すずめ、家族で丘の上に登る
引用元:http://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/
楡野家は、みんな揃って、見晴らしのいい丘の上の原っぱに来ました。「ああ、いい天気や。「ほんとやねえ。」みんなで、お弁当を食べています。
「あっ、ここで糸電話をやったよね。」と、すずめ。「よう、覚えとるよ。」と、晴。
すずめは、仙吉が、「廉子さん、元気か!」と、糸電話で叫んだことを、思い出しました。
その時、丘に、爽やかな風が吹きました。「アッ、いい風が吹いたね。つかまえたなる風やった。」と、晴が、ニコニコしながら言いました。
律、より子と話し合う
律は、より子に会うため、新幹線で大阪に向かいました。「急に、どうしたの。ビックリするよ。」「話したくなったんだ。」
「俺、調べたんだ。翼の学校。2年間、海外にいても、編入できる。スタンフォードの近くには、こんな学校がある。」と、律がパンフレットを出す。
より子が、インターナショナル・スクールの資料を見る。「俺が先に行って、整えるから、翼を連れて来て欲しい。」
「もう一回、やり直したいんだ。」と、律は、初めて、より子の顔を見ました。「どんどん、嫌な奥さんになっちゃって。」
「いつまでも怒らないあなたを、怒らせてみたくなった。私は、あなたと結婚してから、ううん、あなたに出会ってから、ずっと、寂しかったのよ。」
「ごめん。」と、律が、謝りました。
弥一、すずめに律のあめりか行きを伝える
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つくし食堂に、弥一が来ます。「珍しいね。」「今日は、一人やで、食べに来た。」
「はい、お待たせしました。」と、すずめが、運んで来ます。「すずめちゃん、律、アメリカへ行く。半年後には、より子さんや翼も呼ぶつもりや。」
さっき、電話があった。より子さんとも、うまく話が出来たみたいで。」「ほうか、良かった律。よかったな、おじさん。」
「すずめちゃん、ありがとう。ワコさんが亡くなった後、律を助けてくれた。いてくれるだけで、律は助かっとったよ。」
「律は、開発しとるロボットに、耳にハンディがある人をサポートする機能を搭載しようとしとる。すずめちゃんのことがあったと、思っとるんよ。」
すずめは、左耳を触りました。「律は、小学校のころ、私がいじめられているのを見とった。助けてくれるときもあった。」
「助けられん時は、私と同じように、耐えとった。よかった。律が幸せやと、私も幸せや。」。厨房にいる晴の目に、涙がこぼれます。
笑っている宇ん太郎の目にも、涙が溢れていました。
すずめ、律に川原で別れを言う
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夜、すずめは、カノと一緒に寝ています。すずめは、天井の竜のしみを見ます。「竜や。また、さよならやな。」「さよなら、言わなきゃ。」
朝、律が寝ています。「ピー、ピー、ピー」と、笛が鳴りました。律が目を覚まし、2階の窓を開けます。すずめが、いました。「お前、いくつや。」
すずめと律は、ふくろう商店街を歩きます。そして、いつもの川原に行きました。「これ、カンちゃんに貰った。」と、半分青い笛を吹きました。
すずめは、律に抱きつきました。「5秒だけ。許して。」「律、数えて、5秒。」。律は、前を向いたまま、数えました。
「フフン、4秒目、長いな。」と、すずめが、笑います。律は、向きを変え、すずめを抱きしめました。
「バイバイ、律。」「頑張れよ、すずめ。」「お前もな。」。二人は、抱き合ったまま、微笑みました。
半分、青い。132話ネタバレ、感想
律とより子の関係が、よく分かりましたね。律は、すずめとは、ある程度しゃべれるのですが、基本的には、思っていることをハッキリ言えません。
夫婦ですから、良いことも悪いこともありますね。でも、律は、そのどちらも言葉に出して言えないのだと思います。
だから、より子は、怒らせようとして、どんどん嫌な女性、嫌な妻になっていったのですね。
ある意味、律は、優しすぎるのかもしれません。しかし、優しさも度がすぎると、不幸になるのですね。
律は、より子と改めて話して、家族でアメリカに行くことになりました。これで、うまくいくといいですね。
さて、すずめは、再び東京へ行きます。アイデア商品は、成功するのでしょうか。
半分、青い。132話キャスト
楡野 鈴愛:永野 芽郁
楡野 花野:山崎 莉里那
楡野 宇太郎:滝藤 賢一
楡野 晴:松雪 泰子
楡野 草太:志水 透哉
楡野 仙吉:中村 雅俊
楡野 里子:咲坂 実杏
楡野 大地:田中 レイ
萩尾 弥一:谷原 章介
萩尾 和子:原田 知世
萩尾 律:佐藤 健
萩尾 より子:石橋 静河
健人(けんと):小関 裕太
語り:風吹 ジュン